2021-12-29 老いのひとこと 幸い翌日の雪は差ほどでもなかったが取り残した残務が在る。 角地ゆえの三差路が在ってよくよく車が立ち往生する。 先ずは其処を片付けようと見れば綺麗に除けぞらせてあるではないか。 珍しい現象です、曇天ながら気持ちだけは晴れ渡りゆく。 高堀三差路に意を注ぎおもんぱかって呉れた有志が居ることに気付いた。 恐らくはご近所のTさん以外は考えられそうもない。 有り難いことです、共助の見事な実例を目の前にし頭が下がるだけだ。 ところが川沿いの車道に目を遣れば我が家の所轄部分だけが離れ狐島のように取り残される。 其れ見よがしの晒らけもの同然、ご近所には若き世帯も在りながら知らぬ存ぜぬお構いなしの呈、曇天の気持が益々曇りゆく。 此方には共助の欠片も見当たらなかった。 老体を鞭打って右下手投げに織り交ぜて 時折左下手投げを繰り出しながら腰を労わりながらスローペースで圧雪を除けぞった。