老いのひとこと

             無断掲載

自公政権が言いたくても言えなかった高齢者の医療費負担を三割にする案を「日本維新の会」は政権の肩を持つように平気で代弁したではありませんか。

 

また、日英伊3国が共同開発した次期戦闘機を第三国へ輸出する問題を自公で協議する中へ「日本維新の会」は強引に割り込んで別途に自民と維新による協議を新たに働き掛けたのだという。

 

何せ対話外交・政党外交を党是とする公明党では積極的推進が覚束ないと踏んでの話なのでしょう。

維新が介入したことで公明は警戒しながらも終には武器禁輸の掟も蔑ろにされ自公維による安倍流の積極的平和外交の復活劇が展開される日も恐らくは近かろう。

 

野党第一党奪取」と「立民を叩き潰せ」を公言して憚らなかった馬場維新さんの党勢が此処に来て少しく立民に凌駕される潮流の変化に顔色を変えて狼狽えなさっている。

「医療費三割」と「防衛策強化」で若年層からの支持を煽り支持拡大に狂奔なされていらっしゃいまする。

 

泥舟と化した岸田政権が或いは若しかして過半数割れの窮地に立たされた折には逸早く維新さんが救いの手を差し伸べて自公政権に寄り添い連立政権に組する手筈を整えられたのです。

自称第二自民党を自認するなら在って然るべし、全然可笑しくはない。

其の為の布石を早々と打って出られと言うことではありませんか。

 

 

斯くなる事態を阻止するためにも立民の躍進に期待するしかないが目下のところ其の妙なる策を立民は持ち合わせていないのは何とも淋しい限りだ。

と言うよりも立憲民主党は連合芳野と共産田村のご両人から足を引っ張られ股裂き状態の様は見るも無残、実に情けない。

此の無様さを解消できずして政権交代を語る資格は毛頭御座いません。

そうでは在りませんか、ネエー泉代表さんよ。

 

此の難解なる数式を解きほぐす素養が君には求められている。

 

理解者とおぼしき古賀茂明氏、尾中香尚里氏らからのお智慧を拝借できぬものだろうか。