老いのひとこと

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茶道とは無縁のものが「( なつめ)」を云々してしてもナンセンスです。


判り切ってはいるが敢えて「棗」のような姿かたちをした土の器を焼いてみただけなのです。


盛夏の頃に取り掛かり今漸く仕上がった。


約束通り閻魔大王様への手土産に致すのだがそれは取りも直さずトドの詰まりは吾輩の喉仏納骨用に代用いたすということに他ならない。


寸法が合わねば砕いて分骨いたせばいい。


苦労して作った甲斐あってちゃんと蓋も閉まるではないか。


色合いと云え肌合いと云え濃淡のバランスと云え第一全体の見栄えも抜群ではありませんか。


わたしの喉仏が納まる手製の壺に打って付けではないか、何ら過不足は御座いません。


準備万端整えり後は本番到来を待つばかり。