7月14日に傷めた左下犬歯が此処に来て様子がおかしい。
ぐらつきは有るものの嚙み合わせには異常なく採食時には右側の方で間に合わせていたが愈々この時期に至り食事がままならない状態に陥ってしまった。
少々痛みが走り咀嚼が敵わなくなってしまったのです。
自然の成り行きに任せ知らぬ間に音もなく痛みもなくポロリと脱落する日を待ち望んだのだがどうもこれが旨くいきそうにない。
自然の摂理に任せたいのだが、困ったことになりました。
手で摘まみ引っこ抜こうと試みるがさすが痛い出来そうにない。
やはり、麻酔を打って処置してもらうしかないのだろうか。
誰しもピンピンコロリを願わないものはいないのだがそうは巧くゆきそうにない。
でも食事がままならず、業を煮やし切ったわたしは掛かり付けの歯医者さんで麻酔注射と共に引っこ抜いてしまった。
両親から授かった80年来の大切な一本を自ら成仏させた。
おー、愛しの我がクレメンタリーよ永い間わたしと一緒にいてくれて有難う。
おー、さらばよクレメンタイン・・・