老いのひとこと

イオンモール白山へ行って来たが決して自主自律的に追い求めたわけではない。

家内の後に付いて散歩がてらに来てみたわけだ。

どうもモールの意味は散歩をしながらショッピングに興ずる仕組みらしい。

車こそいないが歩道と云うより立派な街路が何処までも延々とつづく。

其の両脇には何百の各種各様のお店が建ち並ぶ。

確かにダイソーや大口水産などの庶民派店舗もあるが概して若者向きの先端ファッションのお店が乱立気味に競合し合っている。

顧客の姿閑散としよくぞ此の様な東京ドームの５倍・ユニバーサルスタジオジャパンの１/３の巨大施設を造ったものだ。

それでも暗躍する商業資本の謎めいた怪奇は最早此のわたしには理解し難い。

歩行練習と体力強化を兼ねて大いに見聞を広め時代の潮流から置いてきぼりを喰わされないように足掻いてみることも偶には必要だろうと割り切った。

家内は孫に着せる誕生祝の品を求めてリューマチ何処吹く風のご様子でせっせせっせと捜し回るから驚きだ。