老いのひとこと

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我が家は北陸中日新聞を定期購読している。


此の新聞は、いろんな仕来たりとかしがらみに捉われることなく時たま思い切った記事を編集されびっくりさせられる。


さすが一面はメタルラッシュに沸くリオからの朗報で飾られていたが二面には驚くべき記事をスプークしていた。


日本が戦争を放棄した憲法九条の規定はアメリカのマッカーサー元帥から指示され押し付けられたものだと散々喧伝されてきた。


ところが何と戦争放棄を最初に提案したのは時の総理大臣幣原喜重郎であったのだとマッカーサーの手紙文を物的証拠に新事実を突き付けたのです。


マッカーサーは幣原宰相に対し先見の明と国を治める才覚と素晴らしい叡智の持ち主だと高く評価したのだという。


つまりはマッカーサー自身が敗戦国日本の先見の明と経国の才と叡智を認めた事と相成ろう。


東京大学の堀尾先生のご見解なのだという。


すると、恐らくは片やもう一方の勢力からはそもそも幣原発言はマッカーサーからの強圧に屈し云わしめられた虚言に過ぎなかろうと反論されて来られよう。


でも、此の強要された新事実が検証されない限り日本国中の小中高校の教科書を改訂いたさねばならないくらいのビッグニュースになりはしないだろうか。


幣原喜重郎の人物像については何も知らない。


どのような政治家であったのか少し勉強しなければならない。


 


況してや、学校の先生は此の問題を子どもたちにどう教え子どもたちをどう導かれるのでしょうか。


 


 


内村選手の逆転金メダルに匹敵するくらいの大きな新聞記事ではなかったでしょうか。


さあ、秋からの国会審議とりわけ憲法審査会での論議からは絶対に目を離されません。


9条を改正するのかしないのか日本人ならば老いも若きもみな目を皿に固唾をのんで見守らねばなるまい。