老いのひとこと

    無断掲載

今日の政情は「政治と金」の問題で土台から揺らぎ最早腐り始めているではないか。

放置は許されない、其の善後策を講ずべく衆参両院にて集中審議が持たれ終日テレビにて放映された。

取り分け野党からの切り込みや切り崩しに期待を込めて見入ったが既に与党寄りを公言して憚らない国民民主党と此れまた第二自民党を自認する日本維新に会の体たらくな振舞いをまざまざと見せ付けられ呆れ果てた。

謙虚さを欠いた自己礼讃と自画自賛に終始したまるでやんちゃ坊主が鬼の首を獲ったが如く「身を切る改革」の成果を誇示し子供のようにはっしゃぎ居る。

此の喫緊の要事の折におのれの手柄話にうつつを抜かす党首の姿は見て居れないのだ。

斯くなる幼稚な政党に国政を任すなんてとんでもないことになる。

 

矢張り野党第一の「立憲民主党」は益々性根を据えて自己研鑽を積み挙げ有権者からの信頼を得るように更に勉励すべし。

私見だが出番を後藤―西村―枝野、枝野さんを三番手に置いて維新馬場との余りにも大きな隔たりと品位品格の格差を視聴者に大いに強調すべきだったのではなかろうか。

また西村さんは枝野さんに圧倒されどうしても力みが出て日頃の持ち味が充分に発揮できなかった感があった。  

午後の蓮舫・石橋も圧巻だった。

いつも口にする例のあの方の「ドキドキわくわく感」のお株を拝借できたことは極めて痛快だった。

これぞ真実の「どきどきワクワク」政治なのだ、馬場さんよくお解かり遊ばされましたでしょうか。