2022-01-01から1ヶ月間の記事一覧

老いのひとこと㊽

遠藤高璟三女鉚の墓碑銘について はじめに 二百余年の幾年月、野田山芝山の地に鎮座した津田家の墓地は不本意にも取り払われて早くも二年余りの年月が過ぎた。 幸い、金太郎と清三郎が遺した二面の碑文は写真撮影と乾拓による石摺り拓本で確と記録保存された…

老いのひとこと

自助努力だけでは敵わなかったので止む無く医師が処方した「よー出る」錠という公助に頼らざるを得なかった。 ところが安易にお薬に頼ったものの決して万能ではないことに次第に気付き始めた。 呑んでみたとて思うように出るモノが出て来ない羽目に陥ってし…

老いのひとこと㊼

拙い中身の自分史をまるでトコロテンのように惰性的に日々垂れ流す。 今在る自分の因って来る源流を探りつつ辿る作業を終生の課題としておのれの明日に託す。 でも其れをばおのれ独りで為し得る力量はある筈もなかろう。 自ずと他人様の支援の手がなくては事…

老いのひとこと

県知事選には自民党所属の三候補が乱立し三つ巴戦を演ずるのかと思いきや今此処に共産党が推薦する無所属候補が四番手として割って入った。 と云う事は共産党さんは控えめに野党第一党の立憲民主党の態度表明を静観したが事もあろうに保守系候補のお一人を推…

老いのひとこと

反自民の票田を維新さんが喰い荒らすように席捲していく様子に魂消た菅さんは元祖橋下さんに対しヒットラー呼ばわりして牽制したばかりに今両者は仲間を呼び込み場外乱闘にまで発展してしまった。 菅さんの初太刀を橋下さんは見事に応じ返して「悔しければ維…

老いのひとこと

ラジオ体操は春が来るまでしばしお休みしようと心に決めればもう早起きが苦痛になる。 元々怠惰な性分なのでしょう7時8時になっても布団から離れようとはしない。 気にするほどでもなかろうと思いつつも此処のところ直腸辺りがしくしく痛む、そう云えば胃が…

老いのひとこと

待ち焦がれた待望の入歯が今ようやく仕上がった。 早速、試着してみるが他人のもののようで全く合わない。 5ミリほど浮いた感じで此れでは入れ歯の用をたさない。 泣きべそをかく仕草に多少気付いたのか金属部分を金具で広めて呉れたようだがそれでもしっく…

老いのひとこと

菅直人さんが橋下徹さんを評してあたかもヒットラーによく似ていると云えば早速ご本人ではなく家老格の松井一郎さんが激しく噛みつきネットを賑わす。 日の出の勢いの維新さんにしてみれば元祖のような御方を誹謗されれば面子に掛けても反撃いたさねばなるま…

老いのひとこと

何んと理不尽なことを事も無げに投げ掛けたものだろうか。 政界の魔女が国論を引っ掻きまわし攪乱させた。 政界への大変革を画策し大掃除を断行いたさんと狼煙を上げた。 左翼に陣取る「共産」「立民」の分断戦術に出た。 左翼勢力の一掃作戦を仕掛けて来た…

老いのひとこと

少々寒くても外へ出る、努めて勇猛を振るう。 好天ならタカちゃん経由の大回り、雪道がエライ時は南が丘経由の中回りで妥協し風雪厳しき折には馬替踏切を左折する小回りで勘弁してもらう。 何れのコースを辿っても高橋川の中橋の袂をよぎる。 其処に空風さん…

老いのひとこと

掛かり付け医の先生から血液検査に貧血の 兆候が見えるので検便にて出血の有無を 確認したた方が好さそうだと指摘された。 更にHba1Cが8.4と高止まりするのも気になる のでCTで膵臓を精検する必要ありと告げられた。 やはり、小心者の小者には気に…

老いのひとこと

無断掲載 立憲民主党を率いる若きリーダーが二人互いにタグを組むように岸田政権に挑んだ。 新執行部が掲げる提案型論戦一色で攻め込んだ泉さんに対し兄貴格の小川さんはもう一段上からの観点で既に退化し疲弊してしまった日本国の政界を俯瞰的に客観視し日…

老いのひとこと

川向かいに市立の小学校が在る。 正月三が日は兎も角、休日と云えども況してや学期が始まれば殆んど連日のように夜中の10時11時過ぎまで煌々と電灯が燈る。 全員ではなさそうだが役職組の方々だろうが察するに余りあるものがある。 朝は此れ又6時には執務の…

老いのひとこと

終戦時小4で10歳ゆえ教育勅語と歴代天皇名の暗記暗唱の強制強要から免れたと云うもののやはり今から思えば肩身が狭い思いも重なる。 併せて同時に翌21年2月1日から始まったと云う今流行りのカムカムエイブリボデイの英語教育への手かせ足かせと云う呪縛から…

老いのひとこと

白山さんの左義長が土曜日と重なったので予測通り 金釼宮辺りでもう渋滞の列に巻き込まれる。 クワバラクラバラと這う這うの体でハンドルを右に切って崖を下り降り旧道から北参道を目指した。 加賀百万石の風土に染まった金沢人はみなが皆、斯くもおっとりと…

