2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧

老いのひとこと

幕張メッセ恐竜館 あの頃あの小さいなりをしていたはずのあの初孫が晴れて卒業の日を迎えた。 そぼ降る氷雨の中ではあったが晴れ姿が凛々しく眩しい。 なりこそ小さかったが精一杯大きく見せようと小学校の運動会では応援団長を買って出たけな。 刺子胴着と…

老いのひとこと

桜が咲き一気に春が来た。 誰しも陽気に誘われて飛び跳ねる。 此のわたしも細心の注意のもと足首をそっと庇いながらの跳躍運動もこなしたぞ。 ラジオ体操で一日がスタートした。 いつもの館内でのお勤めもスムーズに進行した矢先、登り禅に際し僅か40セン…

老いのひとこと

無断掲載 国政を揺らがせかねない森友騒動で与野党が丁々発止のやり取りを展開する其のさなか、事もあろうに平壌と北京を特別列車が秘かに走り電撃的習・金会談が演出されてしまったではないか。 目尻を下げた慈父のような眼差しで息子ほどの若輩指導者と固…

老いのひとこと

無断掲載 佐川前局長の証人喚問はやはり案の定此の間の全責任を自ら背負い総理や財務大臣、総理夫人との関与を一切否定し現政権擁護にひたすら走られた。 おのれの保身よりおのれを犠牲にして国家を守った。 立派な心掛けだろうが国民の多くはそうとは思わな…

老いのひとこと

こころの痩せたこころの貧しい其のお方は味を占めたのか累犯を重ねられる。 魚の目にも涙ではありませんか。 ハヤやカモたちが泣いていますよ。 尤も、今回はガードレールに邪魔され路上にとどまったが何とカラスが其れを見届けたらしく早速撒き散らかせたで…

老いのひとこと

幾日振りかでキラキラ輝く陽の目を見た。 もう春です。 公園の蕾にもほんの微かに彩りを感じさせるが未だにまだまだ固いようだ。 ふと室内に取り込んだ桜の枝に目を遣れば何と一足早く蕾がほんのり色づき始めているではありませんか。 恥じらいを感じさせる…

老いのひとこと

タイヤの脱着作業を終えた。 老躯に鞭打ち自立自尊を貫いた。 此の成就感は満更でもない。 腰が病めるが此の程度の痛み吹っ飛ばす自己充実感にどっぷり浸かる。 天にも昇る想いが募り来る。 褒美をつかわそう。 つかわせねばならない。 一献やろう。 湯上り…

老いのひとこと

見失われたものがヒョイと目の前に現れたような気がする。 二年前に脱会したはずの六々会のメンバーから電話を戴いた。 ちっぽけな存在にも拘らずよくぞお声を頂戴したものだ。 頂いたご好意には快く応じねばなりません。 早速、案内されたギャラリー「心」…

老いのひとこと

つれづれなるままに当てもなくふら付けば図書館にいた。 新聞に目を通していたらふと「制剛さん」を思い付いた。 制剛流の生みの親、僧制剛に近付いてみようといろいろ書物を開いてみる。 ところが検索術が捗々しくなく良書に辿り付くことは敵わなかった。 …

老いのひとこと

何事も思いの通りに運ぶはずはなかろう。 他人様に知られざることを憂うのではなく自分に能無きことを憂えばそれでい良いのです。 ところが、それは能く分かるのだがなかなか自分に言い聞かせるは難しい。 とかく此の世は住み辛くむしゃむしゃして滅入ること…

老いのひとこと

大半はもう既に川下に流れ去った 川が泣いてます悲しんでます 魚やカモも泣いてます悲しんでます 或る日の事、横を流れる城谷川にビニール袋が置かれているのに気付きました。 二三日すればカラスが暴いたのだろう袋の中のモノが散乱し始めました。 家庭ごみ…

老いのひとこと

努力の割には成果に結びつかない。 じれったく腹が立つが一刻も早く愚痴の根を断ち斬り棄てねばならない。 主治医の先生はいつも忙しそうだし詰まるところは投薬を薦められるのが落ちでありましょう。 ふとMY知恵袋に気付いた。 「後期高齢者だがHba1…

老いのひとこと

「習うは一生」という金言が在る。 死ぬるまでお勉強、解からぬことに囲まれ此れを解きほぐすにはお勉強しかない。 此の事に苛まれつつも齷齪あくせく生きてます。 先日のことNTTらしきところから電話が入り現在加入の光フレツエを光コラボレーショウンへ…

老いのひとこと

春になって外歩きには地下足袋姿が定着した。 恥ずかしさも照れくささも全然感じなくなった。 にも拘らず未だ足袋自体が自分の足に成り切ってはいない。 何処となくしっくり来ないし歩いたと云う成就感が今少し盛り上がらない。 偶に都会へ行けば男も女も皆…

剣道はすごいぞ≪18≫

『剣道はすごいぞ』 ―伝統と文化を大切にしてよりよい日本国をめざそうー 本当の負け犬にならぬために 鈴木大拙先生は小出切一雲が著わした「夕雲流剣術書」を英文に表わし欧米に紹介された。 剣の極意が「相討ち」から「相抜け」へ昇華し浄化する事を逸早…

