2017-01-01から1ヶ月間の記事一覧

老いのひとこと

「失PZレジン前装金属冠」+「歯冠修復及び欠損補綴」=四連結差し歯治療 お蔭さまで差し歯治療は完了し処置経過も良好なのでお礼の御挨拶に歯医者さんのもとへ報告に行った。 処置台にてお口を開けたら豈はからんや先生は右下奥歯に入れ歯を施しましょうと…

老いの回想記≪128≫

その七 いばらとて 花芽つきしや 高尾台 道場訓 将中の木村校長は少なからず私の傷心の意中を察して異動希望を受理してくれた訳なのだからその意を汲んでわたしなりに意気込んでこの高尾台の剣道場の床に立つ必然性を素直に感じ取らねばならなかったのです。…

老いのひとこと

痛くはないかと云われればやはり痛い。 痩せ我慢をして何になると云われればその通りで家で炬燵に潜り渋茶をすすりながらテレビでも見て居れば良いものをそれが出来ない。 この寒いさ中によたよたとお年寄りがお独り広い館内をうろつき回る。 決して見映えの…

老いのひとこと

銭金の問題ではない、手前の前歯が甦ったのだから手放しで喜ばねばなりません。 仮に万余の支払いがあったにしても背に腹は代えられないという諺通りなのです。 それにしても、莫大なる高齢者医療費の負担増が とかく問題視されるご時世にあってやはり御多分…

老いのひとこと

歳の所為にはしたくないがやはりこれは少々可笑し い。 家内も純然たる後期高齢者の仲間内、二人居ながら 二人とも物事を総合的に判断する能力にそろそろ支 障をきたし始めている。 新聞の折り込みチラシを見て此のオイルヒーターな ら使い様があると家内は…

老いのひとこと

町会の新年会が近くのお店を貸し切って催された。 道理で午後3時30分が開催時刻と随分早いのもよく分かる。 終了は5時とこれまた早かった。 お店の開店営業に支障がない時間帯を設定されお見事でした。 バイキングのお味や品数もさることながら何よりも…

老いのひとこと

無断掲載 週が明けても依然として痛い。 何かの拍子によって座骨神経に激痛が走る。 整形のお医者さんも考えたが絶対安静と鎮痛剤の注射よりも少々の困難に耐えながらも自力更生する方がましだと決めた。 ペタル操作は右足だがブレーキを踏んでも患部を刺激…

老いのひとこと

齢甲斐もなく威勢のいいことをぬかしやがるわたしではあるが昨日の事予期せぬアクシデントに見舞われてしまった。 此れまさに天罰、ザマ―見ろと言われても仕方がない。 突然、右脚に電気が走り身動きが取れない状態に陥った。 偏屈者は椅子に掛けるより椅子…

老いのひとこと

リングマジックで知られる法話のマジシャンからの面白い講話を聞いて参りました。 とても為になりそうな有り難き御説教に違いはありません。 とは言え、やはりどうしても論理的に明快なる理解が伴ったわけではないのです。 凡夫なるがゆえに只何処となく何と…

剣道はすごいぞ≪13≫

『剣道はすごいぞ』 ―伝統と文化を大切にしてよりよい日本国をめざそうー 昇段審査の在り方 剣の理法の修練の有無を体力と剣の技能のみで推し量ることにはいささか問題がありはしまいか。 況や人間形成の優劣まで査定するは越権行為に等しいと思う。 納得し…

老いのひとこと

歪と云おうか何とも野暮ったい不定形なる焼き物が仕上がったものだ。 此れこそはこの世に双つと存在しない珍奇なる器には違いない。 通い慣れた額四峠の剝き出しの地層から採取した天然の陶土こそが此の材料に他ならない。 此の粘土を手懐ける者は此の世には…

老いのひとこと

無断掲載 歳の所為でしょうか只何となく漠然としたモヤモヤ感が漂っているように思えてならない。 大国アメリカ合衆国が新大統領の下つつがなくスタートの日を迎える事ができるのでしょうか。 余りにも新奇なる新大統領なので地球の裏側の田舎の片隅の年寄り…

老いのひとこと

齢のせいか大事なことをすぐに忘れてしまう。 忘れぬように詰まらぬことだがしたため置くことにした。 *今枝直恒の七男 今枝七郎兵衛直玄は利常の命に従い高源院(利家側室お存の子お福の戒名)の養子になり名を前田七郎兵衛直玄と改むる。 *直玄の子 前田…

老いのひとこと

奇しくも予見が的中してしまった。 豪栄道関が琴奨菊関を肩透かしの技で仕留めてしまった。 琴奨菊関は手痛い黒星を喫してしまった。 実は此のわたしにも・・・ 仕事に追われ齷齪した現役の頃なら身辺に齎される些細な雑事には振り向きもしなかったでしょう…

老いのひとこと

鳴り物入りで超ど級寒波の襲来を繰り返し繰り返し各局より報道される。 確かに原爆ドームまでもが雪に見舞われてしまいました。 14,15,16と居座り名足る東北の豪雪地帯にはしたたか齎されたがもう一カ所忘れてはいませんでしょうか。 兼六園の雪吊り…

