老いのひとこと

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努力の割には成果に結びつかない。


じれったく腹が立つが一刻も早く愚痴の根を断ち斬り棄てねばならない。


主治医の先生はいつも忙しそうだし詰まるところは投薬を薦められるのが落ちでありましょう。


ふとMY知恵袋に気付いた。


後期高齢者だがHba1Cが直近には7.8%に及んだ。


ただ降血糖薬等は未だ使ってはいないがこのまま放置致しても宜しかろうか」と尋ねてみた。


間を置かずして絶妙の回答が届いたのです。


合併症を出さぬように気を付けて死ぬるまで逃げ切ってみられたら如何がですか」とずばり指摘される。


薬に頼ればどうしてもQOL(Quality of Life)=生活の質が低下しますよ」と忠告くださった。


これぞ目から鱗ではないか。


わたしはわたし自身の生きざまに一筋の光明が射し込んだ。


玄米飯三口主義を厳守し、昼夜食はうどん半球主義を励行し菜食主義をモットーに肉魚は選り好みなく発泡酒割りウイスキーか安物ワイン半カップで満足する。


外歩きと私案禅遊びに時を費やす。


処が此の涙ぐましい努力の甲斐なく数値は8%に届かんとする。


幸い今のところ網膜にも腎臓にも然したる神経障害も見当たらないので此の際あの長尾和宏ドクターの学説に従い高齢者優遇措置を遵奉致させて戴くことにした。


粗食に耐えて厭わず体を動かし無いオツムを絞り続けばわたしのQOLは充たされるのです。