2023-01-01から1年間の記事一覧

老いのひとこと

焼き上がったが得心の行く作品からは見放されたようだ。 技量は元より詰めの段階で細心の配慮が足りなかったようだ。 家型オブジエの骨壺は概ね原形は留めたものの悲しいかな被せる蓋に立方体の本体が収まって呉れなかった。 意味無き二つの物体が居並ぶ、此…

老いのひとこと

筆を執って賀状を書いた、わずか十枚余りの枚数だが半日がかりの大仕事になった。 やはり齢だ、判断力・決断力・実行力が曖昧になってなかなか捗らない始末に負えない。 後遣り残しはガラス戸の水拭きだがどうしたことか今年はまだ家内からの催促が来ない。 …

老いのひとこと

憎たらしいペイペイとは縁を切ったはずだ。 カチンと頭にくるヤフーウオレットとも絶縁したはずだ。 うるさく付き纏うアマゾンプライム会員契約はいとも簡単にわたしの手で解約手続きを済ませたはずだ。 ところが此れは一体何だ、今以って執拗に請求書が舞い…

老いのひとこと

血液検査で白内障の手術に支障を来たすデーターは確認されなかった。 来春1月10日は右目、1月17日には左目の手術予定日が告げられた。 その間5分も掛からぬ診断を戴くために何んと午前9時からお昼近くの3時間弱も待たされた。 「輝」に乗車すれば2時間25分…

老いのひとこと

雪が来る前の我が生業の一断面になる。 石踏みを済ませ直ぐ横のベンチでくつろぎ何気なく目線を挙げれば額温泉の煙突から黒煙がなびくではないか。長期休業を強いられた御風呂屋さんが一年数か月ぶりに営業再開か、しばし目を遣りカメラに納めた。 やおら席…

老いのひとこと

「一生の不覚」を何度繰り返せば気ガ済むと云うのだ、又々しても不覚を執ったではないか。 焼き上がりに期待を寄せて「高床式倉庫」をアメ釉に浸しヤレヤレ一仕事終えたりと安堵し緊張感が緩んだ其の途端手許が揺らぎあれよあれよという間に地上に落下させて…

老いのひとこと

目の検査の折に瞳孔を広げる目薬を施された所為か焦点が定まらず視界がぼやけ多少運転がし辛かったが強引にも風雨の中「能美ふるさとミュジーアム」を目指した。 新聞で見た「墨書土器」なるものを此の目で確認いたそうと先ずは手取フィッシュランドを目指す…

老いのひとこと

寒波は峠を越したようだが昨夜来の降雪が悪路となり交通の妨げとなる。 立往生を来たすほどでも無かったが昨日につづき今日も大型除雪機が路面の雪を地響きをたて豪快に掻っ攫う。 招かざる置き土産さえなければ有り難いことには違いない。 今回は雪道の難所…

老いのひとこと

漸く初雪が訪れた、20センチほどの湿雪が積もる、取り分け除雪車が入るまでもないのにご丁寧にも車道の雪は両脇に積み挙げられる。 例年のことながら此れが有り難迷惑で手に負えぬ厄介者になる。 車より人、通勤通学者の歩道を何とかしようと老骨に鞭打ち雪…

老いのひとこと

今にも降り出しそうな空模様だが間隙を縫ってラジオ体操に興ずる。 朝めしの頃からいよいよ降り出すがどうもべた雪だ、三日坊主を戒めながら今日も奮発してお出掛けだ。 ところが頓馬なことに必携の木刀をお忘れでは話にならん。 冷たい床の上をひたすら走る…

老いのひとこと

80の坂を下れば誰しも等しくに白内障のお世話になるらしい、御多分に洩れずに此のわたしにも其の症状が出てしまった。 視界が何となく霞む、対向車のライトが豪く眩しい、眼科で視力を計れば案の定両眼とも0.5、此れでは免許更新は完全にOUTだ。 和田…

老いのひとこと

最近の新しい車は各社を問わずライトが上向き加減だ、ビーム車両と思しき迄も眩しい、目が幻惑され視界がゼロに陥る。 実に危険だ、特に高齢ドライバー別けても白内障を患うものには堪ったものではない。 週に一度の夜間運転は走行車輛がそう多くはない鶴来…

老いのひとこと

今日も氷雨、四つ輪で行くしかない、何のなんのこれっきし、昨日より体感温度は厳しくはないぞ。 仕事を終え今日は額谷へ目指し何年振りかで懐かしのふれあい体育館を訪れてみた。 受付で如何にも気障っぽくシニアは無料開放でしょうか個人使用は出来ますで…

老いのひとこと

10年に一度の大寒波が来るらしい、狂ったような暖冬が一変して豪く冷え込む朝を迎えた。 さすがにラジオ体操は敬遠し布団にもぐり込む、朝めしを摂り終えれば小雪が舞い始め愈々本物間違いなしだ。 道場が雪の下に隠れて仕舞わば当分はお預けと相成ろう。 な…

老いのひとこと

農作業雑記 其の一 二三日小春日和がつづきそうだ、野良に出てほうれん草、エンドウ豆、タマネギ、ニンニクに追肥を施す。 化成肥料3に鶏ふん5の混合物を少な目少な目と思いつつもやはりやり過ぎだった。 タマネギの10本ほどが消え失せていたが歩留まりは上…

