老いのひとこと

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道端のワルナスビの二度咲き遅咲きの花を見つけた。


さすが此の徒花には実は付かないだろう。


 


自然の営みは此のワルナスビにも生命の営みを分け隔てなく与え給うた。


トマトに似た小さな丸ナスが結実し等しく実りの秋を謳歌している。


生命の維持と種の継続を保証し給うたのです。


 


如何に毛嫌いされ忌み嫌われ踏みにじまれようが一つの生命体として立派に生き続ける。


ただ見目麗しく誰からも寵愛される多くの植物とは異なる。


肩身狭そうに遠慮がちに道端の荒れ地にて、でもしおらし気に精いっぱい生きている。


ワルナスビよ、気兼ねなく堂々と生きたらいい。


 


見放され疎んぜられ触ることすら忌避されし路傍に横たわるライ患者に聖人マザーテレサは愛の手を差し伸べ愛の言葉を囁き神の使者としてすべてを捧げられました。