老いぼれの独り言

イメージ 1
 
 
藤の花が咲き揃い咲き競っている
藤棚の下は花の香りで満ち溢ふる
何とも形容しがたき清楚な香り
早朝ほど芳醇なのかも知れない
勿体無くも独り占めし全身で浴びる
身もこころも清められ癒され慰められる
 
 
藤棚の下はわたしの朝の隠れ家
ラジオ体操の準備運動の為のトレーニングジム
目覚めの悪い縮こまり強張った老躯を引き伸ばし引き曲げ押しつぶす
右の脚に入念さを増せば見る見るうちにほぐれ去る
復元力と云おうか自然治癒力のお目覚めを自覚す
藤棚の下は自身との対話が叶う貴重な道場だ