2021-01-01から1年間の記事一覧

老いのひとこと

歩道の雪は根雪になるかも知れない。 定刻6時30分を目指して車道を走る。 凍結箇所もあろうから薄暗闇の中を慎重運転にてゆく。 生憎会場の公園は銀世界だ、足の踏み場こそふんだんにあるが余りにも足元が悪かろう。 車道の一角に少しばかりの空間が在る幸…

老いのひとこと

例年だと硯に墨をすり筆を持ち出して賀状をしたためる慣わしを二十年以上つづけたがもう止めることにした。 古い知人との交誼を温め合うこと自体は大いに結構だが何分印刷屋さんの手に掛かる色刷りの賀状ならば味もそっけもない興ざめだ。 何ら意味を成さな…

老いのひとこと

幸い翌日の雪は差ほどでもなかったが取り残した残務が在る。 角地ゆえの三差路が在ってよくよく車が立ち往生する。 先ずは其処を片付けようと見れば綺麗に除けぞらせてあるではないか。 珍しい現象です、曇天ながら気持ちだけは晴れ渡りゆく。 高堀三差路に…

老いのひとこと

愈々来るべきものがやってきた。 寒波が襲い来て家の中でも凍てつく寒さ。 ところが昨夜の雪は思いの外湿雪で重い。 除雪にはどうしても手間取る厄介だし年寄りには負担となる。 珍しくも共助と云える町内の除雪車が入ったが此れが又有難迷惑となってしまう…

老いのひとこと

入歯を何度となく作り替える。 そりゃ歯が抜けてしまえば当然だろうがわたしの場合はそうではない。 入歯を新調していただくのだがそれがどうも此の入歯が苦手で滅多と使わない。 第一脱着が面倒だしその都度水洗いも必要だ。 それよりもあれを装着すれば折…

老いのひとこと

今日は陶芸教室の納会日、本日を以って来春3月までの長い長い冬休みに入る。 今日は型紙一枚を携えて蓋付き八角鉢に挑戦した。 たたら板を寸法に合わせて切断し接合させるだけの単純極まりない作業だが此れが堪らなく面白い。 大寒波襲来を余所に腕まくりし…

老いのひとこと

7,8から8,4へと跳ね上がった。 グルメとは程遠い粗食に堪え乍ら何ゆえなのだ。 我がインスリンの精度が低いのか分泌量が少ないのか訳が判らぬが兎に角厄介者のヘモクロビンエイワンシを抱え込んでしまったものだ。 こんな詰らない数値に振り回され齷齪…

老いのひとこと

予報では大きな寒波が忍び寄り大雪になると警告する。 GSにでも持ち込めば済むものを余力ある限り自主自立自助をモットーに文字通り重い腰を持ち上げる。 年寄りの冷や水だと揶揄され冷笑の対象となってしまえば元も子もなかろう、気を付けよう。 石橋を木…

老いのひとこと

経年劣化と知りながら 破れし儘のわが網戸 我が物顔の夏の虫 秋の蟋蟀飛び込んで 跳ねるは跳ねる虫たちが 自由気儘に遊びおる 破れし網戸の隙間より 眺める満月乙なもの やがて枯れ葉が舞い込みて 破れし網戸も仕舞いけり 木枯らし吹く日に其のあるじ 何を思…

老いのひとこと

今どき小糠漬けの漬物を樽に仕込むような御宅は都会の新興住宅地には極めて珍しかろう。 ところが然に非ずして我が家にては伝統の日本の食文化を堂々と継承いたすのです。 白菜のヌカ漬けに沢庵のコンカ漬けと大根の浅漬けの三つが例年の定番と相成る。 塩加…

老いのひとこと

今日は陶芸の日、一時土と戯れる。 八角水滴と香炉と額四土による丸茶碗に四角一輪差しの成形上の不具合や欠陥部分の微調整に当たる。 普通常識的には作業の途中でこういう馬鹿げたことは一切成さないらしいがわたしは平気で常識外れの作業に熱中した。 充分…

老いのひとこと

イオンモール白山へ行って来たが決して自主自律的に追い求めたわけではない。 家内の後に付いて散歩がてらに来てみたわけだ。 どうもモールの意味は散歩をしながらショッピングに興ずる仕組みらしい。 車こそいないが歩道と云うより立派な街路が何処までも延…

老いのひとこと

20007年新発売のカシオEXILIMデジカメEX-V7がレンズエラーのサインが出て14年間の寿命を終えた。 もう一台、とてもコンパクトでポピュラーなキャノンIXY200も同時にレンズの目を半開きのまま見事なる往生をとげた。 共にキタムラカ…

老いのひとこと

お習字が大好きな孫たちがとうとう3Mの大作に挑戦し頂点を極めた。 幾つもの色々な感動が凝縮し物凄い感激が文字通り迫り来る。 大きな紙に大きな筆で墨汁たっぷり含ませて筆圧籠めて思い切りよく自分自身を表現した。 息を呑み一心不乱に集中し一気呵成に…

老いのひとこと

恰も手に取るように密室での緊迫した場面を彷彿とさせる。 急転直下、森友訴訟での原告側の請求を財務省は受け容れる書面を呈示したと云う。 法廷は騒然となり裁判官は狼狽の色隠せず呆気にとられ別室に籠ったと新聞報道は伝える。 然すれば自ずと密室での密…