老いのひとこと

初孫けいたに出逢うのが1996年、御年61の時だった。 来年6月には初ひ孫にお目に掛かれるとは嬉しいことではないか。 御年88にして待望のひ孫出生の佳か知らせを聞いた、初孫娘りなからいみじくも聞いた。 嬉しかった待ちに待った佳か知らせを聞かせて呉れた…

老いのひとこと

荒天にかこつけて歩むべきところをサボって車にて石踏み修行を誤魔化しました。 何日振りかで冬空が晴れ渡ったのを機に今日は草履履きだ。 確かに劣化を意識する老化を更に意識する、足取り重し。 かと言っておのれを責めたり恨んだり藻掻いてみても仕様がな…

老いのひとこと

大阪より再び朗報が入る、双子姉妹のW受賞につづいて兄のマサタカが早々と合格を射止めた。 時代は変わり私大合格の六割が推薦入学だという、孫は時代の波に乗り名門大阪工業大学都市デザイン科に見事合格を果たした。 バスケに熱中しながらも塾とは無縁で…

老いのひとこと

無断掲載 ドクター中松さんの面白いコメントにネットで出逢った。 焼き直しコピーはよろしくないが今回は其のエキスをパクッてしまいました、どうぞお許しを。 今や裏金ドミノが次から次からへと押し寄せ岸田さんはアップアップ、要人を入れ替えても元々腐り…

老いのひとこと

今日は素焼きの窯出し日、五枚のパーツを繋ぎ合わせた花器と高床式倉庫が気掛かりだったが何とか解体は免れた。 但し、やはり接着面が部分的に剥離し危うき状態だ、先生に問い質せば本焼きでは分解こそ免れるだろうが相当歪んだ形で焼成するでしょう、それを…

老いのひとこと

無断掲載 資本主義は崩壊しやがて社会主義社会に移行することを彼のカール・マルクスは説いた。 此の資本論的亡霊が21世紀の今日まですら生き永らえるから驚きだ。 現体制を暴力革命で転覆させ共産主義社会が到来することをまさか正気で信じては居るまいに…

老いのひとこと

無断掲載 資本主義は崩壊しやがて社会主義社会に移行することを彼のカール・マルクスは説いた。 此の資本論的亡霊が21世紀の今日まですら生き永らえるから驚きだ。 現体制を暴力革命で転覆させ共産主義社会が到来することをまさか正気で信じては居るまいに…

老いのひとこと

入れ歯装着の折に金具の部分がキツイよりアマイに越したことはないが余りにも容易く入り過ぎまいか。 但し、食事中に抜け落ちることなく一週間の経過期間中は全く問題はなかった。 保険適用の義歯ではあるが今まで考えられない完璧度があり流石年季の入った…

老いのひとこと

無断掲載 今日の政情は「政治と金」の問題で土台から揺らぎ最早腐り始めているではないか。 放置は許されない、其の善後策を講ずべく衆参両院にて集中審議が持たれ終日テレビにて放映された。 取り分け野党からの切り込みや切り崩しに期待を込めて見入ったが…

老いのひとこと

「踏んで歩いていき生き健康」のフレーズのもと設置された足裏試練道場には随分お世話になる。 「継続は力なり」もうかれこれ一箇年は過ぎた、当初は一回きしで終えたが3,5,7と飛躍的に回数が増え最早病み付き同然で足踏み中毒患者と相成ってしまった。 思…

老いのひとこと

硬くてゴマが噴くのと柔らかくてゴマ無しの甘柿が在りそうだ。 詳しい事は分からないが経験上そのように思える。 先日、後者の扁平なゴマ無し甘柿を仰山戴いた、早速所望いたし皮をむき口に致せば柔らかい甘みが口の中に広がるが否や口全体に異様な渋みが走…

老いのひとこと

無断掲載 自民党の政治家のお方の話に真摯に耳を傾けることは滅多とないのだが報道730で石破茂さんの発言にはついつい耳をそば立てて仕舞った。 此の日は、嘗てのような虎視の如く耽々と睨まれたら縮み上がる鋭い眼光ではなかった、叡智を含む哲人のような穏…

老いのひとこと

現時点では新たなる矢木先生は此の老い耄れに寄り添い良心的治療に当たられるようにお見受けできる。 目下のところは義歯装着すれば多少の違和感こそあれど以前ように食餌中に外れて多大なる幻滅感を味わうことはない。 また発声場面で不都合を覚えることも…

老いのひとこと

コロナ以来数年振りになる町内の野郎会開催の案内状が来た。 如何にも年寄りが烏滸がましくも感じたが会費は当日払いなので申し込みだけして気分に乗じてキャンセルも好かろうと班長さんへ届けて置いた。 大相撲観戦に夢中、霧島関に熱海富士関が挑む期待の…

老いのひとこと

まるで小学生のように「先生お願いします」と手を挙げて質問する。 すると先生は手短に要点だけを教え諭して下る、とても心丈夫に作業が進む。 どんなバカげたことでも気安く問い質せるのが素敵だ。 偶にはこんなことも訊いてみた、先生はミスですかミセスで…