老いのひとこと

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七十一回目の終戦記念日は何時になくどうしたことか雲に覆われ今にも降りだしそうな空模様である。


早起きした孫たちにせがまれて最寄りの学校のグランドに遊ぶ。


上の孫は息子とキャッボールを双子ちゃんはバッタ採取に余念がない。


挙句には靴を脱ぎ棄て裸足で砂のグランドを駆け回る。


足の裏の刺激が余程心地よかったのか暫し自然児に返ってとても満足そうだ。


広い海を目の当たりにし広い空を仰ぎ見てさらに広い広い広場に身を置けば誰しもみなこころまで広くなる。


みな心身ともに寛ぎ安まり和みそして癒される。


 


その内、愈々雲行き怪しくとうとうポツリポツリと中り始めました。


朝食をとって孫たちは昆虫館と二十一世紀美術館を目指し土砂降りの中出て行った。


最後はライトアップされた動物園まで欲張ったのだという。


 


正午には晴れ上がり陛下からのお言葉を戴いた。


いつになく、象徴天皇が御自ら戦争を戒め回避することを意思表示なされ不戦の誓いを今更のように固くなされた。


わたしにはそのように意を注がれるお姿に強い感銘を受けた。