老いのひとこと

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今日は浄土宗のお坊さんのお話でした。


法然の教えを判り易くはっきりした口調でお話された。


金子みすずの詩「私と小鳥と鈴と」やスマップの名曲「世界に一つだけの花」から人はみんな違った個性の持ち主でありみんなが違っていても其処には何らの優劣の区別はなくみんな等しく素晴らしいのだと言葉巧みに強調なされた。


ただ疎い此のわたしには此の前段の良いお話と御念仏を唱えることのご利益とがどう云う道筋で結び付くかがよく分からなかった。


況してや此の御念仏は大きな声を発すれば発するほどご利益が大きくなりますとおっしゃる所がわたしには猶よく分からなかった。


 


もう一つ「光明摂取の和讃」という古歌の歌詞の冒頭に“人の此の世は長くして~”の文言があるが古の往時には人の命は短くはなかったのかと質すればお坊さんは此の古歌が作曲された明治初年には既に食文化が欧米化され人の命は長くなったのだと説明くださった。


成る程そうかと納得できたようだ。