2017-01-01から1年間の記事一覧

老いのひとこと

御多分に漏れず当市もゴミ有料化に突入しそうです。 最後の埋め立て処理日を迎え家内は躍起になる。 成る程、女性の方が斷捨離に適合すると云う通り惜しげもなく何の戸惑いもなく選別に精を出す。 有料化を前にして駆け込み需要ならぬ駆け込み処理ラッシュに…

老いのひとこと

故意に予約キャンセルを買って出たわけではない。 曜日を勘違いしたばっかりに豪い目にあってしまった。 口が開かない食事が摂れない最悪の事態に陥れど病院はわたしを受け付けてはくれなかった。 何をしても冴えない陰鬱だ、針のように尖った鋭利な牙がわた…

老いのひとこと

弱り目に祟り目と云おうか歳を取ればあちこちにガタが来ても仕方があるまい。 それでもなるべくは愚痴らないように平静を装うが此の際はどうしても我慢が出来なかった。 部分入れ歯の調整に伺えば虫歯の治療が先決だと麻酔を打たれれて歯の髄を抉り取られ石…

老いのひとこと

変な事にこだわる偏屈ジジイになってしまった。 リキもないくせにタイヤ交換を自ら買って出たり×××を日ごと更新したりする。 業者さんに任すなり文明の利器PCを駆使して印字すればよいものをわざわざ手書きだとしゃしゃり出る。 嘗ては賀状サンプルの新聞…

老いのひとこと

騙されやすい人は迷信に弱く糞真面目で弱り目祟り目で何かにつけ付いてない人が該当するらしい。 どうも此のわたしはそれに当てはまりそうな気がしてならない。 柔道整体師さんのテーピング療法がてき面に効いたと信じてしまった。 単純な人間なのでマインド…

老いのひとこと

市連の稽古納めは大事を取って遠慮した。 翌イブの日には万難を排して参列する。 鶴来日曜会稽古に他ならない、わたしにはこよなく愛しつづけける唯一の道場に他ならない。 確かに体調万全ではない、左足首と右腰にはスパイラルテーピングで武装は致すものの…

高知と京都をあるく≪8≫

高知に来て一見いたしき箇所に土佐英信流の宗家家元でのお稽古拝見があったが敵わぬ夢でした。 又もう一つ、歌に云うカンザシを買ったという純心なるお坊さんは竹林寺の僧純信さんであったという。 せめて31番目の札所でもある此の竹林寺の門前に立ってみ…

老いのひとこと

若い頃骨折でギブスと松葉つえの記憶はあるがテーピングの経験はない。 特殊な医療用のテープだろうが効能については何も聞かなかった。 ぐるぐる巻きではなく縦向きに10数条貼りつけただけだが霊験あらたかにして何かしら神仏の御利益を戴いたような有り…

老いのひとこと

足の具合は一進一退の繰り返し、鎮痛剤で紛らわせている内に2か月にならんとす。 足の痛みでセカンドオピニオンは通用しない、況してや主治医の先生に紹介状を依頼するなんて出来っこない。 それにしても余りにも治療が長引くので此の際だまってそっと接骨…

老いの回想記≪132≫

その七 いばらとて 花芽つきしや 高尾台 親として子のために推薦状を依頼し嘆願ししかも懇願しつづけた。 それは無理を承知で敵うはずもない徒事に過ぎなかった。 誰からも一顧だにされなかった。 わたしに為し得ることは日ごと書簡を送り安否を気遣い激励す…

老いのひとこと

少々痛いのを我慢してやわやわとあるく。 チャリよりあるいてしごいた方が効果が在りそうだがひょっとして逆効果かも知れない。 それでも凡そ3キロの道のりを杖を頼りにあるく。 尤も杖は携えるだけにしてなるべく突かずに虚勢を張りたがる、キザな奴だ。 …

老いのひとこと

愈々ガタが来たようだ、すそ払いをし正座の姿勢にならんとおもむろに左ひざを着床せんと腰を沈めるが踏ん張りが効かない左くるぶし辺りに突っ張り感が入って体よろけ右手で支えてしまった。 無念、とうとう此の時がやって来たかと観念す。 無理は禁物、見栄…

老いのひとこと

どうも付いていない御難の追い討ちです。足首の不調に入れ歯の不調さらに上歯のある箇所に繊維質のものが詰まる。 此れが意外と厄介もので挟まったものが隣の歯を圧迫してものが噛めない。 とても不快なので歯医者さんに泣き付いた らお医者さんはその先にや…

高知と京都をあるく≪7≫

高知市の郊外に仁井田という地名がある。 その鄙びた田園地帯の一角に武市半平太の生家でもあろう旧宅が佇む。 幕末以来の年月を経て土塀も朽ち果て耐久性高い土佐漆喰も土壁部分も崩れ落ち石組みが剝き出しになっている。 脇に手植えし冬柿が侘しくあるじの…

老いのひとこと

予期せぬ時に冬の晴天が訪れた、願ってもない儲けものです。 今年は冬の到来が早いと聞くので時期尚早ではあるがタイヤ交換を思い立った。 いい歳抱えて益してや体調不全のなか年寄りの冷や水とならねば良いものをと気を配る。 デイラーやGスタンドへ持ち込…

