2014-05-01から1ヶ月間の記事一覧

老いぼれの独り言

これ秘密兵器であったはずなのに 奇跡の恢復劇を演じたと自認していたのだがダメだった。 残念至極だが此れまさに自業自得というものなり。 右脚の不自由さを囲って6週間、その間守山道場での施術功を奏して自然治癒力大いに発揮し完治間近いとある日に草む…

老いぼれの独り言

道路脇の草むしりを思い立った。 誰かに催促された訳でもなく自らの意思に従った。 道端のコンクリートの僅かばかりの隙間をかれらは生息の場としている。 決して最良の環境ではないが道行く飼い犬たちが足繁く行き交いその都度ところ構わず用を足していく…

老いぼれの独り言

今年も高校生に紛れ込んで弓道教室に入門いたしました。 講師の先生から教材として梓弓の実物が提示され縄文の昔からの関わりを分かりやすく解説される。 おまけに、ピタゴラスの定理や黄金比率のお話しまでにも話題が及んだのだがむかし高校で学んだ幾何の…

老いぼれの独り言

可憐にも 薄むらさきの まつ毛から こぼれる笑みや まつばうんらん 凛として 筋金入りの 勇姿から 漂ふ気品 松葉海蘭 真っ直ぐに 背筋伸ばして 健やかに 路傍に立つは マツバウンラン 気どらずに こびる色香の いじらしさ 妙にあやしき 松葉うんらん

老いぼれの独り言

コンクリの 合間ようこそ 庭石菖 咲き競う にわせきしょうや 健気にも 道ばたに 身寄せ合いし 庭石菖 庭石菖 誰が名付けし 草なりし

老いぼれの独り言

先週は欠席したので作業が滞ってしまった。 取り急ぎ半乾きの茶碗に底の部分―高台と云うらしいーを付けねばならない。 此の教室では「高台削り」の手法で執り行うのだという。 ろくろの上で「掻きベラ」三本を使い分けながら削り取るうちに高台と称する底の…

老いぼれの独り言

18日の日曜日に金沢ニューグランドホテルで郷土史家横山方子氏の講演を拝聴してきた。 演題は「小堀遠州一族と加賀藩」であった。 わたしは茶人ではないし茶道を嗜んだことも無い。 造園とか作庭とはこれまた無縁なる存在である。 なるほど、並み居る聴衆…

老いぼれの独り言

無断掲載 又しても性懲りなく老いぼれが戯言を繰り返している。 今や政界は捻じれも解消し無風状態です。 一強多弱を背景に安倍政権は視界良好順風満帆の船出をみた。 むかしの古い歌“此の世をば我が世とぞ思う望月の欠けたることの無しと思えば” を彷彿さ…

老いぼれの独り言

無断掲載 袴田巌さんがWBCから贈られた「名誉チャンピオンベルト」を後楽園ホールのリング上でフアンたちに披露したというニュースを新聞の片隅でみた。 それに引き換え、浅田真央ちゃんは一面記事として笑顔を振りまきながら「来季はお休みしてじっくり…

老いぼれの独り言

先日、大きな感銘をいただいた「わたしと宇宙展」のパンフレットに再度目を通していたら本当の主催者団体は何のことはない創価学会であることに気付いた。 なかなか洒落たことを為さったなあと或る意味感心した。 政府自民党は集団的自衛権を体よく憲法を解…

老いぼれの独り言

金沢21世紀美術館で開催される「わたしと宇宙展」へ足を運んだ。 たまたま、ご近所のお方から案内状をいただいたことが切っ掛けでした。 また、幾つかの主催者団体の中にあの「はやぶさ」帰還で脚光を浴びたJAXAの文字が目に入った。 そうであるなら…

老いぼれの独り言

一か月間以上のブランクになる。 暫しの間巻藁の前から遠ざかっていたことになる。 体調未だ万全とは申し難いのだが風薫る皐月の陽気に誘われてつい鶴来詣でと相成った。 本日も、後高颪がまさに獅子吼となり吠えたかって歓迎の陣を敷いてくれたではないか…

老いぼれの独り言

無断掲載 先日の大相撲とても興味深かった。 横綱日馬富士関は小兵ながら気風の好い業師です 片や豊ノ島関は如何にもお相撲さんらしい風貌でお腹が出んと出ていてとても恰好がいい。 この両者が対戦するのをテレビ観戦しました。 軽業師横綱日馬富士関が豊ノ…

老いぼれの独り言

無断掲載 中学校を卒業して63年が過ぎました。 旧陸軍歩兵第七聯隊の兵舎跡を学舎としてわたしたちは学びました。 生々しき軍靴の痕も記憶から既に遠のいたはずにも拘らず今更のように憲法を改正いたさねばなりませんとか秘密保護法なるものがまるで闇討ち…

老いぼれの居合稽古《13》

(春男は) 春を見て 請け流す太刀 体さばく (夏男は) 夏を見て 身を捨て入り身の 小太刀かな (秋男は) 秋を見て 横一文字 抜き放つ (冬男は) 冬を見て 余して抜いて 斬り伏せる 見るは冨士 見ざるは極意 相の討ち 鞘の内 心で以って心を討つ 心で相…

