2021-10-01から1ヶ月間の記事一覧

老いのひとこと

幼き頃に犀川の河川敷でよく遊んだ真夏の思い出が今も甦る。 グズやウグイを獲ったりあべたり素潜りをしてよく耳に水が入ったものだ。 片足ケンケンで取れない時は河原に寝そべり太陽で温まった石の上に耳を宛がい上手に抜いたものだ。 最早ケンケンの体を為…

老いのひとこと

廃棄寸前の「知足の蹲踞」に手心を加えてみようとボンドEセットクリアを用いて補修を試みた。 手に取ってよく見れが反り加減が旨いことに左右対称に気付いた。 ヨシッ、とあることが閃いた。 額仕立ての木枠をハードオフ店にて入手し温存していたアイツと抱…

老いのひとこと

他人様のものを見るとつい手を差し伸べておねだりしたくなのは幼児と一緒ではありませんか。 クサギ屋敷の柘榴の実が見事に完熟し深紅色がむき出した。 恥を恐れず呼び鈴を押してみるのだが応答がない。 余り見かけないが確か家主の住人は居るはずだと日ごと…

老いのひとこと

地方紙一面トップ記事に早々と自公政権安泰の活字が躍る。 又しても人を騙し嘘を就き、はぐらかし隠蔽し、そして捏造する自公政権が存続するかと思えばもうやり切れない。 へなへなと力が抜け落ちる。 投票権行使の意欲も失い併せて政治への関心も消え失せも…

老いのひとこと

稽古を終え帰り支度を整えて駐車場へ赴けばキーが見当たらない。 さては置き忘れかと道場を捜すが無い。 そう云えば中学生の稽古を観覧席で見学したことに気付き其処ら辺りを隈なく探すが無い。 防具袋もひっくり返してみるが出て来ない。 稽古仲間のMさんも…

老いのひとこと

毎朝かならずPCのスイッチを押しYAHOOJAPANのホームぺージを開きわたしの一日が始まる。 すると此処のところほとんど毎日と云ってもよいほどに右画面にとてつもなく大きな岸田総理大臣のお顔がお出ましだ。 拙宅の居間にまでわざわざご挨拶くだ…

老いのひとこと

しばし剣尖の攻防あり 相方は素晴らしい体躯でしかも 三九を握る 遠間より図らずも我が正中線奪われや 間髪を入れずに先方の剣尖咽頭部に迫り来て みるみる膨れ上がり視覚に入った其の瞬間 我が脳天真っ二つに割られけり 御見事なり 一本頂戴と心がうなずく …

老いのひとこと

晩秋の紫陽花 季節の移ろいを肌で感じながら飛ぶ雲と風に吹かれるコスモスの花とを見、また小鳥のさえずりを耳に挟みながらそぞろ歩く。 我執や我欲、雑念妄想の世界から極力間を置き明鏡止水の境地をさがし求めてそろりそろりと歩く。 歩いている我を忘れ歩…

老いのひとこと

無断掲載 衆議院選が迫る。 投票率が低い、取り分け若年層が低い。 政治に関心がないのでしょうか。 無頓着で、もうどうでも良いと振り向くことさえも為さろうとはしない、それは何故なのでしょうか。 ところがその若年層の政治行動はどちらかと云えば変革を…

老いのひとこと

粗相を仕出かし狼狽するあまりにお医者様のもとへ駆け込む無様なさまを自己演出した。 そう云えば腹を抱えるほどの差し込む痛みがなかった事と差ほどの便意を催すことなく弛緩性の排便が在った事を併せ持つ原因を自分なりに考えて見たら若しかしたらヤーコン…

老いのひとこと

しっとりとした枯淡の味わい溢れし「知足の蹲踞」に大いなる期待を込めて見守ったのだがあにはからんや物の見事に裏切らてしまった。 哀れにも奇怪なるお姿で生誕されたのでわたしは身をのけ反らせてしまった。 期待の星は厄介なるお荷物と化した。 分相応な…

老いのひとこと

患者は医師からの治療や診療を受ける権利を有すは当然ながら逆にそれを拒否したり一時中断する権利もある筈だと思う。 ただし、中断したり拒否した結果被るであろう損失には此れまた当然ながら自己責任が生じましょう。 苦痛や危機的状況から解放してくださ…

老いのひとこと

恥ずかしながら夜中に粗相を仕出かしてしまった、其れも立て続きに二回も繰り返すとはさすがにショックだった。 別段腹痛を来たしたわけででなく便意を催す事もなく軽くやってしまったのだ。 水状の下痢であった。 ところがその二時間後に再び仕出かし大きな…

老いのひとこと

スマホがお空が青い訳を教えて呉れました。 太陽からの光は虹色の赤緑黄桃青藍紫(せきりょくおうとうせいらんし)の七色から成るが実際は白色なんだという。 太陽の光が地球の大気圏に突入すると空気の分子にぶち当たり夫々七色の光は散乱するのだと云う。 と…

老いのひとこと

自分の思い通りに事が運ばずに歯がゆい思いに駆られることは多々あるが取り分け此の三つが厄介だ。 ヘモクロビンA1Ⅽの数値と腰の痛みと早歩きになる。 此ればかりはもう如何ともしがたい我が生涯の難物となってしまった。 掛かり付けの先生からこれでは埒…

