2016-08-01から1ヶ月間の記事一覧

老いのひとこと

今回は法華宗のお坊さんのお話でした。 南無妙法蓮華経宗の略称を法華宗というとのことでした。 日頃から罰当たりなことしか為さない信心する心を持ち合わせないわたしには今日のお話はやはり難しすぎました。 法華宗のお話を噛み砕いて下さったがそれでもよ…

老いのひとこと

壁を背にしてだるまさんがいる。 面壁九年のだるまさんではない。 臨済宗をこころざすだるまさんでしょう。 明るく赤色の法衣が少し汚れたのかくすんだ赤色に変色してしまいました。 赤銅色 (しゃくどうしょく)と呼べばよろしかろうか。 それとも茜 ( あかね…

老いのひとこと

家の近くの主要県道に沿う歩道にはトウカエデの街路樹が立ち並ぶ。 植込みの箇所は地肌が露出するが周りはコンクリートで覆われている。 当然の事ながらその植込み箇所には雑草が見苦しく生い茂る。 此れは酷いと思われる時点に及べばお役所の方々は綺麗さっ…

老いのひとこと

恒例の夏の町会行事、夕涼み食事会が催されました。 ある年には、手取川水系の清流に会場を移しバーベキューや岩魚取りに興じてみたり、また会場を町内の公園に移しテントを張りシートを敷き詰めてその上で焼き鳥やめった汁に舌堤を打った時もあった。 今年…

老いのひとこと

2週間ぶりの鶴来道場になる。 わたしの唯一の拠り所が此の日曜会稽古になる。 萎えしぼむ体力は気力で補うしかない。 処が、喜び勇んで道場の床を踏んだのだが十日間余りのブランクがやはり大きすぎた。 両の脚が力なく棒のように攣ったままで下っ腹がふやけ…

老いのひとこと

我がサイクリングロードの最大の難所「額四峠」にとうとう落石防護柵がお目見えになりました。 予てより気には掛けてはいたが通りがかりの何方かが役所へ具申なさったのでしょう。 現場こそ目撃したことはなかったが人の頭台の真ん丸い石ころが歩道に乗り上…

老いのひとこと

無断掲載 100年に一度しか輩出しないと云われるオバマ大統領が「核先制不使用論」を口にした。 プラハでの「核廃絶論」を現実のものとし具体化させるための一つの一里塚に過ぎないかもしれぬが流石オバマさんやはり只者ではありません。 そりゃ口先だけの理…

老いのひとこと

左手の親指の付け根付近が強直している。 親指の第2関節から手首付近にある第3関節に掛けて自由が利かない痛みすら走る。 ここ最近とみに症状を意識するようになった。 竹刀の場合は小手をするので問題はないが木剣と刀の際は確かに違和感を覚える。 まだ脱…

老いのひとこと

むかし白河法皇が賀茂川の水と双六の賽と延暦寺の山法師には困ったものだ。 余のままならずは此の三つだと語ったという。 此のわたくしのどうしても意のままにならない事はそりゃ無数にありましょうが中でも唯一最もやっかい者は例のHbA1cの数値だ。 医…

老いのひとこと

「くろ」と「あか」と「あお」の三色の顔料と各種絵筆が準備されています。 九谷焼の絵付け体験会に参加してみた。 小学生のお子さんたちに交じって初めての体験でした。 尤もあの繊細な九谷独特の絵柄を真似て勉強すなんて飛んでもない出来っこない。 なの…

老いのひとこと

ポッコリ腹を気にする柄でもないくせにダイエットと称して体育館を利用する。 するとお茶のクミちゃんからお茶効能のおすすめ講話をよく聞かされる。 ダイエットはもとより老化防止のためにも生活習慣病の予防策のためにもお茶は打って付けなのだと試しに此…

老いのひとこと

生来のクーラー嫌い、片意地張って天然クーラーを愛用する。 窓を全開にして風を呼ぶ。 ちょっとした空気の動きが快適な涼風と化す 酷暑でも猛暑でもどちらでもよい、とにかく熱い。 高齢者は屋内にいても要熱中症対策のご忠告、水ばかり飲むので胃液が薄ま…

老いのひとこと

孫よ孫よと幾らもてはやす間柄であってもさすが四六時中接しておれば気忙しく感じる時も正直のところありましょう。 でも、バイバイ又来るねと別れを惜しんで立ち去ればこれまた胸中に大きな空洞が生じ寂しい限りだ。 三泊四日の滞在を終え孫たちは帰って行…

老いのひとこと

16日のお盆明けの日に予定通り墓参りを済ませた。 大阪の息子たちは決まってお勤めだけは必ず励行する。 此れだけは見上げた事だといつも感心するばかりだ。 取り立ててわたしらが躾けた覚えは何処にもないのだから恐らくはお嫁さんの実家からの影響なのだろ…

老いのひとこと

七十一回目の終戦記念日は何時になくどうしたことか雲に覆われ今にも降りだしそうな空模様である。 早起きした孫たちにせがまれて最寄りの学校のグランドに遊ぶ。 上の孫は息子とキャッボールを双子ちゃんはバッタ採取に余念がない。 挙句には靴を脱ぎ棄て裸…

