2016-09-01から1ヶ月間の記事一覧

老いのひとこと

無断掲載 開始時刻10時に間に合わそうと体育館でのいつもの行禅は早々に切り上げた。 演説会の開始時刻が午前10時で参議院本会議場よりテレビ中継が始まった。 蓮舫さんの初舞台ならフアンでなくとも一目拝見いたさねばなりません。 低迷する野党民進党…

老いのひとこと

無断掲載 臨時国会が始まりテレビ中継も入りました。 ところがどうした事か、何といっても豊洲市場問題が異常な脚光を浴びているせいか国政への関心度が今一つ高まりを欠く。 怨念の宿敵同士の対決も然程の臨場感もなくすれ違いのまま終わったようだ。 安っ…

老いのひとこと

鶴来にて週に一度だが珪氏と形を打つ。 木刀で充分事足りるのだが誰云うともなく刃引きがあれば刃引きで試してみてもよいですねと言葉を交わす。 真剣の刃を落として刃引きにするようなお馬鹿さんは居ない。 剣道形専用の刃引き模擬刀は存在しないらしい。 …

老いのひとこと

金木犀を詠む 金木犀 匂う今日こそ 詠いけれ 路地裏の 袋小路に 金木犀 木犀に 惹かれ辿れば 土塀あり そよ風に かすかに流る 木犀か(香) 木犀や ちびりちびりと 咲きなはれ 木犀や とどまれしばし 吾が身許 背戸に咲く 木犀眺む 背伸びして はるざくら あ…

老いのひとこと

スーパーに出店する小さな花屋さんの隅っこに商品価値を失った辛うじて生きるハイビスカスを1株ただ同然のお値段で分けて貰った。 根が生きていたのか次の年には新芽が吹き出し次第に葉っぱが生い茂ったが花芽は付いてはくれなかった。 2年目の今年もダメ…

老いのひとこと

ようやく届きました。 今年はダメかとあきらめていた大阪の孫たちからの お便りが今日ようやく届きました。 やっぱり忘れずにいて呉れました。 嬉しかった有り難かった、ほっと胸をなで下ろしぐっすり眠れました。 敬老の日には必ず届くはずの孫たちからのお…

老いのひとこと

棗 (なつめ)を云々する柄にはない。 そもそも茶道を知らない。 茶器の様な品には安っぽい茶筅と手作りの茶碗は所持するがだいいち使ったことがない。 そんなものが棗を云々しても始まらぬ、笑い種にしかならぬだろう。 道理に合わぬことをしたものだ。 なら…

老いのひとこと

高橋本家の檀那寺は善行寺という浄土真宗のお寺です。 分家筋のわたしは此のお寺を引き継ぐかは未だ何ら意に介してはいない。 だから一応のところは浄土真宗の家柄には違いないが仏門に帰依したわけでもなく只漠然とした間柄に過ぎない。 従って、親鸞さんや…

老いのひとこと

ー右足が右に流れて体重が載ってないー 金曜は居合の稽古日、暑さいとわずせっせと汗を流したものだ。 誰に気兼ねもなく独り稽古、元より居合はお一人様で事足りる。 もっぱら、制定居合十二本を黙々と独習する。 地獄の門前で閻魔大王さんに披露したいの一…

老いのひとこと

百歳長寿の純銀製の記念品が銀メッキに格下げになったとラジオで伝えていた。 長寿大国にとうとう国家財政も悲鳴を上げてしまった。 百歳に比べれば八十なんて洟垂れ小僧にすぎない。 その青臭い生半熟者にわざわざ敬老の日だと云ってお祝いの品が届いた。 …

老いのひとこと

実りの秋を迎えました。 秋風を切って額四峠を颯爽と下る。 栗の毬が落ちている、よく見れば大きな実も散らばっているではないか。 自転車を降りて栗拾いの人となる。 丸々と肥えた丹波栗を五つ拾った。 路上の拾得物はお巡りさんへと一応のところは気を使っ…

老いのひとこと

茶葉を焚くローソクは100円ショプにも在るらしい。 茶香炉専用ローソクとしてとても安価で手に入るのだが例によって拘り屋のわたしは手作りにて試みることにしました。 不要になった巨大なキャンドルがあったのでそれを部分的に削り取り器に入れてガスの弱火…

老いのひとこと

まだ残暑が厳しい頃の事、なんでも鑑定団を見ていたら松田権六の漆芸作「棗 ( なつめ )」が1300万円と出て驚いた。 人間技の極限を見てびっくりしました。 そのような棗に肖ろうなんて飛んでもない在り得ないことだ。 茶道のチャの字も分からぬものが烏滸が…

老いのひとこと

屁理屈を捏ねた単なるこじつけです。 全剣連が定める剣道の理念は 「剣道は 剣の理法の修錬による 人間形成の道である」なのです。 仏教でいう自力には禅がある 「おのれと対峙し 物事の真理を見極めようと座禅するは 達観と悟りへの道である」となりはしま…

老いのひとこと

無断掲載 自民党支持率40% 民進党の支持率は8%に過ぎない。 この大きな落差を是正するために今日蓮舫新代表が立ち上がりました。 ただ批判したり反対するだけでは能がない。 対案をしかと提示して国民の支持を仰ぎたいと歯切れよくおっしゃる。 当たり…

