老いのひとこと

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16日のお盆明けの日に予定通り墓参りを済ませた。


大阪の息子たちは決まってお勤めだけは必ず励行する。


此れだけは見上げた事だといつも感心するばかりだ。


取り立ててわたしらが躾けた覚えは何処にもないのだから恐らくはお嫁さんの実家からの影響なのだろう。


墓参七つ道具を必携する習慣は当然こちらが見習わねばなりません。


幼い孫たちも墓前ではちゃんと蹲って手を合わせているではないか。


 


野田山山頂の絶景の地に実弟が眠る。


わたしの父方のご先祖はもっとも裾野に位置して建つ。


母方のご先祖は中腹の芝山の地にある。


どうしたことか香太郎が建てた灯篭が一基崩れ落ちている。


気になったがどうしようもない。


後日、復元いたさねばならない。


家内の実家の墓地まで移動し古刹西方寺の雰囲気を味わう。


 


図らずも、先祖を敬う事の大切さを息子たちに教え授けられたも同然、まことにかたじけない次第なのです。


 


帰宅に際し、孫たち全員が仏壇の前に鎮座しお鈴を


鳴らし一斉に合掌してくれた。


とても有り難く思った。