2021-12-21 老いのひとこと 今日は陶芸の日、一時土と戯れる。 八角水滴と香炉と額四土による丸茶碗に四角一輪差しの成形上の不具合や欠陥部分の微調整に当たる。 普通常識的には作業の途中でこういう馬鹿げたことは一切成さないらしいがわたしは平気で常識外れの作業に熱中した。 充分に乾燥し切ってはいるが何分焼成前ゆえ下手をすれば必ずや毀損を来たそう。 慎重を期さねばならない。 カキベラと三角ナイフとメス状のナイフに半丸カンナに加えて彫刻刀並びに木ミシンの刃を七つ道具に仕立てて事に当たる。 凹凸部分の出っ張りをはつるように削る。 透かし彫りには木ミシンの刃で削る。 あれやこれや手を変え品を変えて専ら削る。 今日も二時間があっと言う間に過ぎた。