2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

老いのひとこと

前田家墓地の清掃作業に今年も従事してきた。 連日の暑さの所為か何時になく参加が少ない。 五つに班に割り振られわたしは4班、小学生を含めてわずか十名足らずで如何にも心許ない。 人海作戦が成り立たなかった。 わたしは熊手で地表に散り敷く落ち葉枯葉…

老いのひとこと

予備に持って居た降圧剤アムロジピン2.5mgを呑み切ったので本日より医者が処方したアムロジピン5mgに切り替えた。 朝食後8時過ぎに服用し此れにて血圧を気にする煩わしさから解放されたと安堵した。 何時もようにふれあいにて躰を動かしていたら何…

老いのひとこと

今日は浄土宗のお坊さんのお話でした。 法然の教えを判り易くはっきりした口調でお話された。 金子みすずの詩「私と小鳥と鈴と」やスマップの名曲「世界に一つだけの花」から人はみんな違った個性の持ち主でありみんなが違っていても其処には何らの優劣の区…

老いのひとこと

身勝手な判断で予定を変更いたしました。 問題は拍子木を打ち始める時刻です。 寒い内は5時であったものがだんだん暖かくなると同時に日が長くなり最近は7時も大分過ぎたころに出動した。 8時過ぎに夕食を摂れば10時就寝の者には食後の時間が短いようだ…

老いのひとこと

此の物見高い性分は幾つになっても治らない。 隣町の集会所で「ロコモ予防のための運動教室」に参加してきた。 何んと受付名簿につらつら目をやれば全員悉く年配の奥方ばかりだ。 此処は女性限定かと尋ねればそうではないと云うので緑一点を覚悟して厚かまし…

老いのひとこと

忘れぬうちに記録に残さねばならない。 鶴来の松さんの好意で稽古の様子をCDRに収録して貰った。 早速DVDドライブに装填するが一向に作動しない。 仕方がないので鶴寿園パソコン教室へ持ち込み閲覧し序でに静止画面の保存法を教えて貰った。 処がその…

老いのひとこと

市民病院が催すまちなかサロン健康講座へ参加した。 二回目になる、今回は「脳卒中にならずに元気に暮らす」で脳神経外科の科長先生からの直々のお話でした。 此の先生が脳外科手術の執刀の当事者で在られると思えば自ずと聞く耳も真剣味が益す。 圧巻は講演…

老いのひとこと

色んな趣味の持ち主がいる。 ところが仕事に追われ生活に追われて趣味どころではない御人も確かに居られよう。 でも仕事をば自分の趣味に仕立て上げればそれ程見上げた快挙はない。 此のわたし如きは有象無象に適当に生きて来た。 何一つとして極めたことも…

老いのひとこと

2018年11月30日 今日は5月22日、もう初夏だと云うのに殊の外肌寒い、長袖に上っ張りを引っ掛けて会場へ急ぐ。 朝一番の日課、ラジオ体操が始まる。 体を惜しまず元気よく首を回して振り向けば藤棚の下に人影が映る。 見れば幼き小児のようで何ん…

老いのひとこと

只今時の人として脚光を浴びる丸山穂高議員のニュースを拝見して真っ先に気付いたことがある。 大阪の孫が書初め大会に入賞し丸山穂高衆議院議員賞を戴いたことなのです。 栄えある賞状に違いない。 恐らく孫には終生の思い出として残ることでありましょう。…

老いのひとこと

其処に在るべきものがない、或る日忽然として姿を消した。 こころの中にぽっかり空洞が生じ虚しく悲しい。 俳聖芭蕉の名句 行く春や 鳥啼き魚の 目に泪 の情景と重なった。 晩春から初夏へと移ろう丁度この時期にわたしは鍬二本を失った。 芭蕉の世界とは無…

老いのひとこと

鶴来道場の剣仲間松さん収録のDVDを貰い受けた。 恐るおそる開いてみれば案の定目を覆いたくなる。 幻滅感が襲い来る。 やはり齢だなあ我ながら落胆あるのみ。 まざまざと老い果てし我が醜態を確認すると同時にそれでも明日のわが身を期して反省点を列挙…

老いのひとこと

久麻加夫都阿良加志比古神社の凄まじき忿怒相の神像を見飽きることもなく只じっと眺める。 此の寄り付き難き物凄い形相に魅せられた。 わたしは此の神像の虜になってしまった。 得体知れぬ此の魔物の中にわたしは自ずと足を踏み入れ閉じ込められている。 此…

老いのひとこと

県下にいながら久麻加夫都阿良加志比古神社を知らなかった。 在処も呼び方すら分からない。 其処で此の「くまかぶとあらかしひこ神社」について歴史博物館にて色々教えて頂いてきた。 此の神社が秘蔵する門外不出のご神体ならぬご神像を目の当たりにすること…

老いのひとこと

天に御座すあのお方からそれとなくご忠告をいただきました。 ほんとうに有り難いことです。 お前さんはひと様の畑でいい気になって鍬を打っているがそんな悠長な事ようできますなあと皮肉っぽくおっしゃる。 そしてお前さんは夜毎偽善ぶって拍子木を打ち鳴ら…

