2024-03-01から1ヶ月間の記事一覧

老いのひとこと

冷たい風を頬に受けながらも日ごとに花芽ほころび今にも咲かんとするが此の日も寒風がひゅひゅう過ぎる。 川面にはカルガモ群れ遊ぶが白き羽毛の異端児は見当たらない。 その代役に買って出たのかのように孤高の水鳥シラサギが一羽水辺に彩りを添える。 肌寒…

老いのひとこと

無断掲載 日曜日の夜、宛てもなくチャンネルを探ればN響に出くわした。 荘厳な合唱曲を演ずる。 殊の外大編成だ、みな真剣な眼差しで一糸乱れず声高らかに絶叫する。 耳劈くボリューム音が鳴り響く、楽器が奏でる楽師たちが躍動しながら全身でリズムを奏で…

老いのひとこと

無断掲載 国会審議で山本太郎さんから成田悠輔のことを聞かされた、質問通告がなかったらしく岸田総理にも聞き覚えのない人物らしく戸惑う様子が覗えた。 成田悠輔なる新進気鋭な経済学者が今喫緊の課題の少子化問題の最良の解決策はもはや生産性を喪失した…

老いのひとこと

楽器のようで楽器ではなさそうな得体知れない飾り物がある、多分大昔に家内が嫁入り道具として雛祭り用の置物を持参し其れが今以って茶棚に格納される。 鼓のようで鼓ではなさそうな女児の玩具のような置物を此の度は題材として遊んでみることにした。 たた…

老いのひとこと

突然、息子らの取り計らいで黄頭巾にちゃんちゃんこを着せられて家内共々祭り上げられてしまった。 恥ずかしながらも傘寿と米寿の悦びに浸った果報者に違いはないが実のところは何やかやと好き放題我が儘の掛けっ放しの家内こそが祝福される身ではあるまいか…

老いのひとこと

三男坊が1985年6月14日百万石祭りの当日の朝方雷鳥の人となり上阪した。 幾霜雪を経て椅子帳工技師として大成し業界では名たる人物にまで昇りつめた。 また掛け替えのない伴侶を得て一男三女の子宝にも恵まれる幸せ者なのだ。 其の彼が家族と共に故郷に錦を…

老いのひとこと

甲高い抜けるような槌音が鳴り響く、他人の家であれ夢と希望が混ざり合った心地よい響きが辺り一帯に響き渡る。 古式に則った棟上げ式なども現代風の工法ではもう姿を消し、最早昔話となっしまったのだろうか。 今や嘗ての其の趣きはない、細長いクレーンが…

老いのひとこと

「木を見て森を見ず」と言うではないか、超長生きする小菊を愛でた数日後に意外な発見をした。 遠目でガラスの瓶をしげしげ見れば白い髭のようなものに気付いた。 何と3センチばかりに伸びた根毛ではないか、長寿の秘訣が見えてきたのです。 水中の水分のみ…

老いのひとこと

今年の流行語大賞には「アベノリンリ」が間違いなくノミネートされるだろう、わたしはそう確信したい。 「倫理」という文字で表すには余りにも烏滸がましいのでそうしたのだと古賀茂明氏は明言する。 「モリ・カケ・サクラ」につづく「ウラガネ」政治が何の…

老いのひとこと

素足に草履を突っ掛け氷雨そぼ降る中しょぼしょぼと行く。 後から声がする、一瞬何方かなあと戸惑ったが園林寺の住職さんに気付く。 袈裟懸けなら兎も角私服で居られるので記憶がよみがえるのに暫し間を要したが思い付いたことはまだまだ認知の程度も大丈夫…

老いのひとこと

明治41年3月11日生まれの母としに執っては生誕116年目となる、奇しくも2011年の三一々と日にちは同じいではないか。 母と13歳年下の妹村本三枝は姉の後を追うように金沢第二高女に入り卒業した。 理由は定かでないが教師の道は踏まずに金沢市役所の吏員とし…

老いのひとこと

大山が鳴動したけれど鼠一匹すら出て来なかった、鳴り物入りで大騒ぎして開催された政治倫理審査会ではあったが全くの不発に終わった。 政治不信は以前に増して益々深まった、自己保身の塊りのような見苦しい責任回避のための猿芝居を延々と見せ付けられた。…

老いのひとこと

令和6年も早や三か月が過ぎんとす、一週間の何んと速いことまるで矢の如しだ。 丁度この一週間後に大阪の孫たちがコロナ以来四か年ぶりにやって来る、もう直ぐではないか嬉しいなあ。 その翌日には息子たちも集って山代温泉で一夜を伴に致すことにした楽しみ…

老いのひとこと

往きあたりばったりの二の轍を踏まぬように段取りを整えて二回目に挑んだ。 あらかじめ段ボール紙でミニチアセットを作り仕事の手順に無い頭をしぼった。 これが結構楽しい、和田秀樹流脳作業だ、最後の四脚をどのように取り扱うか夜中に夢のなかでうなされ…

老いのひとこと

母は昭和18年1月に弟利治を出産後に奉職中の小学校を最後に退職したことはよく知ることだが果たして何処に勤務していたものか其れが全く分からないのだ。 此の歳になって不覚を執ったと幾ら嘆いたとて始まる訳でもないのだが泉野図書館で資料を漁ったし玉川…

