老いのひとこと

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炎天下の夏枯れネタ不足を新聞より補うことにした。


政鄰記 ( せいりんき )」全冊解読挑むの見出しに胸躍る。


郷土史家高木喜美子さんが主宰する「政鄰記を読む有志の会」の方々が此の先五年後を目途に全三十一冊の解読に向けて鋭意挑むとの中間報告です。


加賀藩士津田政鄰 ( まさちか )が藩内の出来事を日誌風に詳細に書き留めた貴重な史料に違いなく関係者からは強く嘱望されているらしい。


 


津田清三郎近猶は実父金太郎と実母の墓碑を野田山の地に建立した。


上に掲げた文面は実母の墓石に刻み込まれた碑文の文言になる。


息子が自分の母親の為人 ( ひととなり )についてその概略をしたためている。


 


≪母は安政2年に58歳で亡くなりました。


津田左近衛門政鄰の弟に当たる津田三左衛門が柘植家に養子入りし柘植三右衛門と名を改めましたが此の三右衛門の次女が実兄左近衛門政鄰の養女に迎え入れられその後私の実父津田金太郎のもとに嫁いだことになる。


つまり、津田政鄰の姪っ子が私清三郎の母になる。≫


 


8月16日盆明けの日に大阪の息子らと共に墓参りします。