老いのひとこと

       五分咲き・・・電柱が邪魔だ

 

今年も実に絢爛豪華な我が家のイトラン(糸蘭)が三本大輪を咲かせた。

実に難しいが分類学上はリュウゼツランや君が代らんとは極く親しい親類縁者の間柄らしいよく分からない。

二メートルを越える背丈の割には茎が細いので巨大な花房を持ち応えられずに今一姿勢がよろしく無いのは此れ止もう得まい。

一たび雨に見舞われれば哀れと言うしかない。

実るほどに頭を下げる稲穂のようには参らぬのである。

でも10日間ほど懸命に花の命を全うしたその姿は実に健気であった。

 

 

鬼ユリが次の出番を待っている。