2023-04-01から1ヶ月間の記事一覧

老いのひとこと

先日のことと或る著名なる前衛書道の大家のお方が来沢為され拙宅前の路上に大した大作を揮毫されて行かれた。 名も告げずにそのまま立ち去られ惜しいことをしたものだ。 せめて色紙にサインでも戴きたかったのに失策でした。 と申し上げたいほど独創的な抽象…

老いのひとこと

近在のホームセンターにはカーマ―とかやまぎし等が点在し決してムサシは寡占企業であっても独占企業ではない筈だ。 ところが此のムサシ店はあたかも市場を独占したかのような傲慢な経営体質を宿しはしまいか。 故障した耕運機を車に乗せるに際しチーフ大西氏…

老いのひとこと

農作業雑記 其の一 5月の連休を期して茄子トマト胡瓜の植え付けを為さねばならない。 ブロッコリー白菜キャベツの跡地に先ずは雑草を退治してから米糠籾殻に苦土石灰をばら撒き其の上に手作り腐葉土を被せてやおら耕運機を入れる。 一発で始動し事もなく運転…

老いのひとこと

法律のことをからっきし判らぬものが物申す。 喜成議員が気掛かりだ。 警察は取り調べた書類を検察へ送ったのだとニュースは伝える。 法治国家なるが故に情実や温情は許されるはずがない。 さて検察官はその書類を見て起訴するか不起訴にするか決めねばなら…

老いのひとこと

蹲踞が出来ない。 もうそろそろ「引導を渡す」人が現れても可笑しくは無い。 「引導を渡される」日がいよいよ近付いたようだ。 いやいや、そんなものを渡される先に御自ら潔く身を退く勇断を為すべきではないか。 先見の明を以ってして心ある剣士ならそう在…

老いのひとこと

公務員の飲酒運転は懲戒免職に値しよう。 喜成さんは現場で摘発され事の重大性に気付いた彼女は自ら議員を辞職し党からも除籍され折角の政治生命を断たれた。 ところが此の喜成さんがライフワークとする貧困家庭を支える「子ども食堂」への愛着心が募り再度…

老いのひとこと

有田さんは試合には勝ったが勝負には残念ながら敗北を喫してしまいました。 双方ともに正義と良識を矢面に立てて戦いに挑んだが余りにも懸け離れた両者の力量の差は誰の目にも歴然と映った。 政治的識見も発言力も雲泥の差であり、どちらの政治家が日本国の…

老いのひとこと

真珠を散りばめたようなエッセイ集「抜萃のつづり」が大変気に入ったのでどれどれ若しや既刊の残部などあれば所望いたそうと厚かましくも図々しく問い合わせをしてしまった。 ところが2週ばかり経てども音沙汰がない、もう忘れかけていた或る日のこと突然宅…

老いのひとこと

鼎(かなえ)の2度目の挑戦、スムーズに行くかと思いきやえらく梃子摺った。 一晩寝かせて半乾燥させるべきところ気がはやるばかりに其の日の夕刻に貼り合わせた。 此れは拙いと気付いたが時すでに遅し如何ともし難い荒れ模様。 側面が弓なりに歪むやら接着面…

老いのひとこと

だし昆布を適当な大きさにハサミを入れ圧力釜で十分に煮立てて柔らかくし其の煮汁の中へ2センチほどに切った塩抜き芋づるを入れて真水にて再び煮立てて食べごろになるまでとろ火にかける。 其処へ料理酒と味醂を適量注ぎ醤油と砂糖で味付けをし再度圧力釜の…

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農作業雑記 林檎の花ほころびて 野辺にはひらひらチヨウが舞い 待つは脳作業うでまくり 其処には春が忍び寄る 其の一 姫林檎の木は今を盛りに咲き乱れる。 鬱陶しい雑草退治もたちどころに消え失せよう。 鬱陶しいプーチン国の民謡だがカチュシャの歌は別物…

老いのひとこと

無断掲載 何処にも確証はないがあの御方に大芝居を打たれ一発噛まされたような気がしてならない。 単純な脳作業しか出来得ぬものが尤もらしく憶測を独白する。 岸田首相襲撃事件は未遂で終わって良かったが自作のパイプ爆弾の破片が40メートル先にまで飛来す…

老いのひとこと

胃カメラの10年選手、呑み込み術もベテランの域に達した筈にも拘らず今回はむせて咳き込み背中を盛んに摩られてしまった。 軽度の食道炎と胃炎の爛れが在ったが摘出して精検に回すほどではないとの診断が下りた。 CT検査では取り立てて貴方の五臓六腑には…

老いのひとこと

昨秋にはさつま芋を収穫したのだが肝心の芋本体は不作で芋ツルだけがえらく繁茂した。 勿体ないことだと此のドケチは10L樽にギュウギュウ詰めにし真っ白く塩を被せ重しの下で一冬寝かせた。 三日間の塩抜き後煮物に混ぜて炊いてみたが硬くて歯が立たない。 …

