老いのひとこと

10年に一度の大寒波が来るらしい、狂ったような暖冬が一変して豪く冷え込む朝を迎えた。

さすがにラジオ体操は敬遠し布団にもぐり込む、朝めしを摂り終えれば小雪が舞い始め愈々本物間違いなしだ。

道場が雪の下に隠れて仕舞わば当分はお預けと相成ろう。

 

ならば「非切」と「怯懦を退ける勇猛心」を奮い起こし此の寒さの中石踏み決行を決断す、但し横殴りの氷雨では車で行くしか無かろう。

痛さに冷たさが倍加して足裏への今日のしごきは此れまさに格別の快感なり。

何事も納得し満足するに勝るものなし。

 

午後3時ごろ雲の切れ間の間隙を縫って二度目の敢行、自転車と言う車にて直行、十分間の寒修行に汗を掻く。