老いのひとこと

令和6年も早や三か月が過ぎんとす、一週間の何んと速いことまるで矢の如しだ。

丁度この一週間後に大阪の孫たちがコロナ以来四か年ぶりにやって来る、もう直ぐではないか嬉しいなあ。

その翌日には息子たちも集って山代温泉で一夜を伴に致すことにした楽しみだなあ。

 

その時には忘れずにホワイトデーのお返しをしなくてはなるまいぞ。

その折にホワイトチョコでは能はない、考えあぐんだ末にわたしの使い古しの書道道具とわたし自作の陶芸作品にでもしようかなあ。

でも弱ったなあ、硯箱は一つしかないのに双子ちゃんは揃ってお習字を嗜むお姉ちゃん優遇とは参らず難しいなあ。

そうだ硯と硯箱一式に分けることにしよう。

三女のルイちゃんには約束の自作の陶器製鉛筆立ては好い、晴れて大学に進学するマサには「広辞苑」にしようかなあ、むかしなら善い贈り物の筈なんだけどなあ。

 

 

やがて桜が咲き誇り、そして散り終えた其の頃には一番孫娘から初ひまごちゃん誕生の朗報が舞い込むのだ、もう直ぐだ、待ち遠しいなあ。