老いのひとこと

長町界隈に建てられた明治41年創業の硬質陶器のメーカーが今日「NIKKO」と社名を改め白山市に営業する。 「FINE BONE CHINA」のブランド名で全世界に販路を広める。 偶々此の愛用のファインボーンチャイナのコーヒーカップにひび割れを来…

老いのひとこと

偉大な政治家安倍元総理のお膝元へ有田芳生が挑む。 横綱に幕尻が懸かるが如く誰の目にも無謀に映る。 勝負にならない勝負に敢えて勝負に出た有田芳生の心意気に惚れた。 安倍晋三は美しい国日本を夢見たと同じように有田芳生も次元の異なる美しい国日本を目…

老いのひとこと

無断掲載 ラジオを聞いていた家内が消魂しい声でテレビを付けろと叫ぶ。 NHKの臨時ニュースは緊迫したアナウスを繰り返す。 避難・避難・避難、直ちに安全な場所へ身を隠せと催促する。 8時を期してミサイル着弾の恐れありと実にリアルに警戒心を煽った。…

老いのひとこと

「抜萃のつづり」なる小冊子を読ませていただいた。 家内が知人より借り受けたものを又借りして読んだ。 いずれも著名人たちのエッセイのさわりの部分のエキスだけを小ざっぱりと編集してあるので実に読みやすい。 各々方が醸し出す美しい宝石をちりばめた玉…

老いのひとこと

よそ様のスナックエンドウにはもう鈴生りに花を付けているのに当家のエンドウ君は至って末生りで背丈が貧弱だ。 人並みに肥料を与え申し分のない好天に恵まれながらも育ちが悪い。 乏しい蘊蓄を精いっぱい傾けて其の原因が地表の乾きに気付いた。 連日の日照…

老いのひとこと

雪が降りそうになれば冬タイヤの支度をする。 雪が融ければノーマルへ切り替える。 のんびりしたものだ春が来たのを見過ごして今漸くにしてタイヤ交換に気付く。 学習効果が功を奏して最早超ベテランの域に在る。 七つ道具の中でも抜群の珍品が大小二本の木…

老いのひとこと

怒り心頭に発するとはまさに此のことだ。 好天のもと石踏みを終え桜に名残を惜しんで家に戻るや否やけたたましい甲高い声に何か知らぬが凶事を察知する。 耳を澄まして良く聞けば、家内はわたしの宝物を破損してしまったと云う。 精魂込め渾身の力で成形した…

老いのひとこと

我が家には珍しくゴージャスな鰹のお刺身だ。 通常、我が家の夕餉の主役は鯛か鰤かのアラで塩焼きか煮付けが定番でむしろわたしがそれらを所望いたすのが常なのである。 家内は偶には気を利かせて鰈や鱈の乾物が振る舞われるが昨晩は例外中の例外で鰹の叩き…

老いのひとこと

無断掲載 憲法改正に前向きな自公國維改憲勢力には「サル」呼ばわりされ「蛮族」とまで蔑まれては黙っては居れまい。 時宜を得たりと「小西発言」に集中砲火を浴びせ寄って集ってなじりより袋叩きにして狂喜する、まるでおサルのようで滑稽だ。 内実は複雑で…

老いのひとこと

自転車のペタルが回らない、そろそろ買い替え時期が来たようだと家内はいう。 物価が高騰し世知辛い此の時期に止むを得ないと思いつつも素人なりに点検いたせば確かにペタルが重い、回すのに大そうする。 ペタルの軸に油を差し様子を見る、車体を横にして油…

老いのひとこと

上座(かみざ)があれば下座があり上手(かみて)があれば下手があるように上手な歌い手や俳優さんが居れば何とも無様な下手糞な演舞者が居ることはどうしても否めない。 年がら年中絶え間なく休むことなく朝の6時半にはNHKのラジオ体操は欠かすことなく鳴り…

老いのひとこと

老いのひとこと

高尾城址の1000本櫻を愛でるまでは好かったが夜中に右足に痙攣が走り飛び跳ねた。 翌朝には全身が重々しく気だるい、年寄りの疲労は三日後に襲い来るというが此の現象は最早わたしはお年寄りの域を食み出してしまったようだ。 先が短いと悲観しつつも負けて…

老いのひとこと

富樫政親の遺恨が宿る古城、高尾城址の見晴らし台公園へ登って来た。 300段の階段を昇り詰め1100本のソメイヨシノの美観を此の目に収めて来た。 此れが最後、今年が最後だと肝に銘じつつ今年も登って来た。 昨年は膝の不調を来たし断念した家内も見事に復…

老いのひとこと

晴れマークがつづくが冷え込み厳しく空気が冷たい。 芳しからざる体調を囲いながらも石踏み公園へ今日も目指す。 額新町の歩道を行けば遥か前方に人影を捉える。 近付くにつれご年配の奥方のようだ、ローラーが付いたショッピングカートを引いていられる。 …

老いのひとこと

鼎(かなえ)と称する古代中国で鍋や釜として用いられた土鍋の類で通常大きさは高さ1メートルに達するものもあるという。 大阪の三男坊からプレゼントされた信楽土での記念作品として鼎に挑戦してみた。 わたしにすれば難易度は最高位になろう。 直方体の4枚の…