2015-07-01から1ヶ月間の記事一覧

老いのひとこと

猫の爪のひっかき傷で思い付いたのだがノーメイクのすっぴん顔に此の際思い切って厚化粧を施してみたら面白かろうとつい茶目っ気を出してしまった。 弁柄に色化粧土の鬼板を少し混ぜ込んでひっかき傷の部分に軟膏でも塗るように筆をなぞらせてみた。 掘り刻…

老いのひとこと

世の中には理屈な(金沢弁では「よくできた」の意味)お方はたくさん居られます。 でも、幾ら理窟な御方であってもふつうは齢と共に柔軟な発想が萎えてゆきだんだん貧弱になり堂々巡りが始まりくるくると空回りするのが落ちなのでしょう。 そんな中にあって…

老いのひとこと

言い訳はよろしくない。 余りの暑さについ白の一重木綿の稽古着を着用してしまった。 煮え立つ暑さでも藍染の木綿の胴着は常識であり基本中の基本でありましょう。 此の先人たちの教えをないがしろにした付けが回り天罰が直ちに下りてしまった。 例会の鶴来…

老いのひとこと

今を思う 五七五より 季語よりも 今は気合入れるのみ 新幹線に 乗ってでも デモ行進ゆめにみる 開いてびっくり 茂木健一郎あらわるる 勇気百倍むしゃぶるい なぜ隠す ひた隠しに隠ぺいし 臭いものには蓋をする 臭いものに蓋をする 何時かは国じゅう ガスだま…

老いのひとこと

7/25(土) ・朝飯、掻き込み7時出発 ・8時到着するも門扉締まる ・8時半受付、一番乗り ・9時土器作り体験のはじまり 中学高校の人類の歴史、土器の歴史を噛み砕き判り易く丁寧に話される、ご立派でしたお上手です ・2000年有余のタイムスリップ…

老いのひとこと

第4水曜日は大先生による講義の日である。 講義であると同時に各々方の作品の講評会でもある。 各々方はみな等しく先生のお目に叶うようにそれぞれ工夫を凝らして懸命に制作に当たられる。 大変結構なことだしこれこそが所謂切磋琢磨に他ならず先生も其処の…

新幹線の旅≪11≫

車が度重く行き交う国道沿いの狭き歩道を歩めばやがて開けた空間に建長寺があった。 同じ臨済宗のお寺ではあるが鎌倉幕府第8代執権北条時宗が建てた円覚寺は円覚寺派大本山で在ったのに対し此処建長寺は時宗の実父第5代執権であった北条時頼が宋の高僧蘭渓…

老いのひとこと

ラジオ体操の会場を町内の城谷公園に替えることにした。 夏休みに入り例年の慣わし通り「子ども会」が執り行うらしいのでこちらに参加することにした。 それにしても、ご多分に洩れず少子高齢化の煽りで確かにお子様の数はまばらで何としてもさみしい。 若き…

老いのひとこと

窯当番が又巡ってきた。 実働正味4時間の有り余る制作時間が宛がわれた。 此の度は「蓋付き捻り水差し」と洒落込んだ。 此れは、ずっと以前から挑戦してみようと温めていた腹案の一つなのです。 松任の中川一政美術館でみたあの画伯の力漲る作品に魅せられ…

老いのひとこと

雨が降ったり況してや雪でも積もればさすがに遠慮申して参加しません。 でも、隣町のラジオ体操常連隊の皆さん方はそれこそ雨が降ろうが雪が降ろうが槍が飛んできても三百六十五日間休むことなく続けられている。 硬い意志力と見上げた実行力に頭が下がるの…

老いのひとこと

イグノーベル賞に匹敵するような偉才の人物から とうとう直々に試作品の提供を受けたのでした。 ブランド銘は「SKYPANEL」という。 一見すれば小さな銅板をべニア風の木片で挟み込んだちゃちな代物ではあるが間違いなく映った。 最寄りの電気屋さん…

老いのひとこと

今年の土用の入りは7月20日らしいが既にここ二三日は猛暑日続きでもうとっくに土用稽古に突入している。 鶴来での日曜会有志の集いは丁度夕凪時熱気との戦いまさに汗との戦いそのものでした。 翌13日、防具着装こそないが弓にも暑中稽古在って然るべし…

新幹線の旅≪10≫

東慶寺は弘安8年(1285年)に執権北条時宗の夫人覺山志道尼というお方が駆け込み寺縁切り寺として女人救済のために創られたお寺であるという。 それ以来ずっと約600年間尼寺として在ったのだが江戸から明治期の廃仏毀釈により尼寺としての歴史に幕を…

老いのひとこと

自作のマイ骨甕をしげしげを通り越し更にまじまじと眺め回すにつれ何と理窟な作かと自画自賛したくなるのです。 自惚れは好かん、自慢話ほど人を喰った話はないので元々大嫌いなのだが敢えて矛盾を承知で逆に逆らってみた。 骨甕の蓋の部分に突起した把手が…

老いのひとこと

もう民主主義もへったくれもない、大人気なき手法で押し切り拍手と怒声で全てが決してしまった。 反対の声なき声と反対の人数をカムフラージュしようとプラカード作戦に打って出たが虚しく潰え去った。 その強行採決を明日に控える火曜日の夕刻にわたしも行…

