老いのひとこと

三男坊が1985年6月14日百万石祭りの当日の朝方雷鳥の人となり上阪した。

幾霜雪を経て椅子帳工技師として大成し業界では名たる人物にまで昇りつめた。

また掛け替えのない伴侶を得て一男三女の子宝にも恵まれる幸せ者なのだ。

其の彼が家族と共に故郷に錦を飾る、僅か二日の滞在だが子らの部活動の合間を縫っての綱渡りのスケジュールだったらしい。

雲を衝く大男大女に成長した育ち盛りの孫たちは家内が作る田舎料理を満更でもなさそうにして平らげて呉れたので家内もいたって満足気だ。

 

 

さあ、明日は新調した高橋家と中川家の墓参りに同行しよう、また午後には珍しくも始めて兄弟三人そろっての山代温泉ゆきがある、わたしらも一緒に連れて行って貰うことにした。

嬉しいなあ楽しみだなあ。