2014-04-01から1ヶ月間の記事一覧

老いぼれの独り言

露地植えのハクサンシャクナゲがしっかり根付き見事な花を咲かせてくれる。 例年は五月連休頃に見ごろ満開を迎えるのだが今年はどうしたことかもう盛期が過ぎたようだ。 片やその花の側には繁茂した雑草が我が物顔ではびこっている。 アンバラスで見苦しい…

老いぼれの独り言

「年寄りの冷や水」と云われぬように細心の注意を払いつつもわたしなりの独自の見解で結構大胆なリハビリ行為を秘かに為してきた。 額谷に籠もり例のようにジョギングに柔軟体操や素振りと敢えて深傷の右足踏み込み打突を何の躊躇もなく試みていた。 また、…

老いぼれの独り言

年寄りの冷や水になりますよ。 そんな無茶をしてはいけません、悪い事は言わないから止めが方がよいですよと誰しも慰留なされる。 とても温かいお言葉には違いないがわたしにはそれを素直に受け入れる気持ちはまったくと云っていいほど持ち合わせない。 片…

老いぼれの独り言

まったく以って尾籠な話で噺にもならないハナシだ。 いつものように喜び勇んでラジオ体操会場へ赴いた。 自転車を置いて藤棚の下の休憩所まで来ると何かしら左の足の足首付近がおかしい。 目を遣れば白き物体がズボンの裾から顔を出しているのはないか。 咄…

老いぼれの独り言

今日の陶芸教室はおお先生のレクチャーの日であった。 二年生や三年生の教室生たちが大挙して参集していた。 みなお一人お一人が一角の陶芸芸術家のように覗えた。 みな夫々が各々方自信の作品を持ち寄っての品評会らしい。 今年参入の1年生も同席が許され…

老いぼれの独り言

我が家の古時計が動かなくなった。 でもわたしはまだ生きている。 唄の文句のようにはならなかった。 30年以上わたしらと共にわたしらを頭上から見下ろし続けた古時計だ。 頭の上が空っぽになってとても淋しい。 拍子抜けし居心地がよくない。 飯まで不味…

敗者の条件≪8≫

七つ目の戒文は 【敗者は努力に逃げ込み成果に対し厳しくはない】 敗者は努力を怠り回避するという意味合いではなさそうだ。 敗者は努力に逃げ込むとはこれ如何なることか。 努力に逃げ込むとは、基本稽古には真摯に取り組み表裏なく励んでいる姿が思い浮か…

老いぼれの独り言

日曜日の昼下がりに守山さんからその後の経過を問い質す電話をいただいた。 極めて良心的な気遣いを頂戴し恐縮した次第だ。 先生がおっしゃるには術後の若干のぶり返しは織り込み済みではあるが此の際ダメを押す意味合いでもう一度施術を重ねて行なう方が良…

老いぼれの独り言

わが腰痛闘争夔 時系列に並べてみたが意味なきこと、単なる気休めに過ぎなかろう。 4/11(金) 居合・弓・額四峠越え・入浴=平常通り 4/12(土) 早暁に腓返し・右脚異常=足首回らず痺れくる 4/13(日) 夕刻鶴来日曜会へ=立居合にみ見取り稽古…

老いぼれの独り言

シャクナゲや 蕾ほころぶ 明日を待つ 盛りすぎ なお誇らしげ スイセン花 クサノオウ 目立たぬ風情 しおらしく

老いぼれの独り言

道場を主宰される守山さんはご自身本格的に柔道に傾倒為されたお方らしいのだが此処は直接柔道とは関わりはない。 独自な手法で指圧術を考案されそれを武圧術と命名されたと聞いた。 本来、武術には殺法と活法があり人の生命を殺傷する一面と人の生命を蘇生…

老いぼれの独り言

自力更生を豪語した以上何かを為さねばならない。 今までの日課を熟すだけでなく新たに施すに足る何か良策がないものかと考えあぐんだ時ふと守山さんからの賀状のことを思い出した。 10年も昔の頃、縣武の剣道教室に足繁く通っていた。 その折、腰に異常…

老いぼれの独り言

お医者さんのおっしゃることは金科玉条として大切に守らねばなりません。 当たり前のことでしょう。 とは言うものの、医師の指示に従うことに依って返って精神的ストレスに追い込まれるケースもひょっとしてあり得ることかも知れません。 不埒なことを申す…

老いぼれの独り言

春だというのになんとも鬱陶しく気分はまったく晴れない。 愚かにもわたしは病院を梯子してしまった。 愚かにも、この異なる二つの病院でよく似たレントゲン写真の撮影を二度受診いたしました。 さらには、これまたよく似たカプセルの中に閉じ込められてMR…

老いぼれの独り言

「ぐいのみ」でちびりちびりは様にならない。 舐めるようにちびりちびりはやはり「お猪口」でしょう。 もはや、齢と共に「ぐいのみ」で一気に飲み干す気量は消え失せた。 ちびりちびりと嗜む程度の者には「ぐいのみ」は不要なのだが今回の陶芸教室の制作課…

