老いぼれの独り言

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開店休業といってよい。
とに角(せわ)しない。
もとより、孫たちの来訪は言うに及ばず大歓迎だった。
閑散としたわが家が行き成り賑やかにふくれあがり明々と電気が灯っただけでも大したものだ。
キャーキャーワイワイとにかく蜂の巣を突いたように賑々しく協奏曲が奏でられる。
乳のみ子から双子の四歳児に小3のお兄ちゃんの四者四様の振る舞いに振り回されて明け暮れる。
旋律整わない弦楽四重奏は耳障りな不調和音に変化し狂想曲に成りかねない。
「子どもの日」は五月五日だけでなさそうだ。
兎も角此処は連日が子ども天国、天真爛漫に嬉々とした面立ちでみな胸の内を開けすっぱに明かしてくれるのです。
それを歓びで以って迎え入れて然るべきところを鬱陶しいなんて飛んでもない過ちだ。
齢を加算るとむかしの頃の子どもに返るというがわたしは未だ彼らと同じ境遇には至らず共感を得なかったのは了と致すべき事なのでしょうか。