老いのひとこと

イメージ 1


イメージ 2


スーパーに出店する小さな花屋さんの隅っこに商品価値を失った辛うじて生きるハイビスカスを1株ただ同然のお値段で分けて貰った。
根が生きていたのか次の年には新芽が吹き出し次第に葉っぱが生い茂ったが花芽は付いてはくれなかった。
2年目の今年もダメだろうと諦めていた矢先、つい先日家内は花が付いたと大喜びする。
盛夏が過ぎた今漸く遅咲きながらも見事な一輪を覘かせてくれた。
初々しい恥じらいを魅せながらも誇らしげに咲いてくれたではないか。
命を存えさせて呉れてどうもありがとうと言わんばかりに訴えているようにわたしには映った。
 
家内は、アアッ四つ葉のクローバーも咲いていると云う。
見れば確かに葉っぱはクローバーのようだが花の形がまったく違う。
突然変異したにしてもそんなはずはなかろうと早速図鑑を見れば何の事はないカタバミ草の仲間のオキザリスだと分かった。
葉の形が共によく似かよっている。
クローバーの正式のお名前はシロツメグサと云うことを知ったのです。
我が家の玄関先にハイビスカスとオキザリスの花が今を盛りに咲き誇っている。
尤も今日は秋の冷気に花しぼみ震えている。