老いのひとこと

家内のもとへ日本年金機構より「振替加算のお支払いのご案内」という封書が届いた。 これは古文書ではないがまさに古文書同然でチンプンカンプン全然意味が通じない。 学のないものの悲哀です又しても情けなく遣る瀬無い重い思いに浸るのです。 何がなんやら…

老いのひとこと

孫の顔を見て物見遊山の小旅行を楽しめる果報者です。 痛み堪えてあちこち歩き鍛えたせいか何時の間にかカロナールなしにまで回復して呉れた。 温かい日もあってか膏薬も張らずに過ごせるようになり喜んだ。 処が今また遂に招からざるシベリア寒気団が忍び寄…

老いのひとこと

無断掲載 テレビで「壬生義士伝」をみた。 新選組の隊士に吉村貫一郎がいることすら実は知らなかった。 このドラマは此の人物の生き様が描かれていた。 あの当時の武士は勤王であれ佐幕であれ武士たるものの大義は天下国家を守ることであったでしょう。 とこ…

高知と京都をあるく≪6≫

桂浜へは車で行く、500台収容の広い駐車場もオフシーズンなので閑散としている。 お目当ての龍馬像を目指して杖を頼りにあるく。 痛いけどツラだけは凛と致さねばなるまい。 とうとう龍馬と対峙した、想像以上に大きく頼もしい。 参拾そこらの若造がよく…

老いのひとこと

無断掲載 町内会の野郎会で一杯やった。 皆の衆、御櫛は真っ白で見事な銀髪揃いばかりではないか。 御多分に漏れず当町会もふた昔みつ昔前のの壮年会をタイムスリップさせた宴会のようでした。 みな大口を開けて語り笑い呑み且つ喰らう。 久し振りに酩酊し…

老いのひとこと

年に一度の胃カメラ検診をいとうクリニックでお願いした。 物はついでに血液検査と腹部CT撮影もしてもらった。 例年通り内視鏡は麻酔なしに容易く受け入れることが出来た。 顕著な異変はなかったが一つ気掛かりなことを指摘された。 黄色腫を1個見付けた…

老いのひとこと

隣接する野々市市に立派な図書館が新装オープンした。 泉野図書館へ行くよりはるかに近い、散歩がてらに顔を出してきた。 広大な敷地に超近代的建物、モダンさを誇る。 間仕切りを取っ払い広々としたオープンスペース、目にする職員も閲覧中の野々市市民もえ…

老いのひとこと

久し振りに七瀬鯉の様子をうかがおうと鯉待橋から覗いてみれば水位が下がりねぐらの淵が干上がっているではないか。 此れでは彼女には安住の地たり得ぬ、如何したものかと近辺で鍬を振るう農夫に声を掛けてみれば、どうも上流へ独力で遡上し堰堤の淀みに仮住…

高知と京都をあるく≪5≫

宿に車を置いて市内を回ることにした。 まずは土佐に来てはりまや橋を見ないわけにはいくまい。 あるいて程ないところと聞いたが引き摺る足には結構きつい。 勿論、往時の播磨屋さんと櫃屋さんの面影は何処にもなかったし坊さんがかんざしを買う姿なんて捜し…

老いのひとこと

漸くにして部分入れ歯が仕上がり着用するが違和感が著しくしっくり来ない。 しっかり顎を上下させ噛み合わせをするが 我が口内に突然人工の異物が闖入したので拒絶反応を起こしたようだ。 今度は看護士さんが取り外しを試みるが取れない抜けません。 強引に…

老いのひとこと

取るに足らない馬鹿げた話ではあるがどうしたことか気になって仕様がない。 いつもお世話になるふれあい体育館の下足置場の棚の上に赤い幼児の運動靴が片方だけ放置されている。 どうして一足だけ置き忘れたのだろうか帰るに際し気付かぬはずがない。 片足だ…

老いのひとこと

認知症予防の健康セミナーに勇んで参加したものの帰り際に折角いただいた御土産の手提げ袋をものの見事に忘れてしまった。 参加した甲斐がなかったと云うべきか、それとも元々参加しても意味がなかったのかその辺はよく判りません。 済んだこととして忘れ掛…

高知と京都をあるく≪4≫

いい湯の後は是非ともお城を見たかったが時間の都合で割愛した。 賤ケ岳七本槍の一人、秀吉子飼いの武将加藤嘉明( よしあきら)築城の松山城は失礼ながら麓より見上げるに留めた。 なお調べてみるに同じ加藤清正とは同姓なれど他人同士と知った。 松山を後に…

老いのひとこと

採れたての瑞々しい野菜を仰山いただいた。 野沢菜と大きなカブラ大根それに巨大に育った源助大根とずっしり重い白菜をいただきました。 みなみな育ちの良い健康優良児ばかりです。 取り分け身の丈60センチほどに育ったお化けのような野沢菜には始めてお目…

高知と京都をあるく≪3≫

今治より国道317号線で松山に入る。 何と言っても道後温泉、是非とも湯に浸かりたい。 ナビには本館駐車場と指定したので容易く行けたが無料の箇所もあるので少し高台に留めることにした。 重要文化財の銭湯とは恐れ入る、格式高い明治の風貌をした「神の…