2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧

老いのひとこと

5万年むかしの此の地球上にはたった二人の人しかいなかった。 それから5万年を経た今日までに地球上に生息した人たちの総合計が1080億人に達するのだと云う説がある。 今現在の地球上の人口が75億人と云うから過去に此の地球上に生存した人数は10…

老いのひとこと

草木一斉に芽吹き新緑が躍動し始める。 ところが取り込んだ筈の琉球朝顔は一向に目覚める気配なく深い眠りにしずんだままだ。 根株も挿し木も死んだように眠りこける。 琉球育ちの寒がり屋には未だ朝夕の冷え込みが堪えるに相違ない。 その代わりでもないが…

老いのひとこと

連休を迎えんと云うのに未だに冬タイヤのままだ。 感度が鈍くなったものだ、季節感覚に疎くなったものだ、やっぱし齢だなあ。 ようやく重い腰を起こしオオゴシ・ぎっくり腰には細心の注意を払いながら慎重に徐に重い重いタイヤをしったてる。 誰しも援助の手…

老いのひとこと

中旬も過ぎれば春本番の到来、耕作意欲もようやく目覚める。 錆びついた腰を持ち上げて先ずは除草作業の開始だ。 しゃがみ込んで小まめに毟り取る悠長なことは性分がら此のわたしにはできない。 三角鍬で地表を掻っ攫う、農耕神は顔を顰めて居られるが一向に…

老いのひとこと

拍子木を打ちながら川沿いを行けば夜釣りに興ずる人あり。 恐らくは工大生だろうと覗き込めば魚類ではない、第一こんな浅瀬に魚が居るはずがない。 何んと驚く勿れ彼は釣竿の先の網でゴミのような汚物を掬い上げているではないか。 今時稀にみる優れた心掛け…

老いのひとこと

いよいよ春本番日中の気温も20度Cに近付けば足元に置くストーブも要らなくなってきた。 片付けるにはまだ早いと思いつつふと足元に目をやれば腰を掛ける椅子が何かしら異様に変色している。 ややっと思い近付いてよくよく見れば何と焦げ付いた痕ではない…

老いのひとこと

見上げれば全山桜色に染まった高尾の山肌が美しい。 今年もあの高尾城址見晴らし台から招待状が二枚届けられた。 あの階段を登る気力と脚力を温存させた甲斐がありました大いに喜ばねばなりません。 一期一会の気持ちを込めて今年も登ってきました。 去年に…

老いのひとこと

「地方自治は民主主義の小学校である」とはむかし何処かで聞いたような気がする。 金沢市の市議会議員さんの選挙が終わった。 来る日も来る日も色とりどりの街宣車が乗り入れお名前だけを連呼して立ち去って行く。 そりゃ賑やかなりし事この上ない。 処が蓋…

老いのひとこと

今日のお話は真宗大谷派のお坊さんだったので何時になくお参りが多かった。 と云ってもせいぜい十名ほどだがそれでも信仰の道に足を踏み入れられたと思しき面々であられた。 然すれば好い加減な宙ぶらりんは此のわたしだけだったかもしれない。 何となく肩身…

老いのひとこと

此れは只事では済まされない。 冗談では済まされないことになった。 数値が改善するどころか逆に悪化したではないか。 8.7から8.8へと突き放された。 さすがに参った此れはショックだ。 HemoglobinのみならずむしろTestosterone…

老いの回想記≪137≫

その八 ブーメラン 返る内川 春いずこ 竹に学ぶ 雑念を払う安易な策として私は校舎の窓からよく黙然と竹藪に目をやる。 医王の雄姿を背景に竹林がいやでも視界に入った。 紛れもない孟宗竹に違いはない。 冬の竹はどことなく項垂れ生気なくくすんだ色にみえ…

老いのひとこと

家に茶棚があるが家内の嫁入り道具ではない。 家内の母からの形見分けになる。 茶柿の天然木をふんだんに用いた百年以上の時代物に違いない。 今や在って当たり前の顔をしてわが居間にでんと居座る。 此の茶棚には茶道具は愚か只のガラクタしか入ってはいな…

老いのひとこと

当日午前中に額谷にて撮影 今を盛りにさくらは咲き誇る。 人はみな云う、平成最後のさくらを見納めたいとみなが云う。 案の定ご近所のT女史から電話が来て是非さくらを見たいと云う。 気を利かせてこちらから手を差し伸べて然るべきとは思いつつも先方より…

老いのひとこと

ご近所のミーさんからウマソイ海の幸を仰山いただいた。 小浦漁港で水揚げされたキトキト魚が産地直送でつい今しがた届いたと云う。 脂の乗り切った春鰯が10尾、未だに銀鱗が跳ねるほどに鮮度は至って良好。 更にメジマグロのお刺身は中トロ同然の絶品で…

老いのひとこと

日頃お世話になる体育館の管理人のお方から月刊アクタス号に関わる珍聞を耳にしたのも遂先日のことでした。 地域の有名広報誌に畏れ多くも老輩の顔写真が掲載されるとはいやはや大変な驚きだった。 そのほとぼりが漸く冷めた先日のこと同じ体育館に勤務なさ…