老いのひとこと

下手糞なりに陶芸の遊び心と幽玄境にひたり至福の一時を満喫する。 たたらで香炉と一輪差しをつくってみた。 一連の一貫作業を如何に手際よく無駄なく合理的に熟して行くか確かに此ればボケてる暇はない。 先々の先を読んでてきぱきと感覚を回転させ指先を正…

老いのひとこと

我らが郷里のホープこんどう議員が予算委員会の晴れ舞台に立った。 ベテラン議員のおうさか・おかださんに伍して堂々と大岡裁きを演じられた。 やさしき風土に育まれた能登の守和也のお裁きはこころ穏やかにして人情味あふれるご采配のようでありました。 不…

老いのひとこと

恰も夜の蝶のごとく誰かれの見境もなく媚びを売る。 自民党本部へ殊更出向き就任のあいさつを交わし馴れ馴れしくも談笑し合ったと云う。 時の権力者にすり寄りへつらい迎合する醜態は余りにも見苦しい。 分を弁えなければ名が折れる。 見聞に堪えがたく目と…

老いのひとこと

ITについての簡単な知識も全く無知同然のものがPCに噛り付く。 極々薄っぺらなままごと遊びにうつつを抜かす。 スマホで撮った写真をブログに載せたい。 一応技能を習得し「メニュー」から共有、「共有」からメール、「メール」からおのれのアドレスへ送…

老いのひとこと

11月の中旬頃に設営した透明ビニール製の簡易温室に蒔いた源助大根と春菊が漸く二十日ぶりに芽を吹いた。 季節外れの種蒔きではあったがどうも常識を覆してくれたようだ。 其の間霰まじりの木枯らしが吹きすさび 何度も此の侘びしき温室は倒壊したばかりに…

老いのひとこと

中国・ロシアの専制主義国家を意識して民主主義国を自認するアメリカ合衆国が音頭を取って民主主義サミットを企てたと云う。 香港・ウイグル・台湾・クリミア併合等の人権弾圧問題を殊更顕在化して民主主義の国々は此れらを蔑視の目線で糾弾する。 野蛮行為…

老いのひとこと

立民の若き執行部体制が動き始めた。 対決し批判一辺倒と揶揄され挙句の果てには立憲共産党とまで蔑まれてしまった劣勢のイメージを懸命に立て直そうと藻掻いている。 そして逸早く提案路線へと軌道修正を試み急激に変容した姿を今開陳した。 ところが何んと…

老いのひとこと

此の時期に至れば自ずと足は畑へ向かい大根を掘る。 くっ付いた泥を除けぞり車に積んで家まで運ぶ。 これからが又一仕事、ホースの水とブラシでこびり付く土を洗い落とす。 中腰作業が強いられ何んと云っても辛いの一語に尽きる。 過酷な労苦を敢えて我が身…

老いのひとこと

基本打突のお稽古の最中であった。 四十代の巨漢剣士から頂いた正面打突が炸裂し其の刹那に体を右へ躱し衝撃を避けねばならぬところヘマを仕出かした。 多分に反射神経が劣化し退化した証でしょう。 かと言って其れを予期して一瞬早めに体移動を為すは在るべ…

老いのひとこと

17年前のまだ若かりし頃アメリカ西海岸を旅しラスベラスの夜景やグランドキャニオンの絶景を愛でて来たことがある。 その折ドルに換金した金額は全く失念したが残余のドル紙幣を北國銀行に外貨預金として預けた。 以来17年間寝かせたまま眠らせつづけた…

老いのひとこと

好き御日柄の日には好い事がつづくものだ。 後谷の清澄な空気を腹いっぱい吸い込んで其れを吐き出すや否や電話が入る。 弟から突然にも耕運機を提供するから今から直ぐに取りに来て欲しいとの連絡が入る。 どうも此れは我が弟キミの日曜菜園から手を引く決意…

老いのひとこと

ある日の出来事、突然ふなださんが訪れ今から菊水の里へ出向くけど同行しないかと誘われる。 勿論、拒む理由は何処にもない有難きご厚意を素直に受け入れ同乗した。 小原を過ぎ兜山の山影がダム湖の水面に揺れる。 所どころに色付く紅葉が一際浮き立つように…

老いのひとこと

額四峠で直接地表より採取した粘土を器の中で二三年寝かせ手製の陶土に仕立てた。 粘り気が少々物足りなく確かに崩れやすいが何とか使いこなせるように仕向けねばならない。 命名して我が特製の「額四土」とした。 実は数年前に既に額谷窯にて試行実験済みで…

老いのひとこと

体内時計のネジの巻き忘れだろう今朝は少々寝過ごした。 慌てふためきながら飛び出し何んとか第一体操の途中から間に合った。 電柱横に自転車を止め公園入口の空間に身を置きオイッチニオッイチニとやっていると歩道を行く御仁がわたしに近寄りなにがしか語…

老いのひとこと

無断掲載 野党第1党の新しい代表が選出された。 正しいルールに則り選ばれた以上は恨みっこなしのノーサイドで在るべきはずなのに枝野シンパの蓮舫さんは泉新代表誕生へノーコメントのシグナルを発したまま空々しくも立ち去ったと伝える。 この光景は如何に…