老いぼれの独り言

イメージ 1
 
 
3月8日は思い出したように雪が降った。
 3月8日は大詰めを迎えた最後の役員会の日でした。
 わたしには大役を全うする前段の大仕事の日でもありました。
 過ぎ去りし一か年を名残惜しくも思う心情を「雪神さま」が斟酌なさったらしく、ものの見事に『なごり雪』を降らせてくれた。
 悲喜こもごもの得難き貴重な体験をたくさん戴いた。
 その体験の数々は紛れもなく『わが冥土へのお土産』と相成ろう。
 その意味で名残惜しくもあるわが心の内を今日の雪は奇しくもタイムリーに反映し代弁してくれたようなものだ。
 
 
 民話や伝説の中にも「雪神さま」は聞いたことがないという。
 雪おこしの雷鳴こそ華々しく轟いたけど今年の雪の降り様は真実少なかった。
 然すれば、此のわたしは「雪神さま」にも敬遠され毛嫌いされたに違いない。
 降雪量が20センチを目途に除雪車出動の要請を為さねばならなったのだが、兎にも角にも只の一度たりともその機会が訪れることはなかった。
 除雪業者さんには当て外れの現象ではあったが除雪の為の出費が完璧に免れたことは町会財政上からはおお助かりでありました。
 何ら貢献いたすところなかったが、せめて此の事でお役にたてたと思えば本望ではありませんか。
 
 春の淡雪はじきに消え失せるものなのです。