2021-10-05 老いのひとこと セッポウ塾に身を置いて三か年も修行を積んだにも拘わらずからっきしスッカラカンで中身は全くの空っぽではないか。 粘土細工なら幼ナ児並みに捏ね回せるが問題は本焼きまでに至る釉掛け工程は全部を喪失し去り呆れるくらいだ。 悔しい、恥かしい、泣きたいくらい情けないの一語に尽きる。 早速、図書館で入門書にがぶり付くザマからして挫けずに這い上がらんと藻掻くおのれの姿をおのれ自身が見出した。 おのれ自身に拍手を贈ろう。 先ずは考えられない程愚かなりし大失策の補修からになる。 底部に付いた一週間前の釉薬を果たして消し去ることが出来ましょうか。 さあ次週は天手古舞なら兎も角右往左往することだけは避けねばならない。 さあ、仕事の段取りを一覧できるように紙面に書き表したぞ。 さあ、自信を持って失敗を恐れず大胆不敵に釉薬を施すことをおのれに誓うぞ。 吸水スポンジOK 呉須・弁柄・筆OK 噴霧器OK さあ準備万端OKだ。 いざ参れ! さあ行くぞ!