2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧

老いぼれの独り言

入試合格の祝報が届いた。 此の種の一報に接すことはわたしには随分と長い間なかった。 今漸くにしてこの世の春の何たるかを実感し得たのです。 小躍りするくらいに嬉しかった。 息が詰まるくらいに嬉しかった。 此の喜びを孫と共有できたことが嬉しかった…

老いぼれの独り言

袴田さんが生還しました 袴田さんの生還に思う 生還に涙する 生還に涙が止めどなく流れました 生還に震えました 生還に震える感動を戴きました 生還に憤りました 生還にひとり義憤におののきました 生還にネツゾウ・デッチ上げ怒り心頭に乗り上げました 生…

老いぼれの独り言

春を告げるシキミの花 余りにもお天気がいいので野田山をあちこち飛び回って程よく遊び疲れた。 昼過ぎに帰宅すれば町内に於ける訃報が一つ入っていた。 確かに四月一日の新年度発足までには間がある。 従って、此のわたしが受理し然るべき電話連絡網に載せ…

老いぼれの独り言

看護婦さんに憧れる孫娘は全寮制の高校に今春入学を果たし国家試験を目指し本格的にお勉強を始めるのだと意気込んでいる。 併せて、小学生の頃に経験した剣道のお稽古を再開させたいともいう。 初心者に立ち返り基本からもう一度叩き直してみたいのだと随分…

老いぼれの独り言

彼岸明けの24日、気の赴くまま自転車で野田山に向かいそこら辺りを散策した。 とてもいい日和ではあったが墓参の人影はなくキジかヤマドリらしき野鳥が地表を羽ばたくようにして物陰へと消えていった。 帰り際には、イタチかテンの類いと思しき小動物がも…

老いぼれの独り言

五か月振りに「ラジオ体操」に足を運んだ。 お彼岸を境に日毎に日も長くなりました。 なるほど、体内時計が正直に作動し始めのか目覚めがよくなりました。 体操への気力が甦ったのです。 総会を終え肩の荷もすっかり下ろされ気分は実に爽快なり。 今日は彼…

老いぼれの独り言

辛うじて町会長の職務をまっとうできた。 それは割振りされた当番表に従ったまでの事、決して本意と致すものではなかった。 それにしても傑作だった、当初は勢い込んでしゃしゃり出て無闇やたらと拍子木を打ち鳴らし駆けずり回った。 安眠妨害のお咎めやら…

ニュージーランド行き《5》

ニュージランド紀行 二〇〇六年三月二十六日~四月二日 ⑤迫りくる巨大な氷河の迫力はバス沿線では窺い知ることはできなかった。 気が遠くなりそうな氷河時代の神聖なる遺物を目の当たりにするにはトレッキングはおろか本格登山を試みない限り不可能なことだ…

老いぼれの独り言

まごの誕生日と合格祝いが重なって二重の喜びをわたしらは手作りの赤飯に託すことにした。 家内は1.5キロ袋で十分だというがわたしらに為し得る振る舞いは殊更なにもないではいか。 せめて、赤飯の量( かさ)を余計い目にしてやる他に為す術を持たなかろ…

老いぼれの独り言

掛け軸の 読めぬ字面や 彼岸かな 拓本を 掛け軸にして 春めでる お彼岸に 近猷 鉚を 誉めちぎる ご先祖の 銘文かかげて はる笑ふ 彼岸会に 碑文の字面を 解きほぐす

老いぼれの独り言

無断掲載 べにとしろ ふたつ開いた 梅の花 まごとまご 咲きほころびる 春の園 めでたさや ふたつ並びて 春が来た

老いぼれの独り言

扇台小学校の卒業式に臨席した。 とても素晴らしい卒業式でした。 言うに言われぬ大きな感動を頂きました。 惜別の情が昂ぶっただけではない。 卒業する一人一人がみな等しく、今日の日の自分の姿を堂々と誇らしげに表現していた。 その健気でいじらしい姿…

老いぼれの独り言

うめ 一輪 あとの つぼみも 咲き ならぶ まごと まこ われ さき 競ふ 春の園 ゆく 道は ちがえど やはり 剣の道

老いぼれの独り言

午前7時から午後8時まで正味13時間に及ぶ投票立会人の任務を滞りなく全うした。 いや、もう少し正確に云えば午前6時30分に投票場に集結点呼完了、投票締め切り後会場の備品整理後タクシーにて投票箱を開票拠点である中央小学校体育館に搬入し帰宅し…

老いぼれの夕雲考≪119≫

夕雲流剣術書 小出切一雲 誌(45) 殺戮行為が罷り通った時代に稀代の剣士夕雲と一雲は「天の理」と「人の性」を探し求め極め尽くさんと懸命にもがいた。 目に見えぬ唯一絶対の「道」に行き着き「道」を掴まんと懸命にもがき続けたのではなかろうか。 人…