老いのひとこと

新しい年を迎え新たな気構えでそして新たなる道着と袴にて道場の床を踏んだ。 鶴来にて初稽古に臨んだ。 新調した袴のネームには「米壽記念 釋正鈍」と刺繍した。 神社の倣いに従い米壽の祝いをちゃっかり先取りしてしまった。 つまり、満86→数え87→87+1…

老いのひとこと

大阪の孫たちから年賀状が届いた。 三人とも宛名欄には家内の名前が先ず書かれ其の左にわたしの名が小さく添えてある。 普通常識的には世帯主の左に配偶者の名がくるのに三人共々随分常識離れした書式の賀状を書いたものだと感心した。 少々困惑したが恐らく…

老いのひとこと㊻

無断掲載 津田玄蕃家の9代目乙三郎正矩の妻が世継ぎを懐妊中に急死した。 其の折に九死に一生を得た幼き生命体が他でもない津田蕃こと斯波正邦に違いない。 此の斯波正邦の生母の出生も詳らかになった。 正邦の実母は人持組8000石の成瀬掃(か)部(もん)家の娘…

老いのひとこと㊺

無断掲載 衝撃的情報が齎された。 これは天地創造のビックバンに見舞われたに等しい。 その都度その都度神々しくも仰ぎ見たあの半山君の墓石が音もなく崩れ落ちてゆく。 津田近三は清三郎の倅に非ずの確たる確証が突き付けられたのです。 事もあろうに彼の成…

老いのひとこと㊹

自国の歴史を恣意的に歪曲して認識する問題とは些か次元を異にするのだがわたしは自家の歴史を手前勝手に都合よく解釈し得意気に勿体ぶっていた嫌いがある。 尤も歴史家でもないのだから確たる史実に基づかなくても自分史のジャンルの中ではある程度は許され…

老いのひとこと㊸

無断掲載 知友ふなださんから又々珍奇なる情報が飛び込む。 実に大したものです、成瀬日記を紐解けば成瀬正居と事もあろうに津田清三郎近猷や津田和三郎近英並びに其の嗣子津田近三の三名が何らかの形で相互に関わり合う間柄であることを示唆してくださった…

老いのひとこと㊷

42 我が母方の曽じい様津田近吾と腹違いのお兄様津田近三が寺町妙典寺に座します。 兄近三は津田本家へ養子入りし養父和三郎の墓を此処妙典寺に懇ろに残した。 弟の近吾は此れはわたしの推測ながら実父清三郎近猷並びに実の祖父金太郎近義の霊魂を改めて此の…

老いのひとこと

一難去ってまた一難、一時たりとも平穏な日々を迎えたことがない。 此れぞ、人の世の定めかも知れぬが我が身に降り掛かる悲運に涙する。 狭き料簡の持ち主ゆえ一笑に付すだけの雅量もなく只ただ悲嘆に地団駄を踏む。 昼食時に何気なく好物の大根寿しを口にい…

老いのひとこと

スマホのデーターをSDカードに取り込みブログに転載したい。 たった其れだけのことが適わなくなった。 スマホの写真をデジカメで撮るという原始的手法に頼らざるを得ないとは何としても情けない。 招からざるペイントアプリから免れたい逃げ出したい一心だ…

老いのひとこと

年収200万の年金受給者には全く以ってリッチな生活とは縁遠い存在なのだ。 にも関わらず何故かしらLLビーンズのハンテイングシューズを愛用する。 現役の頃USA本国から直輸入したので格安で入手できた。 もう40年近く酷使するが未だ頑強だ、さすがMA…

老いのひとこと

ちょっとした爽快感を味わうのは久方振りになる。 右下の第三大臼歯と云う名の親しらずが辛うじて一本だけ生存するのでバナナや甘藷や雑煮餅を圧し潰して呑み込み生命を維持してきた。 六連結の前歯は抜け落ちたが幸い右上大臼歯が在ったので咀嚼の真似事が…

老いのひとこと

興味本位でアマゾンネット通販を時たま利用する。 カードナンバーを開示するには抵抗感と不安感が混じったがもう慣れたようだ。 家内が愛用したカセットレコーダーが動かくなったので新調したいと云う。 ならば待てよと「ヤフオク」を試してみることにした。…

老いのひとこと

今年の正月も孫たちに逢えなかった。 関空勤務の一番孫は2月帰省に日延べしたと云う。 二番孫は看護勤務が大変らしい。 大阪の孫たちはオミクロンでそれどころではない。 それでも金沢にいる二人の息子たちがおふくろの味を慕ってやって来てくれた。 6人で御…

老いのひとこと

果たしてこれは初詣の御利益なのか。 夕食後歯を磨く最中に音もなく前歯が外れた。 無惨と云うほかない瞬く間に歯抜けジジイと化した。 しかし考えてみれば突然襲い来る歯痛なる時限爆弾が取り除かれ解放されたことになろう。 醜態を曝け出してしまったが寧…

老いのひとこと

どうしたことか大晦日恒例の合唱付き歓喜の歌「第九交響曲」が放映されなかった。 少々気落ちした。 一年最後の一時を「歓喜の歌」で締めくくりたかったが敵わなかった。 やはりコロナの所為でしょう。 その代わり元旦の朝には恒例の俱利伽羅不動尊への初詣…