我がサイクリングロードの最大の難所「額四峠」にとうとう落石防護柵がお目見えになりました。
予てより気には掛けてはいたが通りがかりの何方かが役所へ具申なさったのでしょう。
現場こそ目撃したことはなかったが人の頭台の真ん丸い石ころが歩道に乗り上げている。
一つや二つではない数個に及ぶ日もあり下手をすれば外環道の疾走車両を直撃しないとも限らない。
お盆過ぎの頃から工事が始まり骨組みの基礎打ちまでは出来上がったようです。
工事関係者にお話を伺っていて「成る程なり」と大いに納得したのです。
夜陰に紛れて彼の美食家のイノシシ君が葛の根株を掘り出すために其処ら中に巨大な穴ぼこを設営するらしいのです。
邪魔な石ころは前足で崖下へ巻く擦り落とす按配だ。
石ころの数だけイノシシ君には美味しい葛の根に在り付けたことと相成ろう。
そう云えばカモシカ君、こう暑くては山奥の深山へお住いを移したのでしょうか。