老いのひとこと

無断掲載 ボケ防止のため脳作業を怠らないようにと政倫審を懸命に拝聴するのだが正直なところよく分からない、お頭の程度が知れて恥ずかしい。 鬼の検事さんの厳しい尋問をくぐり抜け刑事責任は免れた以上身の潔白さは世に証明されたも同然と言わんばかりに…

老いのひとこと

舟田さんは実に探究心旺盛なお方だ、彼の叔母さまが第二高女を出られたらしく丁度時を同じゅうしてわたしの母も其処を卒業したことを知ってのことか彼は序でにわたしの母の所在を突き止めてくださったのです。 つまり、わたしの母の名前が記載されるページを…

老いのひとこと

能登半島の被災地を支援いたさねばならない、些少ながらも銀行へ振り込んだ。 能登の物品を購入し消費することも間接的支援だろうが此の際に能登の名物「のとてまり」を又貰いながら戴いた。 直接購入したわけではないので烏滸がましいことは言えぬのだが一…

老いのひとこと

無断掲載 自公政権が言いたくても言えなかった高齢者の医療費負担を三割にする案を「日本維新の会」は政権の肩を持つように平気で代弁したではありませんか。 また、日英伊3国が共同開発した次期戦闘機を第三国へ輸出する問題を自公で協議する中へ「日本維新…

老いのひとこと

何の変哲もない在り来たりの西洋菊が畑の片隅に自生する、何年も放置されたままの菊である。 立冬の頃に咲き始め群生する。 無造作に刈り取り荒ら家で倹しく余生を送る、歳を越せば醜く萎れ一生を終える。 処がたったの一輪だけが稀有なる生命力を宿し今も矍…

老いのひとこと

陶芸教室の新学期が始まった、やはり喜び勇んでルンルン気分とは参らない。 渋々おずおずとは行かぬまでも緊張感を振るい去ってのお出掛けだ。 あらかじめ今日の課題設定を持参した上での初仕事でしたので少しづつ気分が整って来たようだ。 美大から派遣され…

老いのひとこと

老いのひとこと 矢張り謙虚に我が身を労り自粛いたさねばならぬことを痛感する。 此処二三日は天候ぐずつき肌寒い、上下の雨合羽を纏い耳にはイヤホーンを差しお出掛けだ。 生憎今日は国会中継、辻元さんの質疑を耳でキャッチしながらとぼとぼ傘を差して先を…

老いのひとこと

とうとう悪い予感が的中した、ココチモ製ヘッドホン型集音器が欠陥商品であることに気付き潔く返品した。 ココチモはわたしに取りては決して心地よいモノではなかった。 電話のベルのような充電を促す警告音が入るのでたっぷり充電したにも関わらず正味二時…

老いのひとこと

師匠舟田氏から面白いレクチャを受けた。 津田近三の実兄成瀬正居の次女貞は不破彦三家の直系為儀の元へ嫁いだのだという。 そして其処で貞が産んだ為治なる人物が成瀬正居家に養子に入り一応曲がりなりにも名門成瀬家の血統は今日まで存続しているとの説明…

老いのひとこと

早いものだ術後40日を過ぎた、経過観察中に付き眼科へ行く。 視力改善の兆しなく前回同様0,7に留まる、でも免許更新の基準値をパスして呉れて胸撫で下ろす。 それにしたも此の歳で免許更新とは一体何事だ、まだ見ぬ先の先々の先のことを云々するとは怪し…

老いのひとこと

(株)ユーキャンからカタログが郵送され、新聞にも四面全面記事で大々的な広告記事が入る。 ココチモ製の集音器の宣伝文句に惑わされ購入を決意した、難聴者には救いの神に違いがなかった。 ただ懸念材料が一つ果たして耐用年数は如何ほどかと紙面を隈なく…

老いのひとこと

農作業雑記 其の一 トンネルの中でエンドウと法蓮草が雑草たちとひしめき合う、何せ透明ビニールを被せたばかりに草たちも好い気になって我が物顔で繁茂しおったのだ。 先日トンネルを撤去し彼らを解放してやった、嬉しそうにはしゃぎ回る。 早春の陽射しを…

老いのひとこと

無断掲載 馳先生貴方は正気の沙汰で居られますでしょうか、石川県が大阪万博への支援金のような御金1000万円を計上為されたらしいですね。 此れには些か驚きです、驚きを通り越して怒りです、いや怒りの先に愚政の極みでなかろうかと腰が抜けました。 「能登…

老いのひとこと

無断掲載 数の論理がまかり通ってしまった 岸田総理が小野寺予算委員長に強行採決を指示したという やむなく弱小なる立民は小野寺委員長の解任決議案を出して抵抗するしか手がなかった 山ノ井さんはおのれの政治生命を賭けるように参時間に及ぶ主旨説明をぶ…

老いのひとこと

無断掲載 現職総理が初めて政倫審出席と岸田サプライズを太鼓をたたいて宣伝する。 総理自らの出席表明に驚いた、党内みんなが驚いていると評論家が大口を叩く。 岸田総理は誰しも予想だにしない大英断を下したとネット上では大騒ぎだ。 さぞかし今日の総理…