老いぼれの独り言

日曜になるとなぜかしらうずうずと気持が疼く。 先週は自重し自粛したはずの日曜会稽古ではあったが此のわたしから是をば奪い去り取り払うならばまさにもぬけの殻死せるも同然となろう。 体調を見てから見取り稽古に切り代えても構わぬ思いで鶴来街道を走っ…

老いぼれの独り言

右脚の異常が発症してからもう一か月が経った。 あら嬉しや、重症に至らず回復の兆しがとても顕著なので胸を撫で下ろすのです。 普通に歩けるし小走りに駆けることも蹲踞姿勢もできるようになった。 ただ、今以って難点なのは右足親指に体重を支える力が入…

老いぼれの独り言

お手製の糠漬けニシンを試食してみた。 二月初めの寒の内に仕込んだので少々日が浅いかもしれないと思ったのだがヴェリグーだった。 材料の身欠き鰊は国産ではなく米国製の輸入品ではあったが脂がのり身も締まった上物である。 水口さんのレシピ通りに調合…

老いぼれの独り言

雨後の筍と云うが別段雨が降った訳でもないのにむやみやたらと筍が顔を出している。 日毎、額四峠を通り抜ける際には否でも目に入る。 所構わずにょきにょきお出ましのようで不気味にすら映る。 今年は表年にあたり典型的な表作の年に当たるのだという。 四…

老いぼれの独り言

先だっての事きわめて稀有なるコメントが届いた。 藩政末期から維新にかけて当加賀藩にて存在した武士たちの動静を探求なされるお方から偶々わたしのブログに接したというご一報とその所感をいただいた次第なのです。 津田一族の事と遠藤高璟や斯波蕃との関…

剣道はすごいぞ≪5≫

『剣道はすごいぞ』 ―伝統と文化を大切にしてよりよい日本国をめざそうー はじめに 勝利至上主義を信奉する体育部の指導教官が生徒に対し殴る蹴るのシゴキと称する体罰を加えたことが結果的に若き命まで奪ってしまった。 言語道断であり決して容認できよう…

老いぼれの独り言

連休も終わり生活のリズムは平常に戻った。 今日は久方ぶりに陶芸教室へ出向いた。 乾き切った「ぐいのみ」の素焼き工程は次週とのことであった。 第二作目は「ちゃわん」であるという。 粘土で棒状の「ひも」と称するものを作る。 何事にもコツがある。 此…

老いぼれの独り言

骨肉相食むような醜聞を平然と披露する愚か者が此処にいたのです。 義理の両親の他界後事業を引き継いだ義弟が放漫経営がもとで巨大な不良債権を抱え自己破産した。 愚かにも連帯保証の捺印を為した此のわたしはそのとばっちりで世の仕来たり通り尻毛も抜か…

老いぼれの独り言

本来なら国旗を掲揚し降納いたすべきところ此のわたしは鯉のぼりの掲揚と降納をいたした次第なのです。 大阪の孫たちは丁度「憲法記念日」から「子どもの日」を目指してやって来た。 国旗も鯉のぼりも両方掲げて然るべきところわたしは何故かしら心情的に後…

老いぼれの独り言

開店休業といってよい。 とに角忙(せわ)しない。 もとより、孫たちの来訪は言うに及ばず大歓迎だった。 閑散としたわが家が行き成り賑やかにふくれあがり明々と電気が灯っただけでも大したものだ。 キャーキャーワイワイとにかく蜂の巣を突いたように賑々し…

老いぼれの独り言

この際、脚を患い為る可く人様に無様な形態を披露したくはなかったのだが先日はその第一号の失敗譚をのせた。 ところが、早くも第二号を仕出かしてしまったではないか。 額四峠に至る寸前の箇所で思わぬ失敗をした。 光が丘地内の小路を登り切り二車線の大…

老いぼれの独り言

大阪から孫たちが來る。 孫たちは田舎のジイジバアバの顔を見に来てくれるのでしょう。 何も家の廻りの草むしりがちゃんとできているかそんなことを気に掛けてやってくるはずがない。 かりに草ぼうぼうでも取り立てて何も感じないかもしれない。 しかし、余…

老いぼれの独り言

藤の花が咲き揃い咲き競っている 藤棚の下は花の香りで満ち溢ふる 何とも形容しがたき清楚な香り 早朝ほど芳醇なのかも知れない 勿体無くも独り占めし全身で浴びる 身もこころも清められ癒され慰められる 藤棚の下はわたしの朝の隠れ家 ラジオ体操の準備運…

老いぼれの独り言

足の指で床を食む 足の指で床を掴むように 尺取り虫のように床を這う 足の指をくねらせてじりじりと前へ出る 足の指を繊毛運動させて前へ移動する 相方に気付かぬように間合いを図る 相方に気付かぬように自分の間合いを作る 相方には遠く自分には近い間合…

老いぼれの独り言

素足で大地に立ち 足の指で大地を掴む 大地と握手を交わす 大地のぬくもりが伝わり 大地から活力をいただく 公園の芝草の上に立ち ラジオ体操しながら 足の指で大地を掴む 足の指もリズムに合わせ 体操す 足の指で大地を掴み 下っ腹に力を込めて 踏ん張れば…