老いのひとこと

七夕の日に角谷先生のピアノ弾き語り「セラピーコンサート」を聴きに参りました。 ふれあい体育館のロビーの張り紙にて7月7日午後1時より鶴寿園での開催を知りました。 現役のお医者さんでもあり取り分け音楽療法分野では県下の第一人者で居られるらしい…

老いのひとこと

無断掲載 あの採決の場で、プラカードを掲げて「民主」は怒り訴えた。 でも、あのプラカードの中に一枚だけでもよかった「自公」の非を咎めるだけではなく「民主」の至らなさが今日の日を迎えたのだから虚心に『国民に済みません』の悔悟の一枚があってもよ…

老いのひとこと

縁起でもないわたしの骨甕談義にとあるお方から反応を戴きました。 「此れは面白い」 「ハゲのおっさんの頭を摘まんで蓋を取る」 「此れは面白い90点です」とある。 本当は100点と致したいところ流石お前さんの厳粛なるエンデイングの場面に100点満点だと少…

老いのひとこと

糞真面目に終活の意味を込めました。 昨年度の野焼きのテーマ―を骨甕に絞って鋭意取り組んでみたのです。 ところが、どうしたことか大失敗に終わったのです。 まあ、善意に解すれば閻魔さんより“あなたの出番ではありません少し早すぎます”と断られたのであ…

新幹線の旅≪9≫

高歩院を後に東京駅に戻り横須賀線に乗り換えて大船駅まで行く。 地の利よく駅の真横に今夜の宿「ホテルメッツかまくら大船」があった。 たそがれ前で時間に余裕があるので明日の下見を兼ねて北鎌倉駅まで出向き「円覚寺」と「東慶寺」の位置を確認した。 確…

老いのひとこと

草むらに 子猫じゃれ合ふ とらの尾か 山路来て 岡虎の尾に こ踊りす トラノオの 撓るうねりや しおらしげ 寅の尾と だれが名づけし 夏の花 とらのおや いのちつきれば するりかな

老いのひとこと

あるいは来週にも採決が在るやに取り沙汰されている。 安保法制審議が大詰めに差し掛かる7月10日にして漸く対案が民主維新共同提出で特別委員会に掛けられた。 それに伴い何時もの総理をはじめ閣僚らの位置する答弁席に本日は見慣れない野党議員が着席し…

新幹線の旅≪8≫

東京メトロ丸の内線に乗り中野坂上駅に向かった。 駅員に「高歩院」の在り処を質したが解からないという。 住所を示すと地図が宛がわれ其れを頼りに捜すが解かり辛い。 道行く人に問い質すが何方も知らないという。 山岡鉄舟所縁の道場だというが誰も聞いた…

老いのひとこと

土曜日には窯当番が巡って來る。 8時30分より実働正味4時間に及ぶ絶好のチャンスがまた巡ってきた。 雪辱を期して再度「舟型深鉢」に挑戦することが適いました。 先回ははしたなくも潰え去った敗戦の屈辱を何としても払い除けねばなりません。 反省材料…

老いぼれ教師の回想記《125》

その六 石垣の 陰に潜みし 将中や 雑感 事務官に赤玉一善氏が執務された。 居宅は不老坂を上り詰めた所にあった。 実家は老舗の饅頭屋さんで金沢大学法文学部を出られて学校現場の事務職に身を置かた、やはりある意味では変り種であったのかもしれない。 小…

老いのひとこと

無断掲載 アメリカに負けました 五対二で負けました でも 双つも得点できたことは大したことだ 天晴れではないか 開き直り なりふり構わずに 身を投げ出して 身を捨てて 無になって戦った 戦った姿が尊かった 無になってサッカー精神だけで戦った こころだけ…

新幹線の旅≪7≫

6月23日火曜日、大手町駅にて東京メトロ丸の内線に乗り国会議事堂前駅まで急いだ。 今回のツアーのお目当ての一つに違いない。 岐路に立たされた日本国の将来をおもんぱかって国会議員の先生方は一体何をこそ語られるものか直にその息遣いを察知したかっ…

老いのひとこと

家の前の市道の一角に陥没をきたした。 その通報の直後に早々と市の委託業者さんが応急の処置を為されていかれた。 その後は何らの異変もなく経過致したのだが此の度市役所より本格的補修工事に入る旨連絡が入った。 ご丁寧にも工事案内のプリントまで準備為…

老いのひとこと

見るも無惨なお姿でわたしの「舟型深鉢」は焼き上がりました。 深い反省を込めて総括いたさねばなりません。 第一点 講師の諸先生方の忠告を受け入れることなく陶土形成時に色化粧土を施さねばならぬのに素焼き後に為したので着色に大失敗をしてしまった。 …

新幹線の旅≪6≫

ハチ公前のスクランブルを渡ってNHKを目指した。 ところが運悪く当日は第4月曜日だったので休館、 スタジオパーク見学は没になりました。 それでその足でテクテク歩みつづけ明治神宮の鳥居をくぐったのです。 正月年賀の人並みをテレビでは知ってはいた…