老いのひとこと

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あるいは来週にも採決が在るやに取り沙汰されている。


安保法制審議が大詰めに差し掛かる7月10日にして漸く対案が民主維新共同提出で特別委員会に掛けられた。


それに伴い何時もの総理をはじめ閣僚らの位置する答弁席に本日は見慣れない野党議員が着席していた。


学芸会の演劇を見るような気にさせられた。


ぎこちないセリフと無愛想な演出ではあったが民維両党が連携して巨大与党の壁に懸命にぶち当たろうと目論んだところまではよかった。


ただ、民主の質問者に答弁者は民主だけでなく維新も交えて着席した方がより効果的ではなかったか。


些かチグハグに感じた。


とにかく、有象無象の弱小野党が束になり一丸となってもおぼつか無い此の火急の時に実に見苦しい醜態をネット上の画面に晒してしまったのです。


此の重要法案を眞實廃案にまで繋げるには唯一野党各党の結束の度合いを政府与党に確と見せつけるしか手がないはずだ。


共産党の議員が質問席に立つと何と事もあろうに答弁席に座る野党第一党のお二人の方が質問者の発言をよそに不謹慎にも聞く耳持たずに大きなお口を開けて雑談哄笑の様が安倍さんのお姿の横に大写しされてしまったのです。


もちろん会話の内容までは伝わらないがあの特等席で失態を演じてしまったのだ。


わたしは此れには些か魂消てしまった。


これにて勝負ありと先を読みました。


国の安否を気遣う極めて良心的な国民的世論が盛り上がるその場面に唾棄するに等しい軽率なる言動に眉をひそめざるを得なかった。


あなたたちは一体何の為にあの雛壇如き答弁席にいたのか、わたしには全然わからない。