老いのひとこと

孫に曳かれて海水浴、手こそ曳かれたわけではないが海パン諸共海へ飛び込み潜ってきた。 泳げたではないか、不思議なものだとひとり感心した。 でもこれが泳ぎ納めかと思えば少しばかり寂しい。 それにしても何年振りになるか思い返すがどうしても思い出せな…

老いのひとこと

我が一族郎党が一堂に会す。 隣国侵略の作戦会議には非ずして焼肉を共食いする夏の一夜の団欒であった。 七輪の炭火を囲んで孫たち6人が真夏の夕餉を共にした。 コストコまで出向いて仕入れた大量の食材もあっという間に平らげたではないか。 仙台特産の牛タ…

老いのひとこと

炎天下の夏枯れネタ不足を新聞より補うことにした。 「政鄰記 ( せいりんき )」全冊解読挑むの見出しに胸躍る。 郷土史家高木喜美子さんが主宰する「政鄰記を読む有志の会」の方々が此の先五年後を目途に全三十一冊の解読に向けて鋭意挑むとの中間報告です。…

老いのひとこと

我が家は北陸中日新聞を定期購読している。 此の新聞は、いろんな仕来たりとかしがらみに捉われることなく時たま思い切った記事を編集されびっくりさせられる。 さすが一面はメタルラッシュに沸くリオからの朗報で飾られていたが二面には驚くべき記事をスプ…

法定の事≪11≫

法定の事=右轉左轉 その2 深まりゆく秋の情景に似て刻一刻と季節の移ろいが忙しなく右転し又左転する。 此の変化に遅滞なく身を処すことの大切さを諭しているのでしょう。 「~涙いで 光にうたれ 木の葉の散り敷くを見 けだものの嬉々として走るを見 飛ぶ…

老いのひとこと

7月14日に傷めた左下犬歯が此処に来て様子がおかしい。 ぐらつきは有るものの嚙み合わせには異常なく採食時には右側の方で間に合わせていたが愈々この時期に至り食事がままならない状態に陥ってしまった。 少々痛みが走り咀嚼が敵わなくなってしまったの…

老いのひとこと

世間のことには疎い盆暗でした。 居て当たり前のような天皇さんをただぼんやり見るのではなく目を見開いて直視しなければならぬことを此の際はっきりと教えていただきました。 予てより、明仁天皇の存在は只者ではないとは思ってはいたが筋金入りの人物で在…

老いのひとこと

陛下の生前退位の強いお気持ちが間接的表現ではあったがなされました。 今日の日に先立つこと先月七月十五日に突然ビッグニュースが流れました。 参議選直後のあの日を選んで何故陛下はあの挙に出られ遊ばされたものなのか。 普通のまともな日本人ならば極め…

老いのひとこと

土鈴、三作目も思うようにはいかなかった。 あがた森魚さんの赤色江レジに綾香って幸子の名前を拝借させていただくことにした。 何処となく薄幸の身の上を漂わせる幸子の名前に因んで此の土鈴にも幸子の名前を付けさせて戴くことにした。 よわい八十路の作り…

老いのひとこと

ご近所で目にするちょっとした空き地に今年もワルナスビ君が諺通りに「憎まれっ子世に憚る」の体で繁茂している。 しかし一見、よーく見れば周囲の皆さん方にはいろいろと何やかやとご迷惑をお掛けしていますのでと、随分遠慮がちに気兼ねしているようにもわ…

老いのひとこと

動物園の檻の中のお猿さんのように行ったり来たり同じ動作を繰り返す。 体育館内の短径の隅っこをまるで檻の中の動物のように行ったり来たりしている。 土日を省いた年がら年中毎日のように同じことを繰り返す。 傍目にはさぞかし異様に映ることでしょう。 …

老いのひとこと

今回の講座はお坊さんではなく神主さんでした。 村の鎮守の神様は、治まる御代の神様でもあった。 ドンドンヒャララドンヒャララの笛の音の陰にやはり国家神道の古き明治の匂いがしても仕様がない。 官僚制度を固めた大久保利通初代内務卿が村の鎮守の神様を…

老いのひとこと

なんの屈託もない安らいだ寝顔、そしてにっこり笑みを湛える。 人間の赤子同様にチンパンジーも今またニホンザルの赤ちゃんにも同じ笑顔があったのだと報じている。 世の生き物たちにもほんの瞬時の片時であったにしろ本当の平和な一時があることをそれとな…

老いのひとこと

始めからこうなることを予測はしてない はじめからこのような児をもうけようとは思わなかった 初めからひび割れした不遇の仔を創ろうとは思わない 一から離れ離れになった使い物にならない娘を望んだわけではない 肇から焼け爛れたような不憫な子を望むべく…

老いのひとこと

吉よりも凶を篤く致すべし 北陸中日新聞は東京新聞系統の地方紙だと聞く。 朝日・毎日以上に歯に衣着せぬ論調で世相を一刀両断なされる。 今日の朝刊を見て大変驚いた。 首都東京の出来事ならば紙面一ぱいのデッカイ活字が躍り出るかと思いきや何と千代の富…