老いのひとこと

掛かり付けのお医者さんが予約制を取り入れた。 10時三十分を厳守して参れば何と名前を呼ばれたのが11時三十分。 文句も言えずに即座に血圧を計れば1回目150何某2回目160台が出て先生曰くアムロジンの効能を強めて2.5から5.0にした方が彼…

老いのひとこと

好くない出来事が連鎖反応するように続くのです。 家内が拭き掃除の折に手が触れわたしが大切にする陶器を割ってしまったと申しなさそうに言う。 高がわたしが焼いたにすぎぬ陶板なので大騒ぎするほどでもない。 「吾は唯足るを知る」確かに此の文字面にはそ…

老いのひとこと

善い事はつづかない家の前の側溝に柄を固定するために水に浸して置いた鍬が二本まんまと姿を消した。 既に耕作放棄宣言をした身であれば鍬なんて無用の長物に過ぎなかろうがおとましがり屋にしてみれば口惜しい限りだ。 いや許せはしない。 唐鍬と備中鍬で柄…

老いのひとこと

鶏(とり)が取り持つ縁でヤッさん農園の住人として 家庭菜園の醍醐味を随分長い間味わわせて戴いた。 野良仕事の労苦は並大抵ではないが必ずや報われる。 実りの果実を手にすれば苦労が消し飛んだ。 収穫の歓びが最高のメリットでした。 ところが園主たるヤッ…

老いのひとこと

何処の都市にも風致地区は在るのだろうが此処福井の街は此れ如何なものだろうか。 些か度が過ぎはしまいか。 在って無きが如きに有名無実化した福井市の風致地区条例にはビックリ仰天する。 何んと結城秀康公が築城したと云う福井城址のど真ん中に堂々と福井…

老いのひとこと

福井行きは電車の積りだったが孫の好意でカーナビを借り受けたので此の際思い切って車に変えた。 家内の道案内がよかろうと大まかな用い方操作のノウハウは家内が説明を受けた。 わたしは専ら運転のみに集中すべしと判断した。 ところがやはり齢でした家内は…

老いのひとこと

ゴールデンウイークのご利益にあり付きたいとの切なる思いを込めて家内共々福井市内観光へ行ってきた。 此処は素通りこそすれ足を踏み入れたことがなかった。 足が動く今の内に訪れて置かなければもう後がない。 親藩たる松平家の城下町をみてきた。 確かに…

老いのひとこと

令和時代に迎えた憲法記念日に観光会館まで出向き普久原さんのお話を伺った。 氏は辺野古問題で大揺れに揺れ動く現地沖縄のジャーナリストで在られる。 住民の民意がないがしろにされ踏み躙られる現地の生々しい声が直接伝わってくる。 日本国憲法の埒外に置…

老いのひとこと

野次馬根性丸出しに街中サロン健康講座に顔を出す。 演題が「筋肉の重要性と食物のコツ」・「姿勢と脳の活性化」と大いに関心を惹く。 往時の平和町商店街に会場があり定刻前にも関わらず既に満席ざっと五六十名の超ご高齢の奥方たちで埋め尽くされている。 …

老いのひとこと

雨上がりの農作業、四五日つづいた長雨が漸く上がり日差しが戻る。 玉葱が隠れるほどに繁茂する雑草をむしる。 丁度程よい湿りが作業を捗らせる。 百姓ではないが百姓並みに頃合いが掴めたようだ。 早すぎれば畝間が泥濘んで仕事にはならないし遅れて地表が…

老いのひとこと

死んだように眠りこけていた琉球朝顔が目覚めて呉れたようだ。 大方諦めかけていた命なのでことさら嬉しい。 小躍りいたす想いで胸ときめかせる。 歳を取ると子どもに返るとよくぞ言ったものだ。 此れ程こころ温まる天与の恵みに接しこころより感謝いたす。 …

老いのひとこと

??? 何時の間にか慣わしになってしまった。 我を張るわけのもなく況してや片意地を張っているわけではない。 然程の苦も無く素直にからだが付いてゆく。 そう云えば日が長くなったものだ。 日が暮れるのが日一日と遅れを来たす。 何時も御伴を致すのがわ…

老いのひとこと

無断掲載 片意地を張る偏屈者がいる。 わたしだけかと思ったがどうして立派なお医者さんまでもがそうであった。 渡辺昌先生の著書「糖尿病は薬なしで治せる」に出逢い我が意を得たりの気持ちを募らせる。 先生はがんセンターに勤務される名医で在られたが医…

老いのひとこと

確かに延々と果てしなく連休がつづく好いご身分です、わたしは毎日が休日です だから此の10連休にも拘わらずわたしには然程の感慨はなかった。 しかしよく降りました曇天ばかりでした。 お蔭で畑仕事もラジオ体操も夜回りも全部だめでした。 おまけにお世…

老いのひとこと

新天皇が即位された。 日本国中が湧き立ち新聞の活字が跳ねる。 朦朧とした眼には「見よ東海の空明けてキョクジツ高く・・・天地の正気ハツラツと希望は躍る・・・」と時代錯誤も甚だしき文言が脳裏を去来し瞼をこする。 軍靴の響きに鼓舞され少年時代を育っ…