老いのひとこと

咲いてよし 散ってまたよし 花じゅうたん

老いのひとこと

枝野幸男さんが金沢に来ると云うので名鉄エムザ前まで出向いた。 恐らく「かがやき507号」に大宮駅にて9時46分に乗車されたのでしょう。 約束の時刻12時丁度に少しばかりの遅参でした。 随員なくまさに単身で乗り込まれた。 此の石川への熱い思い入…

老いのひとこと

寝付きは好い方でお子様並みに10時には床に就く。 小用の為一乃至二回はどうしても止むを得ない。 体時計に促され目覚めて障子を見れば明るく夜明けを知らす。 長針が20分を過ぎている今日は遅刻だ。 せめて第2だけでもやって来ようと慌てふためき着替…

老いのひとこと

夜回りもようやく板に着いた。 雨が降らない限り日没を待って出動する。 出るときはまだ黄昏時だが終える頃にはとっぷり日が暮れる。 行き交う人も少なく滅多と出会うこともないが出会ってもこちらから軽々しく挨拶はしない。 伏し目がちに通り過ぎるだけで…

老いのひとこと

今回の教養講座は立正佼成会のお坊さんのお話でした。 題目は「仏教に学ぶ災害の備え」とあり防災活動と仏教の教えがどのように関わり合うのか少しばかり興味を抱いた。 今日のお坊さんは災害救助のために阪神淡路・能登半島・東北大地震と渡り歩きボランチ…

老いのひとこと

体育館の東のコーナの隅っこにわたしの占用スペースが宛がわれる。 西側半面の背後に卓球台が数台並びいつも盛況だ。 本格派に混じって年配の奥方常連たちも打ち興ずる。 其の中にわたしのコーチャ格のIさんご夫妻が必ず居合わせ其の見事なるご精勤振りにい…

老いのひとこと

無断掲載 選挙前哨戦の要となる道知事選の結果が判明した。 午後8時と同時に鈴木さんの当確が出た。 大方の予測通りだったにしろ余りにも野党統一戦線の脆さ加減と呆気ない敗北には唖然とせざるを得なかった。 野党共闘とは名前こそ立派だが全く実情が伴わ…

老いのひとこと

わたしには殊更剣を語るだけの足跡は何ら持ち合わせてはいない。 ただ下手の横好きからぽつねんと嗜む。 今や週に一度限りの面を被る人となる。 此の日曜稽古でわたしの一週間が恙なく終える。 お疲れさん能く遣ったナ。 おのれ自身がおのれを慰労する。 先…

老いのひとこと

無断掲載 イチロー選手のフアンだったわけでもない。 でも日本人ならイチロー選手を知らない人はいないだろう。 此の選手の素晴らしさを評価しようとしてもなかなか格好の言葉が見付からない。 それほどの類なき大選手に違いはない。 スポーツ選手で在りなが…

老いのひとこと

不老長寿のくすりなんか在るはずがない。 在るはずもないのに浅はかなものです。 わたしは茶を飲むときに安物の茶葉と一緒にドクダミとヤーコンの葉っぱをブレンドして 飲んでみる。 道ばたで採取したドクダミと畑で育ったヤーコンの葉をパリパリに乾燥させ…

老いのひとこと

4月4日咲き初め 二輪咲く 春が来たよと 語り合う いま咲いた 待っていたよと おどる人 春弥生 滴り落つる 花の精 平成を 見下ろす桜 いとあわれ 平成の 世に咲く桜 眺めけれ 平成の さくら前線 淀めけれ 令和へと つづく桜の 樹命かな

老いのひとこと

元号が「令和」と改まった。 日本国中がお祝いした。 号外が出て、お昼のテレビ各局は一斉に改元一色に塗りつぶされてしまった。 国民総意に基づく象徴天皇に関わる一世一代の儀式なのだからみな挙ってお祝いすれば良いに決まっている。 出所が中国の古典で…

老いのひとこと

春先の七瀬川のほとりを歩く。 住み着いたはずの白い鯉の魚影は依然として行方知らずのままでした。 上流へ登ってはいないものかと河畔を辿れば枯葉敷く足元に可憐な野草が挨拶する。 此処にいますよ此方にもいますとあちらこちらから声が掛る。 清々しい気…

老いのひとこと

2019年12/15を以ってヤフーブログのサービス終了が告げられた。 また2020年1/14ウインドーズ7のサポートが終了しウインドーズ10への切り替え日が切迫する。 余りにも非情なる時流に為す術もなくあゝ哀れにも激流に身をゆだね濁流に沈みゆ…

老いのひとこと

三月晦日の早朝に一番孫は出立した。 その門出を祝福するかのように明けやらぬ夜空に祝砲が轟いた。 春到来を告げる春雷が三発地表を揺るがせた。 凄まじい雷神の神通力が地上に振り撒かれた。 孫たちにも等分された其の霊力が降り注がれたに違いはない。 床…