老いのひとこと

無断掲載 いい歳抱えて情けない、本当に恥ずかしい。 此の歳に至っても何んにも知らない。 少なくとも知ろうともしなかったし何も知らぬままでも平気でいられた。 何にも知らぬまま此の世を終えても構わぬと思っていた。 ところが本当に何も知らないと閻魔大…

老いのひとこと

無断掲載 いい歳抱えて自力がどうの他力がどうのと訳の分からぬことで思い悩んでいたら見知らぬ賢人の御仁からとても簡潔なサゼッションをいただいた。 「自力の果てにはやがて他力を迎い入れれば如何でしょう」 と教えていただいた。 成る程、よく考えてみ…

老いのひとこと

校下の自主防災訓練に参加した。 我が居住地の真下には活断層―森本・富樫断層帯が走り決して他人事ではない。 今日いただいた情報では新たに野町断層が並走し連動する恐れが多分にあるのだという。 唯一、現実味を帯びるであろう自然災害は此の直下型巨大地…

剣道はすごいぞ≪11≫

『剣道はすごいぞ』 ―伝統と文化を大切にしてよりよい日本国をめざそうー 人間形成のために剣の理法を修練して強くならなけれならない つまり、剣の理法を修練した強き勝者こそが人間形成を為し得るという論理となる。 単純にとらえると人間形成を為し得るの…

老いのひとこと

道端のワルナスビの二度咲き遅咲きの花を見つけた。 さすが此の徒花には実は付かないだろう。 自然の営みは此のワルナスビにも生命の営みを分け隔てなく与え給うた。 トマトに似た小さな丸ナスが結実し等しく実りの秋を謳歌している。 生命の維持と種の継続…

老いのひとこと

教養講座の日は病み付きとまでは行かないまでも何とはなしに気になって自然と足が向いてしまう。 いろんな宗派のお坊さんが見えられますが何度となしに正信偈と真宗宗歌と恩徳讃を歌う機会をいただいている。 歌わなくてもよいのだが歌わなくては悪いので口…

老いのひとこと

無断掲載 「知に働けば角が立つ」夏目漱石の有名なことばです。 不本意ながらもこのようなことがわが身に降りかかった。 「意地を通せば窮屈だ」、その通りです。 別に意地を通さなくてもとかく此の世は住み難いものだ。 一族の法要の席で一族の姓のルーツを…

老いのひとこと

一の橋の上流には二の橋三の橋が架かりその遥か源流を辿れば源左衛門や七郎兵衛直玄の御影を微かに見届けたりもしたが最早それらは儚くも夢幻と消え去っていった。 やっとの想いで一の橋を渡り終えた人面獣心の仮面の主は橋の袂に佇んだまま動こうとはしない…

老いのひとこと

迷走台風が停滞した此の二三日間には急に秋が来たような気がした。 ふと、しんみりした心境が手伝い何気なく茶香炉を取り出していた。 自作の得難き作品です。 もう一度作ってみろと云われても最早その気力さえ湧いてこない。 その意味ではわたし自身に取っ…

老いのひとこと

縄文人たちの燃えるような生命力やエネルギーが見事爆発したような火炎土器の凄さ。 見ているだけで気持ちが燃え盛り熱くなる。 どうしても作ってみたい衝動に駆られるがそんなものは作れるはずがない。 作れるはずがないと決めて置きながら今年の野焼きの題…

老いのひとこと

お祭りのフィナーレを迎えるに際し又してもちょっとしたハプニングを仕出かしてしまいました。 当日は主催者の方々はもちろん参加者はみんな弥生時代の衣装を身に付けて弥生人に成りきったのです。 貫頭衣と云う麻袋を頭から被ったような袖なし衣装を一着づ…

老いのひとこと

弥生まつりでは実物大の竪穴住居の中で火起こしを体験したり屋外では各自勾玉つくりに挑みました。 お子さんたちに雑じり此のわたしも勾玉つくりを体験しました。 勿論これぞ最初にして最後の試みでありましょう。 安価で細工し易い立方体の原石が宛がわれま…

老いのひとこと

羽咋の吉崎・次場 ( しば )遺跡にある「弥生まつり」へ参るべく能登里山海道を駆ける。 先月に此の地で手掛けた手捻りの高坏が野焼きされる待望の日が来たのです。 幸いにも昨夜来の雨も上がり条件は上々、ただ北寄りの風が一つ気掛かりであった。 と申すの…

老いぼれの夕雲考《125》

夕雲流剣術書 小出切一雲 誌(51) 今に生きる我等は真剣での相討ちの場面は知ろうにも知りようがない。 そりゃ怖いだろうに、恐さ紛らすために一町四方に轟きわたる金切り声を発したという。 余程の強者と云えども戦慄に耐え切れず奥歯かたかた噛み鳴らし…

老いのひとこと

ガラス張りの展示用陳列棚に我が作品を並べる栄誉に与かりました。 九月一か月限りではあるが不特定多数の方々の目に触れられることは栄えある出来事に違いない。 もっとも何の審査もなしに何方でも出品が適う気楽な発表会なのです。 随分以前に手掛けた未発…