2024-03-09 老いのひとこと 老いのひとこと 矢張り謙虚に我が身を労り自粛いたさねばならぬことを痛感する。 此処二三日は天候ぐずつき肌寒い、上下の雨合羽を纏い耳にはイヤホーンを差しお出掛けだ。 生憎今日は国会中継、辻元さんの質疑を耳でキャッチしながらとぼとぼ傘を差して先を行く。 いつになく体が重い草履ばきにも拘らず足元の安定性を欠く足取り更に重い。 動悸息切れこそなかったが体が前へ行かない足元ふらつき尋常ではない体調に気付く。 無理は禁物との弱気がよぎったが強引に石踏み公園に辿り着きいつもの行を果たした。 しばし休んで復調を待つがダメだ、タクシーを呼ぶまでもなかろうと我を張った。 何が何でも転倒だけは避けたい強い意思を鼓舞し傘を閉じ杖代わりに息も絶え絶え懸命に歩みを執り家に着いた。 水道水を何杯も呑み干し落ち付いた頃を見計らい罹り付きのお医者さんまで薬を貰いにいく。 案の定血圧が180を越えた、Hba1Cが抜きんじて高く9.0%を告げられた。 今日は外的ショックを加えて内からの2つのショックで滅入った。 愈々加齢の怖さを実感することになってしまった。 幸い文を綴れたことは了といたすべし。