老いぼれの独り言

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お手製の糠漬けニシンを試食してみた。
二月初めの寒の内に仕込んだので少々日が浅いかもしれないと思ったのだがヴェリグーだった。
材料の身欠き鰊は国産ではなく米国製の輸入品ではあったが脂がのり身も締まった上物である。
水口さんのレシピ通りに調合したはずだったがザラメ糖の分量が余計過ぎたのかも知れぬ。
減塩効果が顕著で脂身の乗ったとてもジューシーな口触りに大いに満足し得心した次第である。
ニシン独特の渋味に唐辛子が微妙にマッチして絶妙の味具合だ。
秋口ころまで待てば、さらに小糠の発酵作用が乳酸菌を増殖させ重厚な味覚を醸し出すことでしょう。
下戸の家内はそぐわないので独り言を呟きながらやはり独り酒でゆくことにいたしましょうか。
ぐいのみでぐいぐいという訳には行かない。
やはり、おちょこでちびりちびりがいい。
筍料理が味を添えて呉れそうだ。