老いぼれの独り言

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 ハンドルを握る事はあるがそんなに遠くへは行かない。
 遠出への潜在的な意欲はあるもののやはり行く事が敵わない。
況してや、ハイウエイ走行にはおっかない気持ちが先に立ちとてもじゃないが寄り付けない。
 そんな折、昨日は鶴来日曜会の例会にはこれだけは万難を排してでも馳せ参じねばならなかったのです。
 未だかってアクセルとブレーキの二つのペタルの位置関係をことさら意識した事はなかった。
 無意識的に五体感覚がちゃんと運転操作をしてくれていた。
 ところが、昨日は走行中或る種の不安が過ぎりコンビニの駐車場にわたしは車を停車させていたのでした。
 そして、足元のブレーキペタルとアクセルペタルの相違点を確と目で確認したのです。 
 馬鹿げた行為ではあったが中央部にでんと大きく構えているのがブレーキなのだと
おのれに言い聞かせたのです。
 斯くも勿体ぶるのは、実はこの際の体調急変によりわたしの右足が麻痺状態に陥ってしまった事の重大性をおのれ自身に再確認したかったのだ。
 わが意のままにならぬわが右足とわが生命が運命を共と致さぬように細心の配慮を施した訳なのです。
 明日にも専門医の診断を仰がねばならないと決意した。
 
 
 昨日の鶴来日曜会は防具の着装を断念した。
 見取り稽古に終始した。
 また昨日、事もあろうに外山流居合の遣い手にお目に掛かった。
 それだけでも大いなる収穫があったことになる。