老いのひとこと

今日も氷雨、四つ輪で行くしかない、何のなんのこれっきし、昨日より体感温度は厳しくはないぞ。

仕事を終え今日は額谷へ目指し何年振りかで懐かしのふれあい体育館を訪れてみた。

受付で如何にも気障っぽくシニアは無料開放でしょうか個人使用は出来ますでしょうかと尋ねる。

「何をされるか」と訊いてくるので隅っこで歩いたり走ったと応える。

「まあ良かろう」とお役所の吏員さんらしい対応を戴く。

五年振りかでフロアーの床を踏む、目を奥に転ずればやはり案の定板宮ご夫妻がラリーの真っ最中だ。

プッシュされたボールを奥さんはフォア―で返される延々とつづく。

ご主人がコーチされる微笑ましい光景があの五年前と何ら変わることもなく今再現される、実に素晴らしい。

型通りのご挨拶を交わし旧交を新たにした。

幸い片面が空いていたので軽くジョギングを試みていたら何んと久美ちゃんが声を掛けて呉れたではないか。

むかしと変わらぬ気さくなお人柄が好感が持てる。

オチャサイズのインストラクター役が以前に増して板についたように覗えた。

30分ほどでお暇した。

 

凍てつくフロアーながらも古巣に帰った気分でとても温もりを感じた。