老いのひとこと

やっぱし朝の空気はおいしい体に沁み渡っていくのがよくわかる。 ネジを巻いた覚えはないが体内時計がようやく動き始めたらしい。 目覚めが好くなったのでラジオ体操へ行くことにした。 不思議なものだ躰が自然に動いて呉れる。 体操の手順までもが身体に沁…

老いのひとこと

彼岸入りには一週間早かったが野田山墓地を歩いた。 大樹の木陰にある墓地参道には雪はなかったが天空突き抜ける吹き曝しには未だ残雪が二尺近くもある。 カモシカでしょうかキツネでしょうか其処はケモノ道でもある。 同行するは此処野田山の主のような「ふ…

老いのひとこと

手持ち無沙汰にテレビをつける。 Eテレで歩行が難しくなった年配の方が顔を顰める。 数歩歩んでその場に佇むしかない。 此れわたくしと何ら変わらぬよくよく似ているではないか。 加齢に伴い脊柱管が狭くなって神経を圧迫するからだと云う。 痺れと痛みが同…

老いのひとこと

いつものコースの終盤近くで目にする山茶花の生垣です。 さほど珍しくもないがわたしのコースでは此の清閑な村落の一角が好きだ。 わずか四五間ばかりの空間にすぎぬが其処を彩ってくれる。 刈込の行き届いたこざっぱりした緑の壁が気に入る。 遠くからは緑…

老いのひとこと

ああ無惨 ああ無情 北陸の雪を軽んじた甘く見た。 此の星の暖冬異変を信じてしまった愚かさを今激しく後悔する。 「南天」だけは我が家に纏わる災難を転じて呉れる貴重なる「難転」植物だから例年の冬支度では殊の外手厚く雪囲いを施してきた筈だ。 それがど…

老いのひとこと

いち年前の3月11日をひもとけばあの頃の感慨いまや枯れ細りわたしにはもうない。 わが精気の風化明らかなれど311の風化だけは此れ絶対にさせまじと非力ながらも微力を注がねばなりません。 あの日から早や7年が経った。 何方かが申された。 “事故から…

老いのひとこと

一気にまさに駆け足で春がやって来た。 逸る気持ちに急かされてバイクを引っ張り出すが掛らない。 キック踏み込み脚力劣化で掛からない。 天を仰いで嘆いていたら通り掛かりの紳士が代わりましょうかと助け舟、助かりました掛かりました。 ひとシーズン振り…

老いのひとこと

車を動かしていたら街路樹の剪定作業中に出くわせた。 直ぐに其処はコブシ並木であったことに気付き車を空き地に止めた。 作業中の若者に声を掛け厚かましくも図々しく所望した。 若者は気前よく切落とした蕾の部分を分けて呉れた。 成る程、確かに歳を重ね…

老いのひとこと

今の段階では確かに海の物とも山の物ともつかない事ではありましょう。 それにしても行き成り余りにも急転直下に事態が動いたのにはびっくりした。 常軌を逸した怖いお兄さんと思いきやまさに君子は豹変するの例えの通り俄かに人が変わったようだ。 全世界が…

老いのひとこと

下駄箱の奥から地下足袋が出てきた。 ケースに入ったままで用いた形跡はない。 買い求めた者はわたくし以外考えられないがわたしには記憶がないし身に覚えがない。 困ったものです、恐らくは畑仕事にか又は真冬の体育館での防寒用に仕入れたに違いないが完璧…

老いのひとこと

孫の卒論を見せて貰った。 膨大な資料を駆使しながら一角の学者さんのような12000字余の一大論文に仕上げたではないか。 当初は字句の添削でもと思ったがそれどころではない。 斯くも難解なる学術論文に対し軽々に手を出すなんて老いぼれには出来っこな…

老いのひとこと

鶴来の剣友「やーさん」が制剛流居合を始められたらしい。 初めて耳にする珍しい流派なので興味を抱いた。 お聞きすれば尾張新陰流と関わりがあると云うので名古屋まで出稽古にとお尋ねすれば思いの外加賀市に道場があると聞いて此れまた大いに驚いた。 つい…

老いのひとこと

新聞の読者発言欄で春を呼び込む素敵な文章に出逢えた。 同い年の女性の其のお方は桜の折れ枝を題材に美しい文に仕上げられた。 雪の重みで敢え無く折れ果てた桜の小枝を採取し手厚く培養し生命を呼び戻し開花の手助けを為される健気な体験談でした。 ちゃっ…

老いのひとこと

ITからAIへ知らぬ間に止めどもなく進歩する。 ところが不甲斐なくも何もかもからっきし解からない。 コンピューターが機械を制御し自動的に物を生産する第3次産業革命はもう既にAIなる人工知能が各種データーを収集し解析して機械が自律的に働く第4…

老いのひとこと

八十路の峠を過ぎればそこは下り坂である。 おこたに入り茶でも啜っておればよいものをのこのこ出歩きわざわざ竹刀を振る。 見栄っ張りと云われも良い偏屈者と揶揄されても一向に構わない平気です。 此れがわたしの道楽と云う名のお勤めなのです。 先日は蹲…