老いのひとこと

作業最終日、12点の自作品に目を配り総点検を施す暇なく慌ただしくも残務の整理にあたふたと精を出す。 釉薬の重ね掛けを心積もりして来たが既に薬は片付けられ仕方がないので弁柄を取り出し筆にて塗りつぶし霧吹きで吹き付けるも果たしてどのような仕上が…

老いのひとこと

無断掲載 無断掲載 蘇山と碧海との接点を求めて近世史料館へ参ったがやはり空足同然に終わった。 でも「勧業博覧会への出品目録」の貸し出しに与かったことは了といたさねばならない。 明治年間に都合五回催された内国勧業博覧会に馳せ参じ応募した五千有余…

老いのひとこと

宣言解除に伴い鶴来剣道場も二か月振りに再開した。 其の間何分にも突然襲い来た右腕の「回内筋損傷」のダメージ大きく再起不能を覚悟したほどだった。 幸い施術師の魔力功を奏して奇跡の回復に辿り着けたのです。 今また道場の床を踏み鳴らす幸せを存分に嚙…

老いのひとこと

わたしに与えられた制限時間と云おうか持ち時間は10時から12時までの正味2時間しかない。 其の間に先週の忘れ物処理つまり底に付いた釉薬の拭い落とし作業を為さねばならない。 予め吸水スポンジと濡れ雑巾を準備したので難なく熟せた・ 次いで高台がな…

老いのひとこと

代表質問が始まった。 枝野さんと辻元さんが論陣を張った。 野党第一党からの主張すべき論点は余りにも多岐にわたる。 だからどうしても総花的にならざるを得ないがそれでも流石に超一流のプロの弁舌には心地よく聞き惚れた。 説得力を伴った説明とはまった…

老いのひとこと

東京8区がどうしても腑に落ちない合点がいかない。 曖昧なムタムタ感だけが一人歩きしこれではとてもじゃないかが政権をゆだねお任せするには参りません。 もう見ては居れない、目を覆いたくなる醜態を曝け出しましたね。 此れでは有権者はそっぽを向き政権…

老いのひとこと

不愛想なポチに口笛吹いて挨拶を交わし馬替の街外れに差し掛かるとほのかに甘い香り包まれてつい足元が吸い寄せられる。 「くさき」じゃなかろうかと図鑑を開けば「くさぎ」との間違いに気付かされた。 純白の四枚の花弁が十字形に開き長い雄蕊の中に一際長…

老いのひとこと

いよいよ季節も深まり今を盛りに秋たけなわの候と相成った。 草むらのかれらも此の世の春ならぬ此の世の秋を謳歌している。 耳を澄ませば微かに秋の音色がこぼれる。 木管五重奏ならぬ草菅五重奏の草の音色のようだ。 寄り添うように恰も抱き合うように「秋…

老いのひとこと

無断掲載 今日の新聞1面に明治の陶工諏訪蘇山の青磁が甦ったと伝えている。 無知の権化には蘇山の名は知るはずもない。 報道によれば諏訪蘇山は加賀藩士の子で明治6年(1873)に陶芸と学び九谷焼にも関わったと云う。 そして3年後の明治9年(187…

老いのひとこと

喪失感に苛まれ日々が虚しい。 PC上の知友朋友肉親らの者たちと取り交わしたメールの全てを失って仕舞った。 やはり寂しい、実に寂しい。 拙いPCとの関わりを辿る足跡を全て見失い路頭に迷う。 実弟と死の直前まで交わした貴重なる配信記録は何んと云っ…

老いのひとこと

TBS系の「ひるおび」に異色の面々が勢揃いした。 恵さんの温情と云おうか彼には武士の情けが相通じることを知らされた。 何分ご常連の田崎・矢代両氏にはほとんど出る幕が遮られてしまったのは驚きでした。 5チャンネルと8チャンネルとの視聴率の差異な…

老いのひとこと

セッポウ塾に身を置いて三か年も修行を積んだにも拘わらずからっきしスッカラカンで中身は全くの空っぽではないか。 粘土細工なら幼ナ児並みに捏ね回せるが問題は本焼きまでに至る釉掛け工程は全部を喪失し去り呆れるくらいだ。 悔しい、恥かしい、泣きたい…

老いのひとこと

大阪勤務の一番孫が半年振りに帰ってきた。 たくさんの土産話を貰ったし釣り具と植物図鑑の譲与の話を快諾してくれた。 そのうち必ず取りに来ますと確約して呉れた、やれやれ一安心だ。 昼食を共にしたあと突然墓参りを思い付いたので一緒に行かないかと誘わ…

老いのひとこと

九谷なら生地を作る人と絵付けをする人は別人になる。 われらが遊ぶ陶芸は粘土を捏ねて作る造形と釉薬を施す作業は一貫して一人の人物がこなす。 決して分業は成り立たない。 形を作り素焼きを為し愈々釉薬掛けの段階に入るや行き成り戸惑った。 色覚異常者…

老いのひとこと

無断掲載 お手紙で小五の孫から最近「BTS」に嵌まっていますとの知らせを受けた。 知ってますかとあるが此ればかりは知るはずもない。 BとTを入れ替えればと思うほど時流からの落ちこぼれをことさら嘆く。 韓国の人気アイドルグループだよという。 ジミ…