おいぼれのひと事

知事選で「立会人」を仰せ付かった。 投票場にて、投票時に不正がないかルールに従い適正に行われているかに立ち会うらしい。 この「立会人」を不本意ながら承諾いたした折に重ね合わせるように思い出されたことがありました。 むかし、幾度となしに昇段審…

老いぼれの独り言

先日の役員会にて町内の育成委員と地区委員のお方から新一年生として入学されるお子さん方の名前をぜひ知りたいとの要請を受けた。 自分たちは一度小学校にお伺いを立てたが引き合ってくれなかった。 何か知る手立てはないものかと此のわたしに問い質された…

老いぼれの独り言

四十万の霊宝山にある蓮如上人の墓 無断掲載 3月10日の日は扇台公民館の運営審議会なるものがあった。 最後のご奉仕と心得て参加してみた。 数多の公民館行事が列挙されるなか心を引いたのが「男の生きがい講座」が開設されるというお話でした。 歩こう…

老いぼれの独り言

パレスチナのガザ地区の子供たちが震災犠牲者の追悼に凧揚げを 無断制裁 三度目の三月十一日がやってきた。 実は正直言って、未だに此のわたしは東北の地を見舞ってはいない。 実に不埒な奴だ。 不届き者だ。 良心の呵責に責め苛むる身なのです。 それで、…

老いぼれの独り言

春を告げる「フキノトウ」にお目に掛かった。 此のほろ苦き香りは、わたしには春一番が吹いたに等しい。 何時の頃からか、自力で春山に足を踏み入れ春の到来を肌で感じ取る余力も萎えてしまっていた。 そんな折に、ご近所のお方からお裾分けにあずかった。 …

老いぼれの独り言

3月8日は思い出したように雪が降った。 3月8日は大詰めを迎えた最後の役員会の日でした。 わたしには大役を全うする前段の大仕事の日でもありました。 過ぎ去りし一か年を名残惜しくも思う心情を「雪神さま」が斟酌なさったらしく、ものの見事に『なご…

老いぼれ教師の回想記《122》

青天の霹靂=その3 親の怠慢と愛情不足を棚にして子の非ざる行ないのみを親の一方的権限で以って攻め立て攻め抜く。 そこには、愛の鞭に名を借りた体罰がのさばり虐待と紙一重と思しき行為が平然と展開されたと云ってもよい。 愛情の発露がつい度が過ぎ暴…

老いぼれの独り言

役所の庁内に銀行が出店していて手際よく申告納税ができるようにちゃんと仕組みが整っていた。 さすが、その辺りは心得たものだ。 その帰り道に何となくふらっと「ダイソー」に立ち寄った。 ついていない時はこんなものなのです。 「泣きっ面にハチ」とはよ…

老いぼれの独り言

実にお粗末なお話だ。 笑い話にもならない頓馬な話しだ。 年金受給者が「確定申告」の還付金をお目当てにしゃしゃり出てしまった。 当初「e-tax」で自己申告を思い立ち本庁まで出向き電子証明書を内蔵した住民基本台帳カードを手に入れたまではよかっ…

老いぼれの独り言

「ふれあい体育館」に顔馴染みが出来ました。 七十半ばでわたしより少しお若い。 此のお方が最近毎日のように日参されてせっせと紙飛行機を飛ばされるのです。 完璧にマニアの域にあって只者ではなさそうだ。 まさに飛行機野郎だ。 まさにオールドボーイだ…

老いぼれの独り言

『先送り』することが馴れっこで何も感じない本当の常習犯なら他人が為す『先送り』行為に対しても何も感ぜずに平気で居られよう。 ところがどうも此の『前倒し』大好き人間はそうではないらしい。 よそ様が為す『先送り』行為に些か納得できずイライラして…

老いぼれの独り言

『先送り』の常習犯でありながら半面、融通が利かない几帳面すぎる堅物でもある。 極めて相矛盾する不可解なことだ。 よく他人様からは「A型人間」の典型例のようだと云われる。 『先送り』を為すほどの精神的なゆとりも余裕も持たない。 キメキメ過ぎて幅…

老いぼれの独り言

我が家には客人は来ない。 応接間はあるが用をなさない。 たまに誰かが来ても此処へは通さない。 紛れもなく我が輩の根城そのものだ。 PCがあってよくその前にへばり付く。 時を忘るるときもある。 此れがしごととは或る意味幸せ者だ。 何でもかんでも要…

老いぼれの独り言

此の鶴来の町には何故かしらある種の郷愁を覚える。 今この齢にして獅子吼眼下の弓場にて片時の憩いの場をもてあそぶのです。 後高颪が吹き荒ぶかと思えば春かすみにすっぽり蔽いかぶさった穏やかな日もある。 あれからもう既に半世紀以上の歳月が流れてし…

津田家のルーツを辿る≪7≫

7 金太郎と清三郎父子にまつわる驚くべき人脈とそのコネクションの彩りには只々唖然と致すだけだ。 此の両名こそは只ならぬ人物であった事を物語るのです。 凡そ推測したこととはいえ、大変大きな史実の一端を窺がわせるに足る貴重なる碑文であることを再…