老いのひとこと

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むかし白河法皇賀茂川の水と双六の賽と延暦寺の山法師には困ったものだ。


余のままならずは此の三つだと語ったという。


 


此のわたくしのどうしても意のままにならない事はそりゃ無数にありましょうが中でも唯一最もやっかい者は例のHbA1cの数値だ。


医師は無言で手渡してくれただけで指導忠告の類は一切なかった。


ただ助かったことは投薬勧告がなかったことだ。


医師が薬を飲みなさいと宣告されなかったことはそれなりに此の数値であってもまだまだ一線を越えてはいない。


喜んでもいいじゃないかとおのれを説得するのが精一杯の有り様だ。


 


正直、此の7,6の数値を見て先ずは無性におのれに腹が立った。


何と情けないダメな奴だとおのれを責めた。


どうしようもない愚か者めが、これからどうしようというのかと散々おのれを罵った。


仕舞いにはアホ臭くなりどうにでもなれとおのれを突っ放した。


玄米飯を三ツ箸作戦で努力した果てが此の様でした。


努力の甲斐がありませんでした。


悲しくなりました。


あーあ神よ仏よ、どう致せばよろしかろうか。


あーあバカ臭い、どうにでもなれ!だ。