老いのひとこと

墓地管理事務所で高源院に関わる前田家の墓地を管理する現在の持ち主を知りたいのでぜひ教えてくださいと低姿勢で願い出た。 ところがどうした事か取り次いでいただいた吏員の御方は余程腹の虫の居所が悪かったのか行き成り大声でどやされるではないか。 持…

老いのひとこと

文字列不揃い修復かなわず 富 岡鉄斎を尋ねて清荒神清澄寺へ参った折に資料館 にて素晴らしい秀作にお目に掛かれた。 郷土の大樋長左衛門らの作品にまじって荒川豊蔵作 の黄瀬戸六角酒盃が何故かしら目に止まった。 素人なりに魅せられてしまった、いや素人…

老いのひとこと

石段を 登り詰めれば 氏神ンさま 禅が峯 七十七段 寒修行 左義長に 氏子挙りて 賀を祝う 左義長に 雪なき風情 魔訶不気味 氏神様に初詣で序でに左義長へ行く。 正月の縁起物を焚べに行く。 しめ飾りにでんと構える橙は代々 ( だいだい )の子孫繁栄を願う立派…

老いのひとこと

あれからもう14年も経ちましたか。 次男がバンクーバーの教会での挙式に際し同伴したのが初めての海外行きでした。 11月ではあったが極寒の地バンフ―でのマイナス20度に耐える防寒靴を調達したことを覚えている。 お気に入りのスノーブーツでした。 去…

老いぼれの夕雲考《127》

夕雲流剣術書 小出切一雲 誌(53) 一雲は傲慢なる思上がりの自惚れに対しては辛辣なる毒舌を吐いて皮肉り蔑むのです。 また、一雲は大した勉強家であったらしく積非なる中国の言葉を用いているのです。 【然らば耳だこのあたり目巧のつみたる意識の智解を…

老いのひとこと

前歯の治療に行った。 仮歯を取りきれいに削って掃除し本歯の為の型取りをし再び仮歯を施して今日の治療は終わった。 完治は来月までお預けだがお蔭さまを持ちまして人並みの歯並びを喜ばねばなりません。 勿論、後期高齢者扱いで一割負担で済むのだが何時に…

老いのひとこと

決して盛大とまではいかないにしろ我ら鶴来日曜会の稽古始めが儀式に則りしめやかに執り行われた。 存続させることに意義があり参加すること自体にもっと大きな意義が在りはしまいか。 小人数ながらも同好の士が相集い打ち合った。 相手にして呉れて打たせて…

老いのひとこと

「棗」擬き「骨壺」を焼いた折りに蓋の部分の台座に宛がったのが此のミニ盃になる。 飽く迄も此れは台座としての置き物にすぎず盃ではないのだが盃の様にも見えて仕方がない。 素焼きされたものを本焼きで再び焼いているので完璧に焼成されている。 土は例の…

老いのひとこと

家内が台所を掃除していたらグルタミン酸ナトリュームが出てきた。 1キログラム入りの大袋です。 開封されてはいるが使った形跡が余りない。 家内はこのようなものは使った覚えがないという。 況してや買い求めた記憶は全くないという。 然すればわたしが業…

老いのひとこと

無断掲載 またいつもの悪い癖で物事を憶測で以って云々し尤もらしくものを言う。 実に怪しからん奴には違いない。 お正月には大阪から孫たちがやってきた。 小5の孫に書初めは此方で仕上げていけばいいと勧めたが書かなくてもよいのだという。 書初めはなく…

大阪の旅≪10≫

⑩上りの阪急電車で河原町まで出て家内の意向に従い芳春院へ行くことにした。 駅の案内所でバスの便を尋ねるがどうしたことか一向に話が通じない。 加賀前田家初代藩主利家の正室「まつ」のお寺だというがなかなか通じない。 暫しの問答の末、ようやく大徳寺…

老いのひとこと

ほんのしばしの滞在でした。 みんな揃って我が家の狭い居間にすし詰めになっておせちとくら寿司の盛り合わせお寿司セットをつつき合いながら倹しく倹しくお正月を祝いました。 白山さんの初詣は大渋滞は必定なので頭から敬遠し孫たち共通のお楽しみはもう手…

老いのひとこと

こんな些末なことで目くじらを立てたとて始まらない。 お正月の宴にお刺身を振る舞うに際し醤油が足りないという。 家内に仰せ付かって近くのスーパーまで出かけたことろまでは良かったが自転車を降りてポケットを探れば財布がない。 ガマ口を取りに家に戻り…

老いのひとこと

温暖化が云々されて久しい。 酉年正月を迎えたが辺りにはあるべきものがない。 路面乾き新春の陽射し生温かい。 いそいそと初稽古に顔を出す。 面も被りたいが身分相応に程ほどに為さねばなるまい。 齢を知れ恥を知れ。 肌を刺す斬れるような寒気は何処へや…

老いのひとこと

茶道とは無縁のものが「棗( なつめ)」を云々してしてもナンセンスです。 判り切ってはいるが敢えて「棗」のような姿かたちをした土の器を焼いてみただけなのです。 盛夏の頃に取り掛かり今漸く仕上がった。 約束通り閻魔大王様への手土産に致すのだがそれは…