老いぼれの独り言

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一か月間以上のブランクになる。
暫しの間巻藁の前から遠ざかっていたことになる。
体調未だ万全とは申し難いのだが風薫る皐月の陽気に誘われてつい鶴来詣でと相成った。
本日も、後高颪がまさに獅子吼となり吠えたかって歓迎の陣を敷いてくれたではないか。
初心に返り、霊験あらたな気持ちを込めて射法八節に挑んだ。
初射で以ってその感覚が甦り思い出したではないか。
諸々の所作は概ね身にこびり付いていたようだ。
的代わりの白墨片には二回的中した。
子ども同然の仕種ではあったが内心安堵の色濃くするおのれ自身が其処に居ることに気付いた。
わらびしいこととは思ったがそれでも構わなかった。
処が何分、右足を半足退いての着座と左足半足出して立ち上がる動作が儘ならないのです。
取り分け、立ち上がる事が未だ敵わない有り様はうら悲しい限りだ。
小一時間も経たぬうちに腰椎の辺りがじんわりと凝り始めやがてずきんずきんと疼痛を模様し始めたではないか。
這う這うの体で弓を外して退散いたした始末なのです。
情けない限りです。