老いぼれの独り言

ハンドルを握る事はあるがそんなに遠くへは行かない。 遠出への潜在的な意欲はあるもののやはり行く事が敵わない。 況してや、ハイウエイ走行にはおっかない気持ちが先に立ちとてもじゃないが寄り付けない。 そんな折、昨日は鶴来日曜会の例会にはこれだけ…

老いぼれの独り言

どうも芳しくない。 右腰から右脚全体が痛い、疼くように痛い。 膝下に痺れが来てほとんど麻痺状態になってしまった。 足首が上下に曲がらない返らない動かぬも同然だ。 それでも今朝は何時ものラジオ体操だけはこなしてきた。 ただ跳躍は出来なかった。 跳…

老いぼれの独り言

拙宅は築後32年、雨漏りこそしてないがあちこちにガタがきてしまった。 取り分け床のキシミと揺れや浮き沈みが気になる。 肝心要の土台の部分に疲弊老朽化が生じてしまったことになろう。 万止む無し、ただしリフォームは先送りいたすこととしよう。 19…

老いぼれの独り言

咲き初めて はや散り初めし さくらかな 幾とせも 幾とせも咲く 大桜 しかと見ゆ 高尾のさくら 夕陽映ゆ さくら咲く 知らせに酔ひし 今宵かな 散るさくら 残るさくらも 散るさくら (雲井龍雄)

老いぼれの独り言

入学式に父母のみならず各々の祖父母計六名がぞろぞろと付き添うご時世になったのだとテレビは嘲笑気味に揶揄する報道を流した。 少子高齢化の副産物か「過保護」が生み出す「子離れ」「孫離れ」の未熟さの典型例なのかもしれない。 実は、この物笑いの種を…

老いぼれの独り言

「灯台下暗し」という。 高尾山の眼下に住をたまわりながら未だかって一度も城址の桜を目の当たりにした事がなかった。 今日も自転車を漕ぎだしてふと高尾の山に目を遣れば山肌が一面薄紅色に染まっているではないか。 その淡い色合いに魅せられて遂ふらふ…

老いぼれの独り言

バイクの後輪がパンクしたのか空気が抜けてぺちゃんこです。 幸いキックを試みたらエンジンが掛かったので軽く吹かしながら引き摺って2キロ先のバイク屋さんへ持ち込んだ。 ご主人はパンクはしてはいないという、ただしバッテリーが上がってウインカーもク…

老いぼれの独り言

金沢の四十万地内に鎮座する霊峰―標高180㍍の霊宝山にメスのニホンカモシカが出没したのを地元カメラマンが見事捉えたとの報道が地方紙に掲載されていた。 先日、わたしが投稿した巨大な足跡は決して捏造したものではなく虚偽の報告を為したものではなか…

老いぼれの独り言

わたしにとっては初孫になる。 体躯はとても小柄ではあったがそんなことには些かも気に掛けず大らかで屈託なく何よりも素直そのもの実直な子である。 わたしの小学生時代の古い古い通信簿の身長と体重の数値にそっくりさんなのでびっくりし驚きもしたことを…

老いぼれの独り言

ふれあい体育館ロビーの掲示板で鶴寿苑が陶芸講座を開催するとの案内状を見た。 水曜日の午前10時から12時までとある。 とにかく、子供のようにわらびしいのである。 えげつなくも諸手を挙げて飛び付き即刻その足で申し込んだ次第だ。 ましてや、材料費…

老いぼれの独り言

先日、玉川図書館の近世史料室で土肥家の由緒書にお目に掛かろうと淡い期待を込めてお伺いを立てたのだがやはり駄目でした。 大変残念ではあったが此ればかりは如何ともし難きことである。 せめて、土肥家の菩提寺とか檀那寺を糸口にして戒名等が判明すれば…

老いぼれの独り言

四十万に霊宝山という気の利いた呼び名の御山があるという。 金沢市内が展望できる見晴らし台があり、そこには蓮如上人の墓が存するともいう。 物見猛しい性分も重なり先日お天気の良い日に登ってみた。 地図に依れば標高180㍍とありあの末森山は139…

うらなりの記《121》

第四章まとめ Ⅳ ㉘奇しくも、正純・鉄二・利治三兄弟の墳墓が藩主前田家の墓地の周りに在るのも或いは封建遺制のDNAの為せる業なのか。 城主への限りなき忠誠心、揺るぎなき忠義心、世界に誇るべき日本人の正義の心情は如何に往時には足軽と呼ばれる弱輩…

老いぼれの独り言

獅子吼に春が 鶴来の白山郷公園にある武道館へは15分もあれば辿り着く。 尚道館の日曜会稽古は場所替えし名称も鶴来の日曜会稽古と移行して久しい。 此処、鶴来の武道館はわたしの巻藁矢を修錬する場にもなってしまった。 消費増税を目前とした此の週末は…

老いぼれの独り言

28日の金曜日にいつもお世話を戴く知人の舟田さんから久し振りの電話が入った。 とてもご奇特なお方で過去にもわたしのルーツに関わる重大なる情報を惜しげもなく提供して下さっている。 今回も、偶然にも面白い発見を為したので是非わたしに知らせたいと…