2023-06-01から1ヶ月間の記事一覧

老いのひとこと

改めて自然史資料館へ赴いて「牧野富太郎の植物標本」の展示会場へ足を運んだ。 奇才なる人物像に接する滅多のない好機を掴んだものだと意気込んだ。 処があにはからんや些か気落ち致さざるを得なかった。 確かに「ミニ展示」と在る、形容詞ミニの通り間違い…

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天下のソフトバンク社を反故にしてローカルテレビ局金沢ケーブル社に我がブロバイダーを乗り換えた。 恰も其のペナルテイをわたしに課したがの如く早速違約金を要求して来た。 更にソフトバンク社の光回線の周辺機器一切を滞りなく所定の箇所まで返却返納い…

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雑草園顛末記 *コスモスがにょきにょき芽を吹きだし競うように背比べをしている。 オマセさんが居て形が幼くあどけないのに一丁前に一輪花を付けた、夏桜が咲いてくれた。 *知人に戴いたブットリアが見事な花房を儲けて呉れた。 *朝顔の支柱にしたら些か…

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これクスノキ 「雑草と言う名の植物はない」牧野富太郎先生の名言であると云う。 みな夫々に名前を持つ、誰しも路傍に自生する植物の名前を知りたい好奇心に駆られる。 手品師のように自由自在に其の名前が口から唱える魔力が叶えられはしまいかと此れまた誰…

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五分咲き・・・電柱が邪魔だ 今年も実に絢爛豪華な我が家のイトラン(糸蘭)が三本大輪を咲かせた。 実に難しいが分類学上はリュウゼツランや君が代らんとは極く親しい親類縁者の間柄らしいよく分からない。 二メートルを越える背丈の割には茎が細いので巨大…

老いのひとこと

体操会場へ赴けば見識のない奥方が近寄り此れ受け取ってくださいと小さな包みを手渡す。 仲間と小旅行へ行ったお印ですと「もちもちあんサンド」と「いちごショコラクッキー」を頂いた。 ちっちゃな小品ながらもズシリと重みを感じた。 当町会の彼らとは親し…

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農作業雑記 其の一 旬の初物を収穫した、たったの胡瓜一本と茄子二個に過ぎないが何ものにも代え難き貴重品だ。 早速家内は糠床を調達し我が家伝来の夏の風物詩、小糠漬けが食卓に載った。 此の世に斯くも美味いものが在ったとは、日本人である至福の一時を…

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初夏の風物詩の一つでもある「シラスの天日干し」が一面記事を賑わす。 見出しに「白いご飯が待っている」とあって何となく食欲をそそられる。 記者さんのお名前も載っているが此の取材記事に目を通し一つ合点のいかぬことに気付く。 肝心かなめの一番知りた…

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此のわたしもやがては此の世からおさらばして彼の世へと渡らねばならない。 三途の川をちゃんと渡り切れるように歩む鍛錬を為さねばならないとおのれに言い聞かせつつ日々石踏み公園へと急ぐのです。 石踏みは慣れたとは言えやはり痛かろう確かに苦痛が伴う…

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殊の外の吉報朗報に接す 遠藤數馬是三ゆかりの人物からの一報に 只々驚きの一語に尽きる

老いのひとこと

外回りコースは負担が大きすぎるので足踏み公園への直行コースを往復することにした。 すると随所に畑地が展開するので作柄を観察しながらの散策が可能になる。 外回りを薔薇一色で取り囲んだ箇所は取り分け興味をそそる。 白・赤・深紅・黄・大輪・中輪など…

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外歩きには杖こそ持参すれど努めて杖は付かぬよう心掛ける。 とは申せどやっとの思いで歩いている分際で在りながら僭越にも烏滸がましく面を被りて竹刀を握る。 週に一度の日曜稽古は野々市尚道館以来の慣わしでわたしに取りては生きる糧そのものになった。 …

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農作業雑記 其の一 苗床に種を蒔いてタマネギの苗を自家培養したのだが発芽率が思わしなく十分に育ったのは100株余りで不足分を種苗店より赤玉30株ほど求めて補充した。 ソフトボールの3号球サイズの巨大な成育優良児が居るかと思えばピンポン玉級の虚弱児も…

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雑草園顛末記 垣根の代わりをする枯れ木に纏わり付くように名も知れぬ植物がまるで競うように生育する。 ところが其れらは広葉樹である事だけは判るのだが紫陽花以外は皆目名前が分からない。 スマホで撮影し直ちにその場で名前が検索できるアプリでも在れば…

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二つの白磁器に納められた夥しきお骨は野田山墓地の後割甲に位置するわたしの墓の屍櫃(からびつ)(カロウト)に無造作に敷き詰められ、そして其の上に倶利伽羅峠で採取した山砂を覆い被せまさに我がご先祖は滞りなく大地にお帰り遊ばされました。 ただ此のご…

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雑草園顛末記 貧乏屋敷には似付かわしくない金魚鉢がある。 恰も我が家の住人のように二匹の金魚が住をたまわり居る。 メダカのような雑魚がいつの間にか10センチばかりの大魚にまで成長してしまった。 日毎夕刻には餌を宛がうのがわたしの勤めでもある。 …

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我が実弟の話に依れば当家の墓地の埋葬箇所が手狭となり古いものは地中奥深くに埋め込まれたらしくその数は20数体近くに及んだと云うから驚きだ。 でも今となればその確証の仕様がなかろう。 父忠勝没後に墓石業者さんが地中に埋もれたものを収集し白色磁器…

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高橋家本家の御当主から事情あって墓を譲り受けることになった。 本日は其の墓石の手直し工事の現場に立ち会った。 此の歳にして始めて本家の遺骨の実態を目の当たりにして驚愕し只々恐れ入った。 直近の実父と実母に継母の三体の壺には全く異論はないのだが…

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マキの木に からみて鉄線 わらいおる ハルジオン 寄り添いわらう ヒメジオン ヒマワリっ子 陽射しの下で 笑ってる

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素焼きの窯出し完了、九体共々五体満足な姿かたちで焼き上がって呉れた。 釉薬掛けは本日と来週の二回だけ、急がねばなるまい気が焦る。 大先生にもお手伝い願い六体は辛うじて塗り終えたものの一体如何なる釉薬を施したものか皆目釉のお名前が思いつかない…

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又しても場外乱闘、売り言葉に買い言葉の好見本が今展開される。 日本維新の会の馬場代表は立憲民主党を「叩き潰す」と豪語した。 今隆盛を極める維新は次期総選挙にて立憲民主党を叩き潰し野党第一党の座を奪い取ることを公言したも同然。 売られた喧嘩は買…

老いのひとこと

農作業雑記 其の一 容易く入手できる籾殻ではあるが無闇矢鱈と見境なしに畑に撒くと作物の成育に甚大なる被害が生ずる事が分かった。 其れを自分が実証したわけではなく、わたしの畑に隣接するお隣さんの失敗例を反面教師として生かしている。 粘土質の土壌…

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石踏み公園をぐるりと回り最後の辺りで小学校のグランドに差し掛かる。 体育の授業を遠くから参観する、50ⅿ走だったり障害物走で懸命にタイムを競う、時には団体種目の発声練習、黄色い声を張り上げるが最近の子どもは余りが元気がなさそうだ。 今日は業間の…

老いのひとこと

お向かいさんのゴミ処理のお手伝いをした其のご褒美のように黴だらけのすだれを失敬してしまいました。 地中に埋め立てられるには勿体なかろうと戴いてしまいました。 先ずは日向干しにしタワシでカビ落としをするがこびり付いた黒黴は手に負えない。 台所用…

老いのひとこと

農作業雑記 其の一 自家採取した落花生の種を教本通り一昼夜ぬるま湯に浸し二三日もすれば発芽の兆しが見え始めるはずにも拘らず一向にその様子がない。 ならば直植えしかなかろうと無肥料の新地に埋め込んだ。 上からビニールシートを被せ地温25度を保てる…

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NHKラジオ第一放送は毎朝6時半より始まる。 指揮を執り号令を発するのは当然ながらNHKで採用された正規の体操指導者に違いなかろう。 生憎ラジオなのでお姿は拝見の仕様がない。 凛々しいスポーツ着のお姿を想像いたす外はない。 寒い朝には白い息を弾ま…

老いのひとこと

今日は月に一度の「埋め立てゴミ」の日、4時半にはもう夜が明けたのを見定め早速取り掛かる。 前以って分別通りに紐結びしたものを抜き足差し足忍び足で慎重に足場を踏み締めながら堀家の裏庭より運び出す。 別段、悪事を働くわけでもないのにどうしても辺り…

老いのひとこと

わたしの外歩きは歩行練習は元より発声練習の場でもある。 わたしは寡黙を取り柄にして生きて来たのだが其れでは老化を速め認知症の危険度が加速しょうと彼の和田先生も指摘する。 然りとて用もないのに家内とべらべらと話す気にもなれない。 ならば散歩中に…

老いのひとこと

ほんの偶にと云うより只の一度きりだがよそ様からお声を戴いたことがある。 大概の皆さんは変な老人を気味悪そうに横目で睨んで通り過ぎるだけだ。 取り分け園児を引率する保母さんたちも敬遠気味に避けて行くのは実に寂しい。 今日は珍しくも中高年のお方か…

老いのひとこと

6時半を目指しいそいそと公園へ馳せ参ずれば今日は男性アナウサー、さあやるぞと意気込んだ其の途端ラジオは中断し臨時ニュースが流れる。 又も地震かと身構えれば北鮮のミサイル発射の警告音、直ちに避難しろと消魂しい連呼が鳴りひびく。 身の安全を計って…