老いのひとこと

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ラジオは東北地方で震度五強の余震を報じている。


幸い津波の心配はなく六ヶ所村や女川にも異常はなかったという。


なので通常通りラジオ体操が流れてきました。


 


ふれあい体育館はいつも通り板宮ご夫妻によるラリーの応酬、いつになく気合いの籠もった激しい球足の遣り取りが諸に伝わってくる。


片面には、操縦桿を握る浅地高松ペアが紙飛行機を編隊で飛ばしている。


相変わらず、その片隅をひた走る人あり。


柔軟屈伸を施し二挙動から一挙動素振りに転じ、次いで右足攻め込み正面打ち打突・・余勢で走り振り向き残心姿勢の繰り返し、やがて息が上がったところで暫し蹲踞姿勢のお稽古で小一時間のわたしのメニューは終わるのです。


 


今日は中学校の同級生の集いの日、近江町市場の「市の蔵」店へひた走る。


カツオの敲きと治部煮のお椀の何んと美味しい事


65年振りに互いに旧交を温めあった。


 何んとしても、この会合の善きところは誰一人として得意顔で自分の手柄話を為される御方がいらっしゃらないという事なのです。


 長続きする由縁は其処にあるのでしょう。


 だからそれ故にわたしも素振りの事も余り仰々しく口には出さないことにいたすのです。


 呈よく言葉をつくろいでその場を中座し次なる会場陶芸教室へ移動いたしたのです。


 表札とランプシェードに色化粧土を施しその上に透明釉を掛けて見た。


 ランプシェードには吹付を試みて見た。


 吹付は初めてだったので講師の先生からのアドバイスやサゼッションを有り難く頂戴いたしたのでした。


 肺活量を鍛えるに足る十分なる運動でした。
 というよりも吹き付けるのに息も絶え絶え結構たいそうな思いをいたしました。


 


それでも何時になく充実した一日であった。


そうでした、苗木への